Writer:Oumi

過去録

ご投票ありがとうございました!

無事、人気投票も終了することができました。
予想外の投票をいただき、ありがたい限りです。すごく楽しかったです。
1500超えて……とか、三位と四位の約1000票差の壁は厚すぎるだろうとか、どうしてルージョンの愛称はルー様なのだろう宝塚か? とかその他色々語りたいことはありますが、それは次の機会にゆっくりと。
とか文を用意してたらしまった、感想戦用のphpミスってますね。今すぐ修正します。

さて。お礼になるかどうやら分かりませんがというかならないような気がしてなりませんが。
無事終了記念ということで、「かもかて二次創作キット」なるものを作りました。
吉里吉里を使ったことのない人でも、かもかてのデータを使用して簡単にADVを作成できるようにしたものです。
どうしてこういう発想に至ったかというと、昔、ひぐらしのいわゆるオリスクなるものを見て「PCゲームってこういうことも出来るのか!」と思ったことからという。で、あれはNscripterが使えないと手が出せないので、そこからもう一歩踏み込んで、分からなくても簡単なものが作れるジェネレータを、とまあそんな感じで。
吉里吉里を使ってみたいけど、何をどうすればいいのか分からない、という人の第一歩になれたら嬉しいなという目論見もあります。
理想のケースはこういう感じか。

ジェネレータで簡単なものを作ってみる。
 ↓
書き出したシナリオファイルを見て、大体の構造を掴み、直接エディタでいじれるように。直接製作用のを参考に選択肢なども。
 ↓
マクロを覗き、中の数値をいじったりタイトル画面をオリジナルのものに差し替えたりしてみる。
 ↓
ツール本家のリファレンスなどを参考に色々と追加してみたり、変数をいじったりできるようになる。

ここまで行けば、自分でもADVを作れるようになっているはず、という皮算用。
とっつきにくいと思われている吉里吉里に親しむ一助になれればなあ。

にしてもキットのファイルサイズ大きいのはやっぱりほとんどBGMです。
本編データ流用できればいいのですが、それもまたサポートがややこしいことになりそうなので。色々と難しい部分。

2009年8月1日(土)

待て あわてるな これは兀突骨の罠だ

今回はちゃんとミラーも用意したし大丈夫だろうと高を括っていたら襲いくる503。
皆さん殺到しすぎです。ありがたくも驚いた。
でも実のところ感想戦用のPHPにかなり間違いがあったので、つながらないうちに修正できて思わぬ利。
そんなこんなで二次創作キットですが、ジェネレータの背景指定の部分にバグがあったので、1.01に更新しときました。ジェネレータを使用しない方には関係ないです。今後ともバグ修正が出てくるとしたらジェネレータの方ですが、あれもまあ結構面倒くさい代物なので、騙しだまし使っていただければなあと思います。丹念なサポートはちょっと無理かも。

さて、今日も人気投票の感想は後回しで、じゃあかもかて世界の間違いやすい特殊部分の解説しておきましょうか。
と、書きはしますが注意。こんなもん二次創作で間違ってても何ら問題ありません。単なる自分の細々しい設定なだけなので、こんなことにこだわる必要は全くないと思います。大体、設定していないところは極めていい加減に処理してますし。
例えば、自分のことではないけどさっき言質とったからばらすと、選定印。あれ羅伊紀さんに「もしデザインしてあったらちょうだい」と言ったら「ない」と断言されましたからね。「タイトル後ろの輪が選定印だったりする?」と聞いたら「違う」と言われたり。いまだに自分もどんな形してるか分かりません(というか自分がデザインして渡すべきだったのか)。皆も適当に計らってください。
服のデザインとかも忘れたと言ってたしな、羅伊紀の人。でもまあ服ですからね、皆着替えてる訳ですよ、ゲーム的事情で本編中では着たきり雀になりますが。舞踏会とか同じ服な訳ないですよ。ルージョンも城外出たら神官服なんて着てませんよ常識的に考えて。なので皆適当にやりましょう。フリーダム!
さて、その辺りは置いておいて。話を続けましょうか。

【太陽は動かない、月も動かない欠けない、星も動かない】
グラドネーラは平面です(カップケーキの上ぐらいは隆起してますが)。そして自転とかしてません。ので天体も動きません。太陽と月は同じもので、天頂に鎮座ましてます。よって太陽光の入射角によって引き起こされる夕焼け朝焼けなんかもありません。こんなに前提条件が違うと自然現象なんか全く違うはずですが、そこまでシミュレートはできないのでその辺りは地球基準でやっちゃってます。雨も降るし風も吹きます。適当です。

【男女別呼称の問題】
兄弟だけで姉妹がないとか、息子だけで娘がないとかは本編でも色々面倒くさい誤解を産んでいますが、さらに面倒くさいことには若い女の子を指す意味では「娘さん」は使ってたりします。

【実はガラスがない】
これはたぶん気づいている人はいないと思いますが。いわゆる中世ヨーロッパでも、現在のような薄くて透明なガラスはないにせよ、分厚くて透明度の低いガラスはあったりしましたが、グラドネーラにはないです。ガラス技術。
よって、グラスはないのです。皆、陶器のカップです。ガラス瓶もなく、陶器です。
窓ガラスは当然ありません(背景写真の関係上、写ってますが)。裕福なところの窓は一番外側に木の扉、次に金属格子、次に薄手の布を張り付けたもの、という三層構造で必要に応じて開け閉めしてます。基本的に気温が温暖ですから、それでしのげます。
ということで、こちらのような鏡もないです。これは単語として「鏡石」と出てるのでお気づきかとは思いますが、特殊な鉱石を磨いて使用しています。結構分厚くなってしまう代物ですが、純度の高いものだと薄く加工して手鏡みたいにも出来ます。でも石だから結構重いし、べらぼうに高いです。庶民には手が届きません。純度の低い鏡石でもきついから、まあ普通は水鏡ですね。

とりあえずこんなところか。
グラスは自分でも良く間違えて書いてたよ。

2009年8月2日(日)

ver1.12

という訳でver1.12に上げました。
二次創作キットの賑わいがまだちょっと残っているのでサーバが心配ですが、まあパッチなら容量少ないし大丈夫だよね、といった感じで。
前に言っていた大きめの更新というのは、もちろんモルの実装のことで……え? モゼーラ? 誰のことです?
という話では当然なくて、エンド二つ追加と、イベント分岐追加です。両方、ご要望を多くいただいて、まあこれらだったら追加するにやぶさかではないとそういった判断の上で。
エンドはヴァイル。「すれ違いの果てに」生還後verです。もともと「すれ違い」は今のように日付固定イベントじゃなくて、条件が揃ったらすぐに発動するものだったので、そのままゲームは続いていって挽回できる機会があるはずでした。それが日付固定になって残るイベントが「最後の日」のみになり、時間なくなっちゃったいと今までのようにスルーしていたのですが、それでは寂しいとの意見はごもっともだと。愛情と裏切もバージョンなかったし、増やしてもいいかと。そんな経緯です。
イベント分岐はタナッセ。どのイベントに追加されたかを見れば、どんな代物かはご推測いただけるかと。回想モードで確認するのは簡単だけど、本編でやろうと思うと正攻法ルートなので面倒くさい分岐ですね。

