Writer:Oumi

過去録

1.22とお茶の話と血の池地獄

日次更新ですみません。
今回の更新は、クリアデータがない状態でのみ起こるバグ修正のみですので、セーブデータ引継ぎをされている方は今回verupされなくても平気です。
新規の方にご迷惑をおかけする形となって申し訳ないことです。

今日は体調のこともあって家でぐだぐだしていたので、飲み物で贅沢してみました。いつもは適当にティーバッグで済ませてますが。
まず貰い物で封切っていなかったマカイバリ茶園のダージリン。リーフが大きいので、ジャンピングした後沈んでいくのがちょうど枯れ葉みたいで秋っぽかった。
次に抹茶。下手くそでうまく細かな泡が立てられないので、羅伊紀にねだって送ってもらった百本立ての茶筅が届いたのでそれで挑戦。まだ荒いですが、自分にしては上出来。
最後にカフェラテ。安物買いのエスプレッソマシンが先日ついにスチーム部分がダメになってしまい、何かいいものはないかと調べたところ、ネスカフェ バリスタという面白いものを発見して購入。普通に売っているインスタントコーヒーを使用することと、頻繁に掃除をしなくても大丈夫で、コーヒーの味が分からない自分には最適だと思ったのですが、使ってみてさすがにインスタントとそれ以外の区別はつくことを発見しました。とはいえ、多めの牛乳をあらかじめ温めておくという一工夫すれば全然問題なしだったので、手軽さの勝利。
そんな感じで楽しみながら、グラドネーラのお茶について考えてみたりした。
ご存知の通り、お茶ってのは一種類で発酵の度合いによって別物になりますが、グラドネーラにおいてはそういう風ではないかなあ。「お茶」というものがある訳でなく、こちらのハーブティのようなものが主流だと思われます。色々な種類のものを調合して飲んでいる訳ですね。それできっと家ごとに伝わる調合みたいなものがあって、それをアレンジしてその人個人のブレンドとか作って所有してたりするんですよ。貴族なんかのたしなみの一つで、庶民でも余裕のある人はやってたりして。出来の良いのは開発者の名前をつけてまた伝承されていったりして。
という設定を今考えましたがどんなもんでしょう。

そういえば、PC放置して別作業していたら鹿スクリーンセーバーがはじまり、「ああはじまったなあ」と見ていたら、血の池になっていてびくっとした。

ハロウィンの特別仕様ですね。全域ハロウィン仕様になってたよ。
さすがに参加鹿も多かった。まあ30人が50人くらいの差だったけど。

2009年11月1日(日)

かぼちゃリターンズ

はっぴーあふたーはろうぃーん
羅伊紀さんはおまけのメンバーチェンジバージョンと言っていたが、「こっちが本番だぜ!」という人も多そうな気がするよ。

そういえば、実のところわざと曖昧にしている設定の話。
それは髪の色。
羅伊紀には特に指定せず自由に描いてもらっていますが、正味設定的にはどうなってるの?と言いますと。
設定的にもアニメ色ありな世界となっております。演出的な問題ではなく。
ただ、自分のフィールドが文章なので、いまいち文として書き起こすとうさんくさくなりがちということで、描写を避けていただけです。
かもかてキャラは羅伊紀さんおまかせ状態で設定とかしてないのですが、Southwardだと、元来設定はシード緑グラデの、アピア紫の、ニッカ水色だからなあ。ミュアとセピアは茶色なので普通。まあその辺りは今後も適当に描写を回避していくことと思います。
あー、そういえば最初の最初に自分で立ち絵テストのために描いたタナッセは黒髪でしたわ(タナッセとローニカだけ描いた。一番最初に出てくる二人だから)。まああの頃のタナッセはもうどこにもいませんけどね。オープニング初っぱなの台詞の中にその残滓が薫るのみ。

2009年11月3日(火)

訃報に思う

今日びっくりしたのは、レヴィ=ストロースが亡くなられたというニュースでした。
「まだご存命だったのか」という意味で。19世紀から20世紀初頭の人のような感覚だった。100歳だから大往生ではある。
どうも海外の学問上の重鎮は皆亡くなっているような感覚になってしまうなあ。あと往年のSF作家も。
皆さん、レイ・ブラッドベリはまだ生きているよ! 末永く生き続けてほしいです。
火星年代記はバイブル。

さて、かのシリーズも終わりが見えてまいりました。
変わらぬ小悪党臭
宿屋とかで密使の喉かっきってそうですね。素敵です。

2009年11月5日(木)

十月は黄昏の国

とブラッドベリさんも言っていることだし。
オレたちの十月はまだ終わっちゃいないぜ!
黒天使扮装だそうです。
やってることはほのぼののはずなのに何かがいかがわしいのはその扮装のせいか彼の人徳か。

