Writer:Oumi

過去録

十月は黄昏の国

十月に入るとにわかに忙しくなるのが分かっていたので、がんがん放出してみました。
放出するものがあっただけともいう。

「冠を持つ神の手」はまあそんな感じの地味な話です。
魔王が復活したりとか、世界に危機が訪れたりとか、世界の秘密を探求したりとかはしません。登場人物も皆、超人とかではありません。
Southwardは約一名が荒唐無稽で困ってしまいますが、そんなこともありません。
登場人物は皆それぞれに仕様もない奴らで、製作者的には書いてて楽しいですが、プレイヤー的にはどうか自信がありません。阿呆とか地雷とか依存症とか独善的とかそんなのばっかだ。
吉里吉里にflash組み込むことができるかどうか試しのオープニングムービーを作ってみたら、組み込めたのでやったー、というのが進行状況です。
……まあ、システムはほぼできてるし、自分の技術の無さは良く分かっていて欲張らない質だと思うので、完成はするんじゃないでしょうか。いつかは。

それよりも先に四話四話。
こう言い出してから、一〜二週間ぐるぐるして、何とか形になるのがこれまでの経験で分かった。
小説ならともかくも、ゲームはまだ全然ツボとか分からないのでどうにもならない。

2006年10月3日(火)

忙しかったよ。

そしてまだまだ引き続き忙しいよ。

まあそれは置いておいて、四話四話。
素材作り終え、OPとサブルーチンは終わったので本編。……は、枠組みはできてるけど、ゲームとして面白いかどうか分からないので詰めないと。
きちんと形を作ってから取り掛からないと、ADVツクールは細かい修正がものすごく面倒くさいので困る。サブルーチンの修正も結構時間がかかるのです。前書いた問題点のために。
やっぱり五話作るのってきついな。一つのゲームを五分割、みたいなのは自分の性に合わないから、実質五つ作るのと同じこの状況になるのは分かってたけど。
作る度に、一応複雑化させてるし。
元々吉里吉里で、もっと細かくパラメータ化させて作ろうと思ってたアイデアだったけど、まあこれはこれで良いか。
単純なアイデアで、面白くゲームを作れる人たちってやっぱりすごいなと思う。

小説の方は、もう最後まで走り抜けるだけの段階なので順調だったりするのが何とも。
二十話くらいで終わるかな、という予想を三話上回り、二十三話で一章終了です。副題ももう決まってて、二十一話『辿りついたその場所』、二十二話『全て良きことは小さく』、二十三話『再び、巡礼のはじまり』。二十二話は変えるかもな。

ま、そんな感じで。
BGN終わったら、冠をどんどん進めたい。

2006年10月10日(火)

簡単に言えば逃避

ふと気づいたら、一日中Flash作ってました。
こいつ(10MBほどあるので注意。音も注意)。
気に入った歌素材にゲームオープニングとか書いてあったせいとか、平沢進はやっぱりいいなあと思いつつ「妄想代理人」OPをエンドレスで観てしまったりとか、原因はその辺りにあると思うのですが。
出来てしまい、羅伊紀さんがラフを大きく使うことに抵抗感を見せながらも許可が下りたので、公開いたします。
Flashはこれで四作目か。少しは進歩していると思います。たぶん。
でも作っているうちに、最初にやったことがどうやれば出来るのか分からなくなりました。MXじゃないから、解説書もサイトもない。試行錯誤しかない。

歌素材を扱うのって、どうにも難しいです。
恥ずかしいというか……なんだか曲よりも一層、厚顔無恥な感じがする。
それは作者さんが想定するイメージが曲よりもさらに強いせいなのだろうけど。
あと、かぶるとものすごく比較されるのが容易に想像できるせいもあるか。
音楽だけはどうにも自分には手のつけようのない分野なだけに、なおさら。

それにしても、「最後に青空にパンしてロゴだけはやらないぞ!」とか思っても、その演出の安定感はやっぱりすごいと思ったりしました。
そうでなければ、あんなに頻出しないよなあ。

2006年10月17日(火)

ロゴすら不確定なんだよね。


羅伊紀さんの指導の下、作り直し。
・ごつい書体はやめる
・副題らしき英語を入れてみる
という二つで挑戦。……どんなもんだろう。
英語じゃなくてラテン語だけど。久しぶりにラテン語辞書を引っ張り出してみたはいいものの、格変化とか完全に忘れていたので作文は出来ず、有りものを引っ張ってくる始末。

2006年10月19日(木)

悪癖

BGN四話をざくざく進めているところですが、相変わらず容量足りない……。
全然内容がないのに逼迫していて何だこりゃ。
まあ、背景なのでしょうが、原因は。前のように画像のファイルサイズをいかにして削るかの戦いになりそうな。
約400kbだから、テキストだけ入れていったら相当入るはずなのだけど、ままならぬ。
ノベルに向いた媒体なんだろうな、やっぱり。

それよりも問題は自分の悪癖の、解法とか組み合わせをどんどん増やしてしまうような造りにあるのだろうとも思う。
正解が一個なのは嫌だー、とか思ってしまうけど、正解が一個でもそこにたどり着くまでに面白い方が良いよなあ。
無駄な複雑化より、単純で面白い方がいいよ、そりゃ。
などと考えつつ、作業に戻ります。皆さんお元気で。

2006年10月26日(木)

第四話一応あがり

BGN第4話α版とりあえず完成。
励ましなどいただき、ありがとうございました。
まだ細かいところを直したくもありますが、その前に難易度調整が……いやもう、本人わけ分からなくなってます。
たぶん難しいんだと思います。でも、別に難しくなくて、ただ単に面倒なだけな気もしてます。
世界を律するルールが見つかれば、何とかなるんだと思われる。
やることはパズル的です。

さて、五話は一話と同じサウンドノベル形式だから、こんなめんどいシステム組まないでいいんだ。
本当は視点に応じて交互にやる計画だったのですが、うまく話が構成できずに三話立て続けにアドベンチャー形式。
最後はサウンドノベルに戻さないと、話の収拾がつかなさそうだし、一話があまりに浮いてしまうし。
早めにシナリオにとりかかっておこう……。

2006年10月31日(火)

Akiary v.0.51