ああ、今回も人気投票感想書けなかった。次こそ書きます。書きますよ。

2009年8月3日(月)

また停止バグをやらかした

図書室のイベントを起こすと、エラー出て停止になるバグがありました。現在(am1:15)、ver1.12の本体はまだ差し替えが終わってませんが、パッチは修正して差し替えが終わってます。現在配布されておりますパッチを当てますと直りますので、一時そちらで対処いただけたらなと思います。
(本体に同じverのパッチを当てても問題ありません)

2009年8月3日(月)

二次キットと1.13と人気投票感想1

今日は色々話題を詰めますよ。
まずは二次キットについて機能追加の要望をいただきましたが、あれについてはバグ修正以外の手を加えるつもりはないです。
何故ならそのためのオープンソースだから。
用意されている機能で出来ないことをしたくば、自分でやるが良い!という方向で。何でも出来ますよ。
それか限られた機能内で工夫するか。
ゲーム作りで大切なことは「出来ないことは諦めるか一旦保留するか何とか工夫する」という見切りです。
最初はなかなか出来ないと思いますが、全てはトライ&エラーです。

ということで未だにトライ&エラーを繰り返して、1.12では停止エラーを二つ出す有様の人間がここに。更新多いとチェック洩らして停止エラーをかます、というのがここ最近のお約束になってしまっていて、申し訳ない限りです。イベント追加分のミス修正と加えて1.13に上げることにしました。
ちなみに今回のバグは文法ミスをしていた訳ではなくて、簡単な修正を終えた際にどこかキーボードをぶつけてスクリプトの途中に打刻してしまったのを気づかなかったというケアレスすぎるミスです。本文なら変な記号が紛れたな、で済んだのに運が悪い。世の中のバグの九割くらいはこんな感じの脱力系なものだったりしますよたぶん。

最後に、いい加減書き始めないと書く書く詐欺になりそうなので人気投票感想を。
羅伊紀さんのイラストを交えてお送りします。しかしながら「順位を意識して描いた」という割に、何故か偶数順位の人のイラストがないので大変使いにくくて悩むのですが羅伊紀の人。
まあ置いておいてとりあえず今回は総評と三位まで。

【総評】
・男キャラが上位陣を占める状況にやはり女性プレイヤーの割合が多いのかなと思った。別に男女どちら向けと意識した気はあんまりなかったので面白い。
・コメント率が高いキャラはたぶん投票のうち複数票が少ないんだろう。逆にコメント率が低いキャラはたくさん投票している人が多そうだ。
・支援イラストがつくと一気に伸びるのが本当に支援になっていてほんわかした。


【1位の人 タナッセ】
まあ、最初から一位はこの人だろうとは思っていましたが、最初の伸びっぷりに笑った。追いつかれそうになってもすぐに引き離し、結局独走しきりましたね。ゴールテープ切った後でくたばってそうだ。いじりがいがあるのが強みか。
何だか羅伊紀さんがイラスト今描いてるそうですがしきりに「格好良くなりすぎた」とぼやいて見せてくれません。むしろ格好良ければ格好良いほど笑えるんじゃないかと思いますが、そんなことも出来ないほどの格好良さなんでしょうか。どんなだ。


【2位の人 ヴァイル】
正直、ヴァイルがここの位置につけるとは思わなかった。こういう王道タイプ、いかにもメインですよと出てくる明るくなつこいタイプは、七人中四位ぐらいの微妙な人気のケースが多いから。まあヴァイルは中身が中身だしな。それに一番攻略しやすいのも、きっと強みなのでしょう。
イラストないですが、今きちんとしたものを描いてるそうなので、気長にお待ちを。
それにしてもヴァイルのEDは実は地味に難しいのです。何故なら、篭り後だと本人登場させられないから。立ち絵の関係で。登場を頑張って回避している姑息な手管をご覧ください。


【3位の人 トッズ】
公開後、反響の大きさにびっくりした人。信頼のコメント数一位。最初の勢いのまま二位キープするかなと思いきや、後半じりじり伸びたヴァイルに抜かされてしまいましたね。惜しい。大きな特徴としては、コメントで愛を語る人が多く、支援イラストでの主人公とのペア率が半端ないことかと。他のキャラたちは単独で描かれることが多いのにトッズは単独で描かれている方が少ないという。面白い。
そういえばこの前羅伊紀に聞かされて思い出しましたが、最初提出されたラフを見た自分は「こんな格好良くしないでもっと普通の人にしてほしい」と却下したそうです。そんなこと言ったような……気は……する。その結果があれですが、あれが良い。ちなみにラフ立ち絵が上がるのが一番遅く、動作確認版公開のぎりぎり直前でした。危うく棒人間的な仮絵で出すところだった。

2009年8月4日(火)

人気投票感想2

本日は4-8位まで。

【4位の人 グレオニー】
前にも書いた通り、彼がここにつけてきたのが一番意外かも。や、何と言うか、公開後の評判がまず「こんなにうじうじしてるとは……」というものだったし、イベントとかも王道的で地味めかなと思っていたので。悩める期間を過ぎてしまえば一番精神的にも安定しててお勧め物件だと思います。絶対尻に敷かれるタイプですが。
トッズほどではないけれど、年齢詐称疑惑が囁かれてますが10代です。10代ですよ。
あと、彼の名前を試しに検索すると「殺害」の文字とセットで出てくることが多くて何ともはや。や、あれにそこまで反響くるとは思いませんでした。


【5位の人 ティントア】
順位的には妥当な印象かな。
たぶんプレイしたら印象が変わった人NO1ではないでしょうか。クール系?→実は天然→デレるとベタベタ→何か雲行きが怪しい→拘束系!というアップダウンの激しさ。そして案の定お姉さんと間違われるケース散見。がっかりした人のために弟(女)も用意しておきました周到に。
逃げるわ反応が分かりにくいわで、攻略は大変だったかと思います。
義父メノヒアやら大神官長やらの古神殿勢の話はあまり触れられませんでしたね、色々あるけど。仕方がない、遠いし。