今日も結構時間ぎりぎりに絵をもらったので、雑文ネタを用意してません。
「一体グラドネーラでいう《魔術》ってどういうことができるのよ?」みたいな辺りは一度書いておきたいところです。
本編中で説明しきれてはいないので。

2009年11月6日(金)

名前表記の変更についてとか

気がつけば、人気投票もあと一週間で終了なのですね。時が経つのも早いものです。
それにしても従兄弟同士の争いは止まりませんね。何でこんなに一票を競う争いになっているのか。白熱してます。
そしてじわじわと上がったり下がったりしている順位たち。
それにしても……こんなにもローニカが低いのは予想外だった。サニャも低いな。モゼーラさんはたぶんキャラ別得票数では低いけど、複合EDのおかげで順位は低くないぞ。

さて、今更な変更について。
前々から間違ってるとは分かっていたのですが。最初に設定した頃は一般的な表記ルールを知らなくて感覚で決めてしまい、後におかしいとは知ったものの、まあいいかそのままでとずっと直さずに通してきたのですが。やっぱり直した方がいいかなとつい先日思い直しました。
何かというと名前の表記です。つなぎの=です。名前と姓を=でつないじゃだめだよな、紛らわしい。ということ。まあそれも厳密なルールではないのですが、欧米系の名前表記ってかなり適当だから。
ということで、名前表記を順次修正しようと思います。
つまり、名前と姓は・、本家名と副家名は=でつなぐことにします。
タナッセ・ランテ=ヨアマキスとか、ヴァイル・ニエッナ=リタント=ランテになる訳ですね。次回の更新でゲーム中のは全部これで統一します。
後は小説とか、Southwardの方も直さないとなあ。

小説といえば、今回で二話終了です。
三話きます。アレがきます。本番です。
三話は10節では終わらない予定です。どれだけ長くなるかは神のみぞ知る。まだ書けてないから。

2009年11月8日(日)

混ざる世界の

長野まゆみ「カルトローレ」を何となく出来心で読んでみたら、すごく良い感じに進化していてびっくりした。
「初期は好きだがそれ以降は受け付けん」というありがちな元ファンだったのだけど、これは“元”を外してもいいとさえ思った。
中期のあのドロドロで趣味全開なキャラ類型がなりを潜めて、初期のあの鼻につく感じ(ビロオドとか〜なのサとかいう台詞とか)もなくなって、元からの魅力がうまい具合に強まっているかなり理想的な代物だった。明確な解答なしの雰囲気ファンタジーが許容できる人なら強くお勧めできる。
この人の何が好きって、世界が好きだったんだなあと再認識(「新世界」ですら、何から何までぐちゃぐちゃな世界構造は結構好きだ)。境界が曖昧で全てが緩やかに流動しているような世界。出てくる登場人物の性別も立場もあやふやで変化しつづけて確かなものはない。今回の舞台である沙漠にて生活を始める主人公(相変わらず記憶がなく覚束ない立場)が、いわゆる普通の世界出身ではなく、これまた《船》という特殊な世界の出というところが良い。部外者でありながら当事者でもある彼の視点を通すと、読者に十分な説明を与えつつ、世界を二重写しにして惑わせる効果がある。
とにかく特徴的な単語を連ねて描写しようとしていた初期と違って、文章も淡々とした語り口で気負いがない。そして、「」を使用せず会話と地の文が溶け合っている形式(でも誰の台詞かはちゃんと分かる)は、この世界にこそ相応しいと思う。
ベタ褒めだけど、本当にツボにはまったので。まあ、他の最近の作品読んでないので、これだけかもしれないけど。ちょっと調べてみたところBL入るものは相変わらずくさいので回避して、とりあえず近しい雰囲気らしい「メルカトル」を次に読んでみよう。
それにしても相変わらず食べ物がおいしそうで献立が豊富で(ひょっとしたらこれがこの作品のメインかもしれないとさえ思う)、それだけでも点が上がる。編み物で言葉や呪いを形作るなど、沙漠の風俗も魅力的に描かれている。
そういうところ本当にうまいものなあ、この人。
羅伊紀さんは「鉱石倶楽部」みたいな店を作るのが夢だそうなので、是非頑張ってもらいたい。

自分は「男とも女ともつかない曖昧なもの」が好きなんだなと改めて思う。
つまるところ三足族もその部分から出た存在なんだろう。
そういや、三足族のジェンダー認識は色々と面倒くさい部分ではありますが、現実世界と微妙に違えど大差ないところに納まっている理由は、他の二種族からの影響にあります。かもかてでは、喧嘩別れしてまだ百年程度だから。
その辺りのところもまた今度。

2009年11月9日(月)