【6位の人 ルージョン】
「何でルージョンの絵ないの?」って聞いたら「双子だから一緒でいい」と言われた思わぬ羅伊紀さんからの冷遇っぷり。落書きものでは双子多いくせに。
ツンデレの威力はすさまじく女性陣では一番です。兄と違い反応が分かりやすくてバレバレな人。まあおいしいよね。不幸っぷりも含めて。ほんの一時双子は同票になりましたが、すぐに引き離された兄強し。
ところでいつの間にか愛称「ルー様」が流布してますが何故に。「様」からはかなり遠い印象があるのですが。しかし兄をそういう感じで呼ぶと微妙に響きが危ないのでルージョンの方で良かったです。

【7位の人 主人公】
最強のツンデレかつヤンデレ、というよりもう分裂してる。プレイの数だけ違う主人公がいるのです。
一切ビジュアルを出さないのはもちろん意図的なものなのですが、自然に外見イメージが収斂していく過程が面白い。とはいえ、今後ともこちらが「これが正解」というものは出さないつもりなので、貴方が思い浮かべた姿が貴方の主人公なのです。
(一応羅伊紀さんのイメージラフは存在します。手元にはありませんが見せてもらった)


【8位の人 ローニカ】
正直、もうちょい上かなと思ってた。5-6位くらいかと。でも序盤の思わぬ低さを思えば躍進しましたね。最後に主人公に抜かされましたが。支援イラストの威力を最初に見せ付けた人。
もしコンビ・トリオ投票をするとしたら、幼馴染三人や双子と並んで、大人げないコンビは優勝候補なんじゃないでしょうか。
側についているにも関わらず、主人公が色んな目に遭うために彼の有能さに疑問符がつくこともあるかと思いますが、かなり多忙なので仕方がないのです。侍従は二人きりだし主人公ふらふら好き勝手するし王様は王様で危ないし裏仕事メンバーの統括役だし。というかぶっちゃければ物語的に仕方がないのでローニカは悪くありません。

2009年8月5日(水)

吉里吉里の基礎のこと&人気投票感想3

そういえば二次創作キットは使ってみたものの、そこから先は何を参考にしてよいのか分からないという方は結構いらっしゃるかも。その辺りの案内をしていませんでしたね。
何はなくとも、まず本家の「KAG System リファレンス」。この中の「タグリファレンス」にはざっと目を通しておいてください。これらが使えます。html書ける人ならいけるはずです。
とはいうものの、いきなり訳の分からない単語が出てきてちんぷんかんぷん、大体KAGって何なんだ、みたいに最初はなるかと思います。そういう時は丁寧に吉里吉里自体の説明からしてくれる書籍「吉里吉里/KAG ノベルゲーム制作入門」がお勧め。本はたくさん出ていますが、この本の著者さんが一番技術的に安心できるので。それに[Googleブック検索][Amazon なか見!検索]で本のかなりの部分が買わずに読めてしまいますので、これでまず冒頭の吉里吉里の基本的なところを理解すると、今後やりやすいでしょう。
もちろん、ネット上の講座もいっぱいありますので、自分の波長が合うところを見つけるのも良しです。
そして、何よりもまず失敗を恐れずにいじること。KAGレベルではどんなにまずいことをしてもPCがおかしくなったりしませんから大丈夫。

さて、人気投票感想3。今日は9-13位まで。

【9位の人 リリアノ】
一番順位的にはどうなるのか予想できなかった。感想とかでもあまり語られることがないけれど、いなくては始まらないという位置の人。
イベント的にも、あまり波乱の展開はないですし(それでいて預かり知らぬところで死ぬ)。自分のイベントよりも他人のサポートイベントが多いというのが立場を良く表しているでしょうか。あまり自分の手の内は見せたがらない感じ。
望まれているクレッセの人との復縁ですが……まあ生き延びていれば機会もあるかもしれませんね。とはいえ、難しいかなあ、色々と。本当、ランテの皆様は頑固です。



【10位の人 サニャ】
結構安定した順位で推移するかなと思いきや、中盤から終盤にかけてがんがん抜かされて置いてけぼりを食ったような形に。このメンバーでは唯一毒がない人なので、決め手にかけたか。でもサニャはそれでいいのです。癒しなのです。
彼女のシナリオはかなり革新的だと思いますがどうでしょう。もちろん憎悪ルートの話です。何ら非のない相手をネチネチネチネチ主人公がいびり続ける!という何の爽快感もやりがいもない展開。何だそれ。でも個人的にはありだと思ってます。
キャラ的にはもう一段階はっちゃけてもいいかなという気もする。


【11位の人 ユリリエ】
公開後に思わぬ好評をいただいた感触があったのですが、意外な低順位。とはいえ、驚異のコメント率からすると、つまり「持ち票をつぎ込む人は少ないが、他キャラを支援しつつも一票ぐらいは入れておきたい」ポジションなのでしょう。票への思い入れ指数みたいなのが計れるとしたら、高スコアを叩きだしそうな。
ああいう性格なので好かれるか忌み嫌われるかのどっちかだなと考えてましたが、前者寄りのようで有難い限り。
最後数日は実は一番注目してました。モルに抜かされやしないかと。ぎりぎりで逃げ切りましたね。もし抜かされたらローテしてやろうと思ったのに。つまり、多情な雌猫モル、遊び人モゼーラ、寡黙な衛士ユリリエ。胃潰瘍でタナッセ死亡。

【12位の人 モル】
すみません、煽りました。
サブキャラでは一番人気なのは間違いないと思ってましたが。
彼は台詞がないと思われているかもしれませんが、しゃべりますよ。判定役の時だけ。声帯はあるようです。
何でタナッセなんぞにあんなにつき従うのかが王城の十大神秘の一つです。
最初、御前試合メンバーの中に含まれてましたが、設定と相違するとの指摘を受けて外しました。まあまず出てこないような位置ではあったのですが。


【13位の人 モゼーラ】
案の定負けちゃってごめんねと謝っておきたい。作っている時から絶対最下位だろうな、もしキャラアンチなるものがつくとしたらまず真っ先につくだろうなと確信してました。
書いている方はその依怙地さが楽しかったのですが、何と言うか受けからは遠いわな。
もっと作中でめためたに打ちのめしてやればむしろ良かったんじゃないかとも思いましたが、何か余計にこじれそうな気もした。ユリリエとは違った方向で、無闇に強いので。
グレオニーが今は剣の時代じゃない〜とかぐだぐだ抜かしますが、この人こそ乱世に出たら輝いてた気もする。グレオニーは無理だ。

2009年8月6日(木)

人気投票感想ラスト

今日で感想戦も終了です。
本当に本当にありがとうございました。

【14位の人 クレッセ】
さて、ここからサブキャラのターン。
思いのほか「良い人」評価が多かったお父さん。そうか、良い人なのか。ふむ。
マイペースひきこもり。領地で何やってるんでしょう。リリアノに見染められたのは幸か不幸か。
ちなみにタナッセは父似と評されてますが、顔のパーツ的なところだけ取り上げるとどっちかというと母似だったりする設定。

【15位の人 ドゥナット】
皆、素直に言っちまえよ。好きなんだろ、本当はこういうの?
ということで悪役枠。サブキャラは皆そうですが、全く容姿の描写をしていないので、人によってイメージが結構違いそうですね。
ばあちゃんの英才教育を受けた魔術師エリート。根性がひん曲ったのは、ばあちゃんも大概だったからです。具体例としては十歳くらいだった彼に放火指示とか諸々。

【16位の人 ハイラ】
まさかわずか一イベントの出演で、キャラと血縁とか何かやらかした訳でもない人がこの位置につけるとは。驚きの躍進。正直なのは良いことだということでしょうか。
設定的には子爵の六人兄弟中四番目、そろそろ二十だし娼館遊びも辞めて貴族とつながり持ちたがっている適当な商家の跡取り引っかけようかなってお年頃でしょうか。

【17位の人 ノグレイ伯爵】
まさか場所イベントのみの出演で(以下略)。もうこれ完全にイラスト勝ちでしょう。
いかにも貴族らしい呑気さを漂わす無礼会。微妙に憎めない面々であることは確かかも。彼らのモットーはがつがつせずに人生を楽しむことでしょう。これからの新王朝は楽しそうですね。色々と。

【18位の人 テエロ】
まさか(以下略)。まああれですよね。あの設定を本編中に明かしていればモルとサブキャラ首位の座を争ったかもしれませんね。
基本冷静慇懃無礼、貴族大嫌い、ローニカ尊敬リスペクト、毒物スペシャリスト、実はいざ頭に血が上ると何をするか分からない(イエローカード持ち)。お役目上、武芸もそれなりに納めてます。不意打ちなら衛士も殺れる程度には。

【19位の人 ニーナッテ】
落ち着きのない小動物系。何と言うか、このゲームでは珍しいショタ枠ですか。成人してますが。波長が合えば屈託なく可愛い感じかもしれないけれど、波長が合わないとひたすらうざい存在かと。ティントアは無為に観察してそうです。ハムスターを見るような目で。

とりあえず二桁の人までで終了。
サブキャラ陣は色んな人に票が入ってて発想が大変面白かったです。

2009年8月7日(金)

ver1.14

ver上げました。
今回の更新は、あまりバグ修正もなく、イベント追加などの更新もなしの回です。
では、何をしたかというとシステムいじりました。

クリアデータの入替を可能に!
セーブデータの数を倍の300に!
セーブデータのバックアップを吉里吉里上から出来るように!
という感じです。はい。

クリアデータの入替は要望をいただいてからお待たせしました、技術的には難しいことではなかったのですが、ここまで時間がかかったのは何故かというと、インターフェイスをどうすれば良いのか思いつかなかったからです。別窓出せばいいじゃん、とこの前ふと閃いて、そのようにいたしました。
セーブデータの数は、150でも足りないという声をちらほらいただいたので思い切って。セーブ関係はもうちょっと機能を増やしたいところではありますが、困ったことに画面的にきちきちなのです。もう入らない。その関係で大きくいじるのは無理かもなあ。サムネとかあんまり意味ない気もするのですが(慣れた人は窓のサムネばっかになるかと)、かといってなくすと余計に分かりにくくなりそう。あ、クイックセーブデータが消えたみたいになってますが、201のNOに記録されてますのでそこから拾ってください。記録NO変えた関係で。
そして、セーブデータバックアップ。データが飛んだとの話を散見して、もうこれはシステム的には防ぎようがないから、根本のバックアップをとってもらおうと。とはいえ、セーブデータが飛ぶというのは、大体の場合PCのメモリが足りてないとかPCの動作自体が不安定なケースだと思うので、そういう時はこの機能も使わない方がいいかもしれないんだよなあという矛盾。使用方法としては、上部メニューバーの中に「バックアップ設定」というメニューが追加されてますので、そちらを選択してください。即時バックアップと、バックアップ通知を一日〜一週間の期間でするように設定できます。
この機能にはdllファイル(pluginファイル)が新しく必要となってきていますので、そちらがない場合も自動DLするようにしときました。

まあ、適当に活用していただければ幸いです。
システム系の更新なので、ちょっとバグが怖いところではありますが、一応デバッグはそれなりに行ったつもりです。挙動がおかしかったらご報告いただければ早めに対処します、そのために休日に更新したので。よろしくお願いいたします。

2009年8月9日(日)

本日は羅伊紀のターン

羅伊紀さんから前回洩れていた人達イラスト&人気投票感想が届いたので、載せます。
正直なところ「そんなこと言ってねえ」と思うところがありますが、不平等なのでそのまま載せます。羅伊紀はずっとそう思っていたことでしょう。
お互い「そんなこと言ってねえ」と思いつつ生きてます。そんなサークルです。
では、以下羅伊紀のターン。
================================================
●タナッセ
最初の設定段階から多分人気キャラになるだろうと予想できた人。
最初のオーダーは「わがまま王子」でした。まさかそんなにヘタレとはね…。
彼の外見には母親のリリアノの要素を取り込んでいます。ま、イケメンと言っていたし逢海が。
タナッセ君、私もキャラの中では一番お気に入りです。皆さんヘタレタナッセに応援下さりありがとうございます。


●ヴァイル
この子はこのゲームの中では一番の基本キャラなのではないでしょうか。逢海からのオーダーは「普通の感じ」でも王子…。それで今のラフ絵ですが、逢海からは服が豪華過ぎなのでもっとシンプルな服にとも言われておりました。
えー王子なのに?というかタナッセと服交換した方がいいんじゃないか…とか。あと額の印は…実は初期設定の段階に逢海は「印に形等はなく(考えてなかった?)ただなんとなくぼんやり光っているもの」みたいなこと言っていたのですよ、だからはっきりとした形を描いていないのです。私と逢海のこの記憶の違いは何なのか?だからゲームタイトルロゴのマークは選定印だといいかもね…みたいな想いが少しあったりもしました。しかしこのヴァイル、結構くせ者でキャラデザインが決まるまで一番多くラフ画を描いた人物です。