イラストページを少し改造

ハロウィンと反転のサンドイッチ。
ぐれおねえさん
何か明らかにこっちの方が強そうじゃないですか。ストイックっぽくて。

羅伊紀さんが謎の力によりみなぎり続けたおかげでイラストページが思ったより圧迫されている感じなので、ページを分けて表示するように改造しました。
仕様上ちょっと変な部分もあるけどまあいいかってところです。

「メルカトル」は読み終わったけど、いまいちだったな。
やっぱり「カルトローレ」だけが(自分にとって)奇跡の出来だった様子。
それでも一度離れた作家がふと気づいたらまた好きな作品を書いているってことはあまりない出来事だけに、嬉しいことではある。また当たりが来るのを気長に待とう。

2009年11月10日(火)

お礼とジェンダー

本日は羅伊紀が皆さんにお礼の気持ちを表したいそうです。
エンディング人気投票へのたくさんのご投票、ありがとうございます。
あと三日!
ついにデッドヒートを繰り広げている二人が千票突破ですね。本当にありがたいことです。
そしてイラストのトッズはさりげなくひどい。

魔術については書きかけているのですが、長くなりそうなのでジェンダーの話を先に。
後天的に性別を選択する特殊種族の割に、どうして独特のジェンダー観があまり見られないかというと、彼らが独立した種族ではないことが強く影響しています。
かもかての時代こそ壁により他二種族より隔離されているものの、その状態は特殊なものであり、本来ならば三種族混合で暮らしているのが標準であった訳です。そして、分裂戦役がらみの話で出てくるように、ダリューラ時代には三足族は他二種族より低い位置に置かれていました。彼らは独自の種族観を形成できる状態になく、最初から性別を固定されている他二種族に合わせる形で男女認識を持たざるをえなかった訳です。
これが三足族のみで完結した種族ならばまた違ってきたのでしょうが、グラドネーラの三種族は共に混血が可能です。従い、その辺りの意識は統一されるのが必然だったのでしょう。
よって、分離してからまだ百年程度であるかもかての時代では、まだダリューラ時代のジェンダー観を引きずっていて、分化した姿こそが完全で正しい姿であり、男女の装いは分けるべきものという訳です。
Southwardの時代になると、もうちょいゆるゆるになってる感じでしょうか。ファッションなどもユニセックス方面に進んでいると思います。

2009年11月12日(木)

ルーさんのまほうきょうしつ

ほら、とっととその辺りに座りな。
まったく分かってるのかねえ、お前があんなくだらないこと言い出すから、私までばあちゃんに呆れた目で見られたじゃないかい。
……そ、そりゃそういう話はまともにしたこたないけどさ。
お前がここまで踏み込んでくるとは思わなかったし、第一もう子どもじゃないんだからさ、おとぎ話と現実の区別ぐらいつかないもんかね。
仕方がない、説明してやるからしっかり聞きな。ただし一度だけだよ、忘れてまたあんなふざけた質問をしたなら、その口を縫いつけてやるからね。

お前にゃ初歩の初歩の修練のやり方しか教えてないけどさ、それだけでも魔術ってのがどんなものか分かる部分があるだろう?
そうさ、あくまで基本となるのは「自分の力」だ。
昔話に出てくる悪役魔術師みたいに、何もないところから炎の玉を出したり、人間を操って殺し合いをさせたりなんてことはできやしないんだよ。
そうだね……お前、ちょっとあそこにある小石を動かしてみな。
そう、そういう感じだね。自分の手を広げる感じで掴んだだろう?
でもさ、そんなことはこうやって……ほら、三歩ほど歩けば魔術なんて使わなくても掴んで動かせるだろ。
つまり、魔術ってのはそういうものさ。この三歩を縮める、そんな技術なんだよ。基本はね。
だから基本から外れる……自分以外のものに干渉しようと思うと、ぐっと難易度は上がる。つまりはこんな順番だね。
1.自分で出来ることをする
2.自分の範囲を広げる・強化する
3.他者の力に便乗する
4.他者の力に干渉する
1.はさっき言った通りのことさ。ほとんどの場合自分でやった方が早いけれど、例えば手が三本必要な時なんかには使えるね。
2.が三歩縮めるってこと。離れた場所のものを動かしたり、見えない壁を作ったりね。後は自分の感覚を強めることもできるよ。目や耳、運動能力だってそうさ。
3.からが一つの壁だね。自分の力を把握するだけでも難しいのに、他の奴の力を読まなきゃならない。他人って言わなかったのは、動物にも可能だからさ。人間よりは少し簡単だね。私は鳥の気を引いて呼ぶぐらいしかできないけど、ばあちゃんは感覚を借りることができるよ。それだってあくまで借りるだけ、例えば行きたい場所に行かせたりはできないってさ。
4.は……理論的にはできるらしいけどね。やろうと思えば、かなりの準備が必要だし、失敗の可能性も高い。昔の魔術師ならともかく、呪文一つでお手軽には出来ないね。