●トッズ
びっくり!というか、トッズは初期設定では隠れキャラ的な感じだったので、私の中では地味なキャラでした。(トッズの存在を忘れていた事も…、ごめん。)この人も逢海からのオーダーは「普通」だし。逢海の言う普通って?と手探り状態で描いたキャラです。最初のラフ画ではもっと忍者的なかっこいい人物でした。ま、結果オーライってことで。
トッズは中身がね…、色々な意味でびっくりな人物です。


●グレオニー
上位は男性陣が占めていますね、ここにもグレ兄が4位ですか。このグレさんの最初のオーダーは「肉体美を披露しちゃうムキムキ見習い騎士」だったかな?なんか性格は見た目と違うので意外かもしれませんが、それがグレ兄。ラフ絵では鎧とか着てますが、多分普段は上半身裸でよく歩いていると思います。



●ティントア
このキャラがこのゲームの中では一番美形とされています、本当は。付き合えばかわいい子です。ティントアは双子で見分けがつかないキャラとしての登場なので、ルージョンのイメージが固まった後に描かれたキャラです。登場キャラの中での描き易さでは1位か2位を占め、イメージラフ画もほぼ一発OKでした。ま、見た目が同じなのでどっちのラフ画でもいいのかもしれないけどね。

2009年8月10日(月)

ver1.15&まだまだ羅伊紀のターン

ここ数日、新規の来訪者さんが多くなるだろうことと、またいくつかエラー停止バグが見つかったため、早めに修正入れて1.15です。
しかしまあ今まで問題なかったところにエラーバグを生み出してしまうのは大抵「あれ、ここ何でこんな書き方してるんだろ、統一しよ」みたいな余計な真似をして治したところ、その書き方に意味があった、というケースばっかです。
もう余計な真似はしません。
と思いつつ、どうせまたやる。
そうそう、ミラーにお借りしている吉里吉里本家さんのサーバがどうも先日から不安定な様子ですので、もし落ちなかった場合は、何回かクリックしていただければ他サーバに繋がりますので。自鯖だと不安定になるのは仕方がないよなあ。

そして、まだまだ羅伊紀のターンは終わってないZE!
というものの、続くかどうか良く分からず昨日一気に絵を載せてしまったので、該当の場所に載せなおしておくことにします。
================================================
●ルージョン
双子とはいえ性格が全然違う二人なので、ラフ画を描いていてもどちらかを意識して描いていると自然にそのルージョン又はティントアの顔になっています。(わかるのは描いてる本人だけ?)苦労してますよね、この子。幸せになってほしいキャラです。


●主人公
盲点でした、まさか主人公というキャラがランキング入りするとは。ラフ画ありますが公表はしません。イメージラフの段階でヴァイルと主人公とか描いたりしましたが。それぞれ自由でいいと思います。キャラ中最強のツンデレ?かも。

●ローニカ
なかなかいい趣味してますね、ローニカを選ぶとは。ラフ画で結構お爺さんになっちゃいましたが…。おヒゲを剃ると…若くなるかも。いちおうローニカ爺は設定ではグレ兄に次いで凄い肉体だったかな…。

●リリアノ
陛下、もう少し頑張ってほしかったですね。リリアノもお気に入りキャラの一人です。疲れた時に陛下にハグされてみたいです。

●サニャ
癒しキャラですよね、ゲームキャラ中一番常識人?。逢海からサニャのメイド服について当初変更指示があったんですがね…もう今となってはラフ画のイメージが定着してしまったようで…。サニャはもうこのままでいいんです。

●ユリリエ
最初ラフ画を逢海に見せたら即ダメ出しされたキャラ、ユリリエ。「街女、娼婦のような感じがする」ということで描き直し…で今のラフ画になりました。



●モル
誰ですか?モルって、という事でラフ画が存在しない、かわいそうなモル。今度きちんと向き合ってみます、モルと。

●モゼーラ
逢海も認めてましたがキャラ設定的に冷遇された気の毒なモゼーラ。もう少し順位上に行けるかと思いましたが…。モゼーラのせいではありません、作者のせいです。

2009年8月11日(火)

kmkt

↑ここまで訳すと意味が分からない。や、「かもかて」でも分からないが。

近頃はバグ報告も少なく、小康状態。
七月末から今までの更新が異常でしたか。
そんな中、羅伊紀さんがお休みなので始動状態。
今日も絵をもらったので載せよう。
何かこの辺りのラフとかもまとめて載せた方がいいかね。いいよね。

この絵をもらった時「兎鹿って何?」と聞かれた。
そういやその辺りの設定教えてなかったっけ。いかにもな造形をしているので、自分もこれ兎鹿(の幼獣。成獣はもっとでかい)かなと思ってましたよ。
ということでこれは謎のペットでしたが、兎鹿でいいんじゃないかと思います。勝手に決める。

2009年8月13日(木)

モル鍋

昨夜から腹痛に襲われている自分にお見舞い絵をもらいましたが、何か羅伊紀さん変な方向に行ってませんか大丈夫ですか。
ということでまだまだ羅伊紀のターン! やめてoumiのヒットポイントは0よ!(腹痛的な意味で)

題名はモル鍋だそうだ。
羅伊紀がモルと向き合った結果がこれだよ。
調べたところ、どうも中身はこれらしいよ
でも、この絵からするとこれ、グレオニー鍋じゃないですか。モル(が)鍋(に来た)の略ですか。それともグレオニーが作っている訳でなく、今食べようとしたところですか。

そして全然関係ない話だけれど、自分はインターフェイスデザインを考えるのがすっごく苦手だということを思い知らされる。
どうしよっかなもー。

2009年8月14日(金)

時間なくなった

さっき羅伊紀からの電話で「何故、一つ前の絵を載せたのか。そして、何故二つ前の絵は端の方を使ったのか」という要旨で責められたので、ヴァイルラフの別バージョンを載せます。載せますよ。前の絵は下ろしません。
謎動物(暫定兎鹿)かわいい。飼いたい。

今日はろくでもないことをぐだぐだ語る予定でしたが、時間がなくなったので次に回す。

コミケ中ですね。
今年は行こうと思えば行ける状況にいて、すごく久しぶりに何かゲームでも買いにいこうかなと思ってみたりしましたが、売る方はともかく買う方では入場したことないやと思い至ったので、たぶん行かないと思います。
暑いし。何てやる気のない人生だ。

そして、一日一時間ぐらいの迷宮もぐりはまだ最深部に到達せず。
今は他ザコに悩まされずに鳥を倒す方法は何かなあと考えてます。
相変わらずタナッセはお留守番です。
お留守番仲間にローニカとドゥナット増えたから安心です。
何て会話が難しそうなお留守番仲間。

2009年8月15日(土)

ゲームの完成

いかにもアトラスくさい(たぶん)最深層来た−。
ボーパルバニーも来た−。
ネタバレ一切なしだったから、やっぱりちょっとわくわくしたよ。
そういえば、可哀想だからお留守番組にモルを投入してあげようかと思ったけど、グレと被るから止めた。グラフィック的にはグレはソードマンだったなあ。役割的に決めちゃった。

さて、それはとりあえず置いておいて。
かもかてで、自分はどういったゲーム像を構築したかったか。
ちょっと語る。

今まで雑文にちょこちょこ書いてきたことではありますが、自分は一本道ノベルはゲームとは認識しない派でして(個人的な判断基準として。他人にどうこういうつもりはないです)。
それはゲーム性の面白さと物語性の面白さは別物だと考えているが故の話です。
では、それらを出来るだけ融合した形で組み上げることはできるか? 作成している時点ではあまり自覚していなかったのですが、たぶんこれはそういう試みだったのです。

ゲームに必要なものは何か? ある事象をゲームとして成り立たせるものは何か?
その答えの一つに「ルール」というものがありますが、たぶんそれだけでは正しくない。
自分の答えとしては「入力に対する反応」。つまりプレイヤーがいかにそのゲーム世界に変化をもたらすか、それを規定するのがルールだということ。

コンピュータゲームである以上、プレイヤーに託される入力は非常に限定的だし、予め用意しておく反応も有限のものに過ぎない。
それをいかにプレイヤーの手に託すか。きっとそれがゲーム性と呼ばれるものになるのだろうと。

かもかては、多くのパーツで構成することにより、それを成そうとしました。
どうぞ組み上げてください、と。
そのパーツはレゴの基本セットほどの自由度はなく、いわゆる「お城セット」みたいなものでしょうか。綺麗な完成形は想定されているけれど、それに従うも従わないも勝手だし、そのパーツを使って設計図よりもすごいものが作れる可能性は十二分にある。

一例として、同じ愛の言葉を囁くイベントでも、主人公が一途な場合と、何股もかけている場合では、全く受ける印象が違う。
それがやりたかった故、主人公は出来るかぎり空白です。その代わり、プレイヤーの負担は大きくなります。物語性の構築を丸投げしているようなものですから。
そこがかなり心配でした。

でも、いらぬ心配でした。

何が言いたいかというと、詰まるところ自分的にはこれはお礼の文章なのです。
目指したように、いや、こちらが思った以上に遊んでくれてありがとう、と。
ゲームはプレイヤーがいなくては成り立たない、だからかもかてを巡る今日の状況は製作者として最上級に嬉しいことなのです。

皆さんに遊んでいただいて、ようやくこのゲームは完成いたしました。
本当にありがとう。

2009年8月16日(日)

破滅の花びらを一枚ずつむしり取ってやりたい

何度お前のせいで全滅の憂き目を見たとギギギギギ

それは置いておいて。
まずは二次創作キットについて。セーブを入れたいとの要望をいただき。
えーとですね、セーブを実装しなかったのは、「二次創作キット全体での共有になるため、複数の作品で使用するとエラーを誘発する」「吉里吉里のセーブには少し癖がある」という二つの理由があります。それに、基本的に小話向けですし。
それらの前提を承知した上でそれでも使いたい、という場合でしたら、save/loadタグで実装できます(使用前にタグリファレンスで要確認)。他のユーザさんと被らない栞ナンバーを使用することをお勧めしますが、そんなの確認しようがないので運です(スクリプト側で判断させることは可能ですが、その辺りは出来る人だけどうぞ)。
以下のような感じで実装してください(loadはこれの応用)。セーブポイントに|を忘れないように。
================================================
@er
セーブする場所を選んでください。
@p
;--------
[選択肢表示]
[link target="*save1" clickse="UP"]save1[endlink]
@r
[link target="*save2" clickse="UP"]save2[endlink]
@r
[link target="*save3" clickse="UP"]save3[endlink]
@s
;--------
*save1|
[選択肢消去]
@save place=1
@jump target=*save_end
;--------
*save2|
[選択肢消去]
@save place=2
@jump target=*save_end
;--------
*save3|
[選択肢消去]
@save place=3
@jump target=*save_end
;--------
*save_end
@er
以下本文……
================================================

そして、羅伊紀さんは今モル祭中だそうです。
モル案その1。まだ決定稿ではない。

西洋人らしい顎がセクシーですね。
あとタナッセのあれは欠かせないおしゃれアイテムだそうです羅伊紀設定で。

2009年8月18日(火)

鍋続き

今日から王者舘の東京公演ですようわーい。
同じ演目を七回ぐらい観るような往時の熱はさすがに冷めましたが、それでも大好きなのは変わりないので楽しみです。久しぶりに天野作演出だしなあ。
どういう芝居かというと、たぶん今の客層に一番通りが良い説明をすれば「ゆめにっき」を芝居に上げたような感じかなあ。ビジュアルだけでなく言葉のイメージが強いところは違いますが。明確な筋はなく(慣れると何となく読み取れるようにはなりますが)、畳みかけるような場面と連鎖する言葉遊びの中で浮かび上がってくるものを楽しむ芝居です。
躁で意味不明な馬鹿騒ぎの中に忍び込む不吉なイメージが臨界点を迎えるのを待つ感じ。
それは「なくなってしまった人の夢の話」。父親にコロされた子どもの夢、戦争に出ていった兵の夢、落ちぶれて故郷に帰れないかつての若者の夢。
彼らは舞台上で帰れない場所を夢見て「帰りたい」と叫ぶ。
そんな話。

あー、でもぱっと見「ゆめにっき」にもっと近いのは「維新派」の方だろうなあ。
こんな感じ。ちなみにこれはCGではない。合成でもない。そのままに撮られた写真。
維新派ももうすぐ公演あるのでチケットとらねば。
そういえば、この前恩田陸のエッセイを読んだら、冒頭で自分と全く同じ芝居を同じように見て、芝居後に入った店まで同じだったので吹いた。それが維新派の「ノクターン」だったのですが。自分はお酒は外で一人で飲まないからそこは違うけど。
加えて、その後に土田英生(劇団MONO主宰)の名前が出てきて、好きなところピンポイントで同じすぎてまた吹いた。シチュエーション似通ったとこあるしなあ、MONOの芝居と恩田陸の小説。MONOの芝居には神秘が足りなくユーモア多いけど。

さて、今日のお楽しみ。
鍋の続きが登場です。でもモルいません。
背後でこっそり作られていたティン鍋。

たぶん食べたら死にます。
もしくは紫と緑の斑点が全身に浮かび上がってきて死にます。

2009年8月19日(水)