ああ、そう、呪文の話はしていなかったか。
まだお前は使う段階には達していなかったからね。逆に言えば別に使う必要なんてないんだよ、呪文ってもんは。何も唱えずとも、石は動かせたろ? それはどうしてかといえば、お前がどうやれば石を動かせるか、意識せずとも分かっているからさ。
けれど、じゃあそこに壁を立ててみろって言ったらどうだい? 感覚的にはもう一人の自分を立ちはだかるように広げて配置するって要領なんだけど、ちょっと戸惑うだろ。
そういう時に使うのが呪文なんだよ。あやふやな感覚を具体的なものにまとめる補助手段っていうかね。感覚の訓練を蘇らせるための手がかりになるのさ。
だから、呪文を唱えればいきなり魔術が使えたりはしない。言葉自体に力がある訳ではないからね。同じ現象を引き起こすにしても、私の呪文とお前の呪文は違ったものになったりする。とはいえ、当然訓練の過程で師弟の呪文は同じものになりがちだし、感覚の想起という点で優れた構成のものならば、昔から伝わり続けて定型になっていたりする。
ともあれ、魔術に何が一番大切かはこれで良く分かったろ。たゆまぬ日々の鍛練だよ。分かったなら、これからもさぼるんじゃないよ。

これだけ話せば、お前のくだらぬ疑問も解決しただろうね。
つまりはお前の思い描くような素晴らしく派手な真似は、魔術にはできっこないってことさ。何もないところから炎を生み出すなんてことは不可能だし、他人の力に干渉するったって、そいつの心を思うままに操るなんてことじゃないんだよ。
え、昔の魔術師なら出来たかもしれないんじゃないかって?
無理だよ、無理無理。昔話なんてね、話を盛り上げるために適当に作った嘘っぱちなんだから。
ばあちゃんは「ありゃ魔術師じゃないさ。魔、なんだよ」って言ってたけど、真に受けるんじゃないよ。
魔物なんている訳ないだろ。神と同じでね。

2009年11月14日(土)

人気投票、無事終了いたしました。

ご参加いただいた方も、見守ってくれた方もありがとうございました。
とりあえずphpがきちんと動いてくれて一安心です。と思ったら感想戦の日付ちゃんと表示されてない。感想期間は11/23までですので、今回の激戦について一言入れていただけると嬉しいです。
それにしても表も裏もこんなに一票の攻防になるとは。見る度順位が並んだり入れ替わっている様は壮観でした。
また改めて感想は書きますので、本日のところはまずお礼を。
前のようなお礼の品は用意できなかったので心苦しいですが、またそのうち何かします。

そうそう、Southwardのミス箇所を教えていただいてありがとうございます。早速直しました。
連載小説もこの雑文も同じCGIで出力しているのですが、日記として使うのが本来なので、小説だと色々不具合が出てくるのは仕方がないか(というか自分の改造が適当すぎるせい)。
そのうち自分で一から作り直したいところです。

ちなみに昨日の「ばあちゃん」について、こっちはジブリだと直感したけど、羅伊紀曰くモデルはヨーダだそうです。羅伊紀さんはライトセーバーを嬉々として振り回すお人だからなあ。
ちなみに目元を孫と似せたとも言ってました。

2009年11月15日(日)

常春の国 グラドネーラ(まんまだな)

そんなこんなで羅伊紀からもイラストが届いております。
人気投票結果についてインタビュー
ちなみにトカッセは以前に個人的にもらってあって、うちの携帯待受になってます。おしゃれ布うめえ。

そして、何か羅伊紀も衛士名前投票につぎこんでたらしいよ。
お気に入りは上位争いには食い込めなかったようですが。せっかくだから何かに使うか。ええと衛士で名無しの人は……死んでる人ぐらいになっちゃいそうな。
自分は参加してませんが、個人的にはユウジーンが気に入った。すごくそのまんまなのがいい。

また個々のEDなどに関して裏話など交えながら感想書きますか。
ちょっとお待ちください。

2009年11月16日(月)

ED人気投票 所感その1

ということで大まかな所感など。
所感っていうか、何か適当に喋ってる。
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●総評
やはり愛情系が強く、トップ勢の並びはキャラ人気投票と同じという結果になりましたね。前回はタナッセが一位をほぼ独走で走り切りましたが、今回はヴァイルと一進一退の攻防となった訳ですが。これは特徴的なED数やED難易度などにも関わってきますので、単純にキャラ人気では測れない部分があると思われます。
やはり極端に感情が振れるタイプのEDが人気なようです。とはいえ、ED種類は満遍なく入っている感じですね。