モルぼうず

王者舘の今公演面白かったーすごく面白かったー! そしていつものパターンながらすごくカオスだった。
虎馬脚本も好きだけど、やっぱり天野脚本のキリキリ感はないんだなと実感。あれが好き。大好き。
しかし色々呑み込めないフレーズがまだ多くて感想書くのすんごく難しそうだ。といってもどうせ毎回自分勝手な妄想を書き連ねてるだけだしな。
今すごく眠いのは脳の情報処理能力を使い果たしたせいか。寝よう。

さて、かもかて。
八月は特に大きな動きもなくまったりバグ直しとかしてましたが、来月になったらまた何かやろうかな。
何をやるかはお楽しみ。まあ大したことじゃないです。

そしてお待ちかねモル案その2です。
ハゲって言ってたからツルツルかと思ってたら生えてた。

それにしても格好良すぎて笑う。
こんなの側にいたらタナッセなんてどうでも良いですね。放置ですね確実に。
羅伊紀さんはこれが気に入ったそうなのでこれで決定かなーどうかなー。

2009年8月21日(金)

ver1.16

ということで大変久しぶりに上げました。
というか、そんなに頻繁に上げてる方が問題ではあったのですが。バグ満載。
今回はそんなに大きなバグはないので……ってこれは停止エラーフラグ。
うん、まあ大丈夫だと思いますが怖いので休日前のいつものパターンです。
これに大きな問題がなかったら、そろそろVectorやDLsiteのバージョン上げしようかな。

そして、昨日のあのおててつなぎの理由はと言いますと、羅伊紀にモルの設定を伝える際に「タナッセ大好き」と吹き込んだことの成果……いや、結果です。
ちなみにその理由は「無口なモルはろくでもないことぺらぺらぺらぽらよく喋るタナッセをある意味尊敬しているから」と吹いておきました。そんなに遠くはないですが。
だがしかしそこで気づいたのです。
攻略対象の中にもいるじゃないですか、喋りがアレな人が。
では、アレもタナッセを尊敬したりするのでしょうか。
と考えてみたところ、思い出しました。だいぶ前にここでちょっと触れた「レハトが出現しなかった場合のルート」では、こいつら友達になってたわ。うんそうだった。仲が良いのかは良く分からんが。たぶんお互い微妙にずれた会話になってるのが容易に予想される。
残念ながら本編では運動音痴同士見苦しい争いを続けるような邂逅しかしてませんが、両者ともディットンに行くEDなら、改めて向こうで友達になってるかもね。ひげ伯爵という接点もあるし。
愛情ルート入ってると無理でしょうけども。アレが。怖いので。

2009年8月22日(土)

遠くへ走りだそうとしている

よーし、世界樹(とりあえず)クリア。
ラスボスは最初に挑んでぼろ負けして「こりゃしばらく勝てないかな」と思ってましたが、戦法考えて二回目挑戦してみたら意外とあっさり勝てた。
大抵自分はRPGのボス戦はまず強化系かけまくり→殴る殴る殴るばっかりの頭使わない戦法でいくので、強化系無効化されるとぼろ負ける。
続きはとろとろ進めていくとして、改めてメンバー紹介でもしてみましょぅか。
最初から最後までスタメン変わらず使用し続けました。つまりお留守番組はほぼ出番なし。

【ヴァイル/ソードマン】優秀なアタッカー。早めにダブルアタックを取得したこともあり、がんがんダメージを叩き出していた彼も、序盤は良く死んでいた。先頭だから果物とか真っ先に食べる羽目になったせいもある。そんな感じで最初は出遅れ気味だったも、一人クエストは全部彼がこなしたため、今はレベルが一番高い。最終戦で頭封じを成功させた勝利の立役者。なかったらインフェルノくらいまくってた。
【グレオニー/パラディン】職業柄もあり、いまいち火力に欠ける地味な感じ。ヴァイルの陰に隠れがち。しかしながら、レハトがボス戦の要になった後は、彼を守るのがお役目となり、キャラ設定的にはまっていてなかなか燃えた。最終戦はずっと後列守ってましたが、彼の護りがなかったら後列は壊滅していた(初戦はそれで負けた)。レハトと二人きりになる場面もありましたが、何とか立て直しました。
【レハト/レンジャー】序盤から中盤にかけては、補助系メインでぱっとしなかったのですが、サジタリウスの矢を覚えてからはボス戦の要に。2000近いダメを叩き出すのは気持ちいい。ちゃんと最終戦はブーストサジタリウスでとどめ刺しました。
【ティントア/メディック】自分のスキルの取り方が悪かったせいで、いつもTPに苦労した印象。彼のTPが尽きた頃が、迷宮からの帰り時。そういえば最終戦で最高級防具をつけていたのはヴァイルとティントアだった。図らずも本編金持ちコンビだ。最終戦は……何か死んだり生き返ったり生き返らせたり回復させたりしてました。
【ルージョン/アルケミスト】序盤から終盤まで、安定したダメージソースとなってくれた頼れる奴。ザコ戦によし、ボス戦によし。けれど最終戦は属性攻撃があまり効かないようなのでいまいちだった。というか死にまくっていた。生き返っては死に、生き返っては死にを繰り返していた。何とか生きたまま勝利を迎えることができました。

そんな感じでした。とりあえず終了。
2はたぶんそのうちやるかな。すぐにはやらないと思うけど。

さて……羅伊紀さんからモル決定絵をもらいましたが、何か行ってはいけない方へ行っているような気がする。

何だこれ。白タナッセ姫ですか。そうなのですか。主人公さんビンタをどうぞ。遠慮なさらず。

またお腹いたくなってきた。

2009年8月23日(日)

どこか分からぬ遠い場所へたどり着いた

今日もまた冷凍庫の扉を半開きにしたらしく、アイスの実が溶けてました。学習能力ないなー。でも以前の事例の際に教えていただいた「製氷皿で固め直す」という技を試すチャンスです、と開けてみたら何だかレインボーな液体でした。うーむ。
何で毎回アイスの実が入っているかは聞いてはいけません。
それはいいがスティックアイスとハーゲンダッツは回復するかが心配です。
そんなにアイスばっかり食べているからお腹痛くなるんだよと言ってはいけません。
これはいざという時のために蓄えているだけで、ちゃんと一日一個しか食べてませんから。
そして、今日はシューアイスを買いました。

さて、昨日の絵と同じくして、もう一枚もらっていたので本日はそれを掲載します。

題名、モゼタロウ。
羅伊紀さんがどこへ行こうとしているのか、全く分からなくなりました。後ろの方々が誰かも窺い知ることはできません。この世には人類が知らなくていい事があるんです。
とりあえず、何だかモゼタロウさんは強そうです。中盤ぐらいまで張り合ってくるエリートライバルみたいな空気感です。
まあ、つまるところこれまでの流れをまとめるとこうなりますね。