今回エンド人気投票にしたのは、配布から時間が経ってそろそろ大体のエンドを見た人もいるかなという点と、投票コメントやイラストを見て好みでないキャラのエンドに興味が湧くこともあるかなという二点からでした。難易度とかの問題もありますが、面白そうだなと思ったら挑戦していただけると嬉しいです。
ご参加本当にありがとうございました。とても楽しかったです。

では、個別にエンドの裏話など。
キャラの時と同じく20位ぐらいまでかな。

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1位 タナッセ愛情ver.B (1222票) 総コメント数:290
記憶がはっきりしませんが、たぶんタナッセEDで一番最初に書いたものだと思います。何しろタナッセのイベントは完成の一年半前にはほぼ書き上がっていて、ずっと放置状態だったからです。腐らなくて良かったです。ちなみに最後まで一つだけ残っていたイベント枠には「愚者と賢者」が埋まりました。
タナッセ愛情は、反転ボタンの使用教本な感じで想定してました。冷静に考えるとやらかしたことは結構ひどいのに、シリアスなんだかコメディなんだかよく分からない雰囲気になるのは、タナッセの持ち味なんでしょう。得なのか何なのか。
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2位 ヴァイル愛情ver.A (1219票) 総コメント数:289
これはほぼ確実にヴァイルEDで一番最初に書いたはずです。少なくとも、「湖上の約束」は動作確認版にすでに入ってましたから。
今回の強さは、初めてのEDがこれだったという人も多いと思われる難易度の低さもあるのでしょうね。あと唯一挿入歌が流れるえこ贔屓。最初は全部屋上で済ますつもりでしたが、あの歌を聞いてしまっては舟を出すしかあるまいと変更したという経緯があったりしました。素晴らしい楽曲に感謝。
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3位 トッズ愛情ver.A (755票) 総コメント数:298
信頼のコメント数&イラスト数トップ。さすがトッズさん。
「父と名乗る男」もかなり昔に書き上がっていたものです。ただエンド周りは結構後になったかな。
軽く補足をしておくと、最後にいる場所は魔の草原に踏み込んではいなくて、草原を臨む「はじまりの森」の中になります。ここはダリューラ時代は「最果ての森」と呼ばれていましたが、ここから建国王ルラントが出陣したとの言い伝えにより改名されて今に至ります。
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2009年11月17日(火)

兎鹿ってスプーに似てるんじゃないかと思い当たって 所感その2


文字ばっかりだらだら続くのもなんだと余計なものを描いてみました。
続くかは知らん。

さて、本日は4-8位まで。
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4位 グレオニー愛情ver.A (435票) 総コメント数:97
本来なら、簡単な方の部類に入るはずのキャラだったのですが、何故かイベントを組み上げてみると複雑怪奇なチャートになっていたグレオニーさんの登場です。
これはあれですね、御前試合に出場すると愛情ががんがん下がるという罠のせいも大いにあるのでしょうね。
見た目的にも立ち位置的にも手ごわい感じじゃないのにこれで、皆さまには大変ご迷惑をおかけしました。想定外でした。これからも尻を叩いてやってください。喜びます。
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5位 ユリリエ裏切ver.A (302票) 総コメント数:96
そして愛情並びを打ち破るユリリエの大躍進。キャラ投票では揮わなかった彼女ですが、時の流れがその良い性格っぷりを知らしめたようです。キャラ投票の時点では攻略していない人が多かったんじゃないかな。初印象は男女プレイヤー共に食いつき悪そうな人だし。
同じ同性エンドでも、ルーが愛情でユリが裏切なのは、キャラの捉え方によります。というか、ユリリエ裏切はこんな風になる予定はなく、他と同じようにするつもりで書き始めたのですが……何か暴走しました。まあ良くあることです。
百合エンドは複数あるのに薔薇エンドは何故ないと一部からお叱りを受けそうですが、だって男性陣がアレだからですよ。突破してくれるような根性ないからですよ。根性なし!
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6位 グレオニー殺害ver.A (280票) 総コメント数:126
そして殺害トップの栄光はグレオニーさんの手に! 嬉しいかな? どうかな?
実のところ、公開後これが人気を得たのが一番意外な出来事だったかもしれません。経緯を考えれば主人公もグレオニーもどちらもろくでもないよね。という。
取り返しのつかない状況下にしか、きっとあの言葉は発されることはないのでしょう。
攻略的には、怪我するのランダムで面倒くさいですよね。その辺りからも「うっかり見れたらラッキー」的な位置づけのエンドだったのでした。
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7位 リリアノ愛情ver.B (244票) 総コメント数:160
じわじわと上がってきた順位のみならず、毎回確認する度増えているコメント数に戦慄いたしました。何でしょう、この65%を突破するコメント率は。素敵すぎます。
地の果てで二人きりという状況にも関わらず、ちゅーの一つもないのかよという皆様のお怒りにつきましては大変恐縮ではございますが、印持ちにとって額を合わせるということはつまりそういうことなのでご理解いただきたく存じます。
犬の散歩って楽しいですよね。
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8位 ヴァイル憎悪ver.B (228票) 総コメント数:29
ここでようやく憎悪の登場ですね。やっぱりマイナス系は印象は強くとも、投票するとなると後回しになりがちかな。
という訳で、皆大好き監禁エンド。とりあえずBとCを隔てる条件表記が分かりにくいですね。すみません。他に良い書き方ないでしょうか。
「玉座を巡る決闘」は予告台詞から分かる通り、初めから予定されていたイベントの一つでした。あの音楽の差し込み方は個人的には会心の出来ですが、あそこで挿入されるが故にエンドロール周りで苦労する羽目になりました。
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2009年11月18日(水)

二冠祝にタナッセをお払い箱にしようか 所感その3

続いた。
インタビュー続き
でもうっかり気づいてしまったけれど、インタビューできてないよねこれ。

さて、本日は9-12位について。
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9位 ティントア・ルージョン友情ver.A (212票) 総コメント数:32
友情トップがこれは妥当なところか。基本的に激しい展開をしない友情はこういう投票では不利ですね。
仲直りエンドは当然あるものだろうと想定されていたかと思いますが、友情の二股はいささか面倒くさかったかと思われます。単品でも面倒くさい双子なのに。さらに主人公蚊帳の外気味となると報われない。
とはいえ、双子のそれぞれのイベントを見た後の総仕上げ的な位置にあるEDだと思います。逆にいえば最初に見てしまうといまいちかもと思いもするが、こんなの最初に見られる人はまずいないか。
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10位 ルージョン愛情ver.A (203票) 総コメント数:71
ちょっと道を間違えるとすぐ死んでしまうルージョンルートの綱渡り感を貴方に。
正直なところ、能力値制限はともかくも、任意イベントで特定選択肢(明らかに重要という雰囲気でもない)を選んでいないとイベント失敗な設定は、あまり良くないなと思ってます。もう一回ぐらいチャンスがあってもいいんじゃないか。と思い続けて直してない。そろそろその辺りの手直しをしたいところ。
ドゥナットさんを我が手でぶっ殺したいという皆様の声も届いていますが、その辺りは本編後の展開に任せたいと思います。
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11位 リリアノ・モゼーラ友情ver.A (166票) 総コメント数:30
最初は高順位をキープしていたのが日を追うごとにずるずる下がっていった印象が。たぶん「票を継ぎ込むことはないが、最初の方に一票投じておくのにやぶさかではない重要エンド」という位置づけなんじゃないでしょうか。
また曲者同士の組み合わせで、主人公さんは大変苦労なされたかと思います。
モゼーラの素性については当初は未設定で、「どうしてこの人はこんなに正義にこだわるんだろう?」と考えた時に天から降りてきました。彼女がタナッセに冷たいのは同じ立場の者として複雑だからでもあります。
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12位 ティントア裏切ver.C (125票) 総コメント数:22
ティントアの必殺技が炸裂するED。実は地味にタナッセもその技を使っていますが、状況のせいかあまり取り沙汰されてませんね。
主人公が現れなかった場合は、うっかりルージョン相手に炸裂しかねないので、主人公よくやったと誉めてやると良いと思います。
ユリリエのところで男キャラには根性がないと言いましたが、別方面に根性が発揮されていただけでしたね。
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2009年11月19日(木)

へいよーぐっつすっす 所感その4

常々興味を持ってはいたが、最近Steamで購入できることを知ったのとおっさんの影響でOblivionやりたい熱が高まってきました。しかし洋ゲーなだけにクリスマスセールとかやりそうだからしばらく様子見。
そういえば、「The Path」のメーカーの前作、「The Graveyard」がちょっと前に一日だけ無料配布をしていたので、「本当に有料版か?」と思いつつもDLしました。どんなゲームかというと、足の悪いおばあさんが墓場をまっすぐ歩いてベンチにたどり着き、どこからともなく流れてくる歌を聴いて帰るだけのゲームです。ゲームか? そして有料版と無料版の違いは、有料版だとランダムにおばあさんが死ぬ、というだけらしい……。
試しにやってみました。……死にました。