なべ大会にモル連れでやってきた空気の読めないタナッセの人は、うっかりティン鍋を口にして、その中に入っていた毒キムチにやられてしまう。
(ちなみに神殿側の見解としては、そんな危険な鍋を神官がやるはずもなく、それはきっと神官に化けた魔術師の仕業に違いないとのことで、ルが「魔術師がそんな阿呆なことするかい」とぷんすかする)
永遠の眠りについたヘタレの人を心配してうろつく九人のモル(羅伊紀さんが1-9までデザインしてくれる。きっとつるハゲモルとかパンクモルとかデブモルとかいる)。
それを治すためにレハトが大冒険をして、ライバル・モゼタロウに阻止されたり何かされたりしているうちに友情が芽生えすったもんだして、そしてついにレハトはタナッセの元へ!
感動のビンタ! ビンタを極めよ!
タナッセは起きますが、ビンタの傷が悪化して死ぬ。
おしまい。

2009年8月24日(月)

ぱんつは(ryは羅伊紀の趣味

最近、羅伊紀さんがみなぎりすぎているので、そろそろかもかてラフを集めたページを作らねばなりませんね。
王者舘の感想ついでにあそこのHTMLも書き直さなきゃならないし(しかしxhtmlの仕様がぽしゃるとはせっかく書き直したのに今後どうすりゃいいのか)、微妙にやることが多いような多くないようなそんな心持ち。
あとTJSとPHPとPerlとVBAを交互にいじっていると、条件式とか文法が何が何だか分からなくなってきます。変数結合の記号とか。

さあ、本日の羅伊紀さんのみなぎりの成果がこちらです。

ルージョンの神官服の下着はこうだそうですが、それはルーだけですよね。あっちは違いますよね。そんなまさか。はははは。
とりあえずめくるか。
あと九人のモルをデザインしようかどうか迷ってましたが、別にデザインしなくていいです。

2009年8月26日(水)

羅伊紀イラストページ作りました

という訳で、今までこの雑文とかに載せていたラフを集めたページ作りました。
羅伊紀には特に了承とってないけど、今まで載せてきたものを再掲しなおしただけだしいいよね。いいとも。よし。
ここに載せたものよりは一回りくらい大きいです。
htmlひとつひとつ書くのだるかったのでphpで適当に書いて処理しましたが、すごく楽だこれ。これいいな。
もう世界の全てを全部phpで書こう。そうしよう。

ところでモゼタロウさんですが、モゼーラ自身がかなり父似なので、父はあんな感じだったのかもしれませんねと思いました。色んな意味で。父似。
そして本日の羅伊紀さん劇場は、たぶん要望が多いんじゃないかと思われる「タナッセ姫とユリリエ王子」をリクエストしてみました。来ました。

……。
…………。
いや、羅伊紀さんがね。前置きでタナッ子の乳のことばかりに触れるので、乳に多大な期待を寄せながら開いたら男前すぎて吹いた。全てが吹き飛んだ。
ユリ男はタナッ子など三行ぐらいでモノにしますね。神話の英雄のごとく。次の行には子ども産まれてるぐらいのスピード感で。
そして、羅伊紀は「タナッ子は母よりバインバインだよ」派なのが判明しましたが、自分は皆違ってみんないいと思います。はっきりしない乳が出ると、世の中はある乳派とない乳派で争いはじめますが、どっちも色んな可能性を秘めていると思います。乳は無限の可能性を秘めていると思います。
かもかて界では男化しようが女化しようが「あったはずの一つの可能性」なので何でもありです。節操のない世界です。
とりあえず今回、自分は痛感しました。
ユリリエは女に設定しておいて良かったなあと。何かもう主人公の介入の余地が見当たらないよね、ユリ男。

2009年8月28日(金)

まだまだ祭は続くよ

イラストページ、羅伊紀のダメだしを元に下ろしたり上げたり。
昨日のイラストに七人のモル小人を足したverが追加されました。最初はこうだったそうです。
何かを彷彿とさせるなあと思ってたらアレだ、プリクラ枠だ。
表示用のphpもまだ改造中なので、たまにおかしくなってるかもしれませんが、そうなってたらご指摘いただけると幸いです。
本当はコメントつけようかなと思ってましたが、羅伊紀の展示スペースに自分がコメントつけるのも何かおかしいというか誤解を生みそうなので止めました。だからここで書きます、幾つか。
[ローニカ案] 案の中で、珍しくデザインに迷いが見えます。もらった時、確か左上は侍従というより大臣だから違うな、とか返信した気がします。
[モゼーラ案] 眼鏡をつける気持ちは痛いほど分かるが、この世界に眼鏡はありません、と返信した覚えがあります。
[モゼーララフ] 一番後ろにいる二人組は、昔書いていたソードワールド小説に出てくるチャ・ザ神官二人組という内輪ネタがあります。

そして本日は羅伊紀曰くまともなイラストで。
微笑みルージョン。

それにしても別途イラストページが出来たので、雑文にこうやってイラスト載せるのどうしましょうか。
リンクにしようかなとも思うのですが、ワンステップできて面倒かなという感じも。
まあ、とりあえず今のまま載せていきますか。3サイズトリミングをする必要が出てはきますが大した労力でもないし。

2009年8月29日(土)

これからが本当の地獄だ

色々やることはあるのに、何故かphpいじりに一日を費やしてしまった。いかんいかん。
いや、別にいけなくはないのか? よく分からん。

置いておいて。
「何で奴は女を選ばなかったんだ!」という憤慨の声があちらこちらから聞こえてくるような気がしますが全くもってそうですね。
城での評判も以下のようになっていたでしょうに。
「まったく、陛下のお子とは思えぬな(乳以外は)」
「陛下の優れたところは受け継がなかったとは、哀れなものよ(乳を除いて)」

まあしかし真面目な話をしてしまうと、タナっ子になってしまうと諸々の関係性がずれて主人公の介入の余地がかなり狭まっちゃうから、今の状態は必然。
あの人との決定的な決裂条件の一つだからなあ。
ユリ男さんも、男選んでたら王配狙いはしませんよって宣言するようなものだしね。

そして昨日のはこれから始まるカオスロードのための清涼剤みたいなもんだって、羅伊紀の人が言ってた。いや、そういうふうには言ってないけど、大まかに意を捉えるとそういうことだった。

ユリ男さんにコメントもらいました。
「鈍感さは罪なんだよ」
そうですね。

モルタナってモンタナ・ジョーンズみたいな響きだなあ。

2009年8月30日(日)

Akiary v.0.51