さて、本日は13-16位ですね。
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13位 サニャ愛情ver.A (101票) 総コメント数:19
癖がないだけに皆から可愛がられていても「一番」ということはないのか、それでもこの位置は立派なもの。
やはり難易度が高いものほど「達成した!」という満足感があるのか、結構アクロバティックな攻略を要する王配EDがトップに。
二人を襲う困難は多数あれども、外憂であり内患ではないだろうところが安心でなごみますね。……改めて考えると何て嫌なゲームだ。
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14位 グレオニー愛情ver.C (96票) 総コメント数:14
グレさん愛情二つ目エントリー。護衛ルートですね。
グレオニー愛情ルートの複雑さは、御前試合挑戦ルートと護衛ルートの二つが並列して起こり、それぞれが微妙に絡み合っているところにあるのではないかと思います。どちらか片方に限定して起こしていくとそんなに難しくない……はず。というか書いていて自分も良く分からなくなってきていたので、よくもちゃんとつながったと思わなくもないところ。
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15位 ユリリエ殺害ver.A (93票) 総コメント数:24
殺害EDを書く時に、まず考えたのは「どうやったら彼女を殺せるのか?」ということでした。結局のところ、彼女の納得する物語を与えてやらないと難しいなあ、とこんな感じに。
でも、彼女は概ね自分が勝利しているかのように振舞うけど、本当のところはそうでもないと思うよ。
最後の演出のために、モノクロのやり方を調べた思い出。
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16位 タナッセ友情ver.B (90票) 総コメント数:25
タナッセの正体判明ルート。本は投げ捨ててやると一番面白いですね。
ところで何でタナッセを詩人設定にしたのかとんと思い出せないのですが、何か一つ取り柄がないと可哀相だと思ったのでしょうか。詩はさっぱり分からんと常々思っている自分に挑んでくるとは良い度胸だ。
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2009年11月20日(金)

今日で終了 所感その5

昨日の所感について、ユリリエ殺害verAがverBだとご指摘いただきまして。Aは大広間でユリリエのどてっ腹に「これがお前に贈る本当の愛じゃぁぁぁぁ!」とばかりにドスを差し込む主人公verで大丈夫ですよね。一応確認してからそのつもりで書いたのですが、確かにあの文はBの方が相応しいかも。せっかくなので別アプローチで書き直してみました。

そんなこんなで本日最終、17-20位です。
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17位 タナッセ愛情ver.A (89票) 総コメント数:22
タナッセが続き、こちらは王配ルートですね。別名王子下剋上ルート。身分ではなく評判の下剋上。一番の王配候補だった自分がよもやこんな形で王配になるとは神とは皮肉なことだ、とか思ってそうです。
何かあれですよね、結婚を機にニート旦那が一念発起して働きに出た、みたいな感じですよね。そう比喩すると途端にいじましくなるこの不思議。
まあ元が悪くないので、たちまちチヤホヤされはじめて調子に乗らないことを祈ります。結婚デビューの恐怖。
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18位 モゼーラ殺害ver.A (72票) 総コメント数:1
非常に不思議な現象なのがこのED。票数といいコメント数といい、これは二名の方が全票を投じたのでしょうか。それがこのEDというところにそこはかとないおかしみを感じます。
EDに関しては、これも彼女の生き方の一つの到達点ではないかと。危なっかしく生きるのはいいけど幸運に恵まれないとこうなりますよ、と。正しくあることは難しいものです。
まあ、騙し討ちしたのは主人公なんですけどね。
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19位 トッズ憎悪ver.A (71票) 総コメント数:27
愛と憎悪は紙一重、普段好き好き光線を出している人ほど、いざという時怖いって典型でしょうか。というかそういう時のパターンが、男は執着、女は正面決戦になっちゃってるような。幅がないな、自分。
軽めの態度を崩さないトッズが覗かせる裏の面は、書いてて結構楽しかったです。
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20位 ティントア愛情ver.A (69票) 総コメント数:23
天然の愛は怖いというお話だったとさ。
具体的行動はどこから学んだんだ、という疑問点につきましては、「恋は体当たり☆」タイプにつきまとわれた経験からじゃないでしょうか。たぶん。
ルー愛情のところでも似たことを書きましたが、「査問会」で特定の選択肢を選ばないと愛情ルートに入れない仕組みはちょっとまずいなと思ってます。ティントアの心情的には適切とはいえ、そもそもこ奴の心情を掴むのは至難の業だし。イベント自体をトリガーにすべきかな。
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20位 トッズ友情ver.A (69票) 総コメント数:16
最初から猜疑心ばりばりでいかないと難しいトッズ友情エンド。ある意味こっちの方が愛情より彼の心情的には安定してるかも。幸せかどうかは置いておくとして。何も口を出せないだけ、ローニカのストレスが地味にたまりそうです。
利用したりされたりの騙し合いの関係って傍から見てると楽しいよなあ。
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ええとローニカ……。
トッズの勝ち誇る顔が瞼の裏に浮かぶようです。

2009年11月21日(土)

こたつの世話になりはじめる

最近めっきり寒くなりましたね。
トカッセさんが目を付けられたようです
自分も倣って本日はトカッセピェンロー鍋と土鍋ごはんにしました。鍋うまい。
それにしても絵本のようなタッチで何という。
そういえば、昔学校の美術の課題で絵本を作った時、羅伊紀だけ別世界を築いていた。そんな思い出。
あ、後、羅伊紀がそろそろイラストページの整理を始めたいとのことなので、一応事前にお知らせしておきます。どれが消えるは知らない。

ちなみに兎鹿の肉は食べられるけれど臭みが強いし、力仕事にも毛刈りにも使えるからあんまり食用としては育てないかなって感じだと思います。
肉の基本は土豚と鳥だな。牛馬はいない。

2009年11月22日(日)

ゲームとかやって逃避する日々

どうも最近気持ちがとっちらかって諸々の作業がはかどらない毎日ですが、相変わらず羅伊紀さんはみなぎっていらっしゃいます。
もしもかもかて 打ち上げ会
「つまり昨日の鍋を皆で食べにいくということですか?」と聞いたら、「違う」と返されました。
命拾いしたな、トカッセ。

2009年11月23日(月)

茶飲み話

以前、羅伊紀と一緒にお茶した時に飲んで鮮烈な印象を残したお茶をついつい買ってしまった。
その名はラプサンスーチョン。
さすがに初回ほどのインパクトはないものの、記憶の通りの味だった。
どんな味かというと、燻製でいぶすのに使った葉をそのまま茶葉にしたような味です。すごいぜ。でも嫌いじゃないぜこういうの。飲んでるうちに慣れてきたぜ。
しかし、他人には出せないお茶ではあります。こんなの出したら、絶対嫌がらせしていると思われる。これを絶賛した英国貴族の舌は腐ってる。
部屋に訪ねてきたいけすかないあいつに「これが自分のオリジナルブレンドだよ☆」と出すにはすごく適していると思うのでお勧めです。

冬はこたつに入って飲み物をがぶがぶむさぼるのが習慣なので、気がついたら色んな飲み物の種類が溜まっていく。
ええと、今備えてあるのが、紅茶(ダージリン・モーニングブレンド・チャイ・ラプサンスーチョン)、中国茶(烏龍、ジャスミン、何か良く分からないもの)、コーヒー(エスプレッソ・カプチーノ・カフェラテ)、ほうじ茶、抹茶、ゆず茶、ココアってとこか。
結局あまり飲まないものを忘れて悪くしてしまうのでこの辺りにしておかないと。
でも、前にドトールであったオルゾーラテが好きだったので、オルゾーがちょっと欲しいと思ってしまう。だがオルゾーとは単にミロではないかとも思う。
世の中は難しい。いや別に難しくもない。

そしてかなり昔に書いた「かもかて内の食べ物をまとめておこう」というのを案の定忘れていることにさっき気づいた。
そのうちやろう。

2009年11月26日(木)

1.23

先日カプチーノカップを買いにいったところ、単品700円、四つセット1200円という驚きの価格で迎えられました。欧米系スーパーにありがちな「三つ買ったら一つおまけ」よりすごいな。どんな仕組みだ。
関係ないけど、今年の伊勢丹のクリスマスデコレーションかわいい。

さて、そんな感じでかもかて本体をver1.23に上げることにしました。
前のverで変えたクリアデータ周りのミス修正なんかが主です。イベント分岐もちょこちょこいじってますが、特筆するようなものはありません。
ヨアマキス邸の応接室が外から覗かれていて心霊写真みたいだったのを、ようやく修正したとか。前から気になってたけど、やっぱりあれ人だよなあ。
ver2になるまではこんな感じかと。
本体よりは、キットの大きな更新の方が先に来ると思います。
……まあ、予想通りの追加です。いつになるかは確約できませんが。

2009年11月28日(土)

やることはいっぱいある

そういえば、1.23に上げる時に、ご要望いただいてた「事典を見るのが面倒くさい」というのを追加するのを忘れてました。次にやります。

……とはいえ、ボタンが一個足りなくてなんかバランス悪いのですが、あと一個何かありませんか。

あと一つ、小説用のphpが一応組めたので、昨日の外伝から使用してます。
何か不具合を発見されましたら教えていただけると幸いです。
Sowthwardの方も移そうかと思うけど、量が多いから面倒くさい。

近頃はグラドネーラの地図をせこせこ描き直してたりしてます。
何かいまいち距離感が分からないというか、王城のある湖かなりでかいな。琵琶湖ぐらいはある感じか。琵琶湖は波が寄せてくるのに感動したなあ。

2009年11月30日(月)

Akiary v.0.51