Writer:Oumi

過去録

思い出せそうで思い出せない少し思い出す記憶

気がつけば投票も折り返し!
とりあえず普通に投票システムの月またぎは成功しているようで一安心です。
それにしても色んなイベントがありますねー。これ本当に全部自分が書いたのか、いまいち思い出せないわ。誰かこっそり書いていったんじゃないのか?

自分の作品さえそうだから、読んだもの観たものも結構がしがし忘れていったりして、再読するとその忘れっぷりに呆然とすることがありますね。ともあれ、厄介なのは完璧に忘れていた場合ではなく、何か変な断片だけが記憶に引っかかり続けているケース。思い出せそうで思い出せない、歯の隙間に何かが挟まっている物件が誰しもあると思いますが、自分にとってはこの話です。誰かが知ってて教えてくれると嬉しいけど、きっと知らないだろうな。

媒体はいわゆるジュブナイル文庫。ライトノベルという呼び名がない頃のもの。青い鳥少年文庫とかじゃなくて、ちょっと俗っぽい系だったと思われる。小学校の学級文庫で読んだはず。
内容はSF系ホラー。ひなびた田舎町で、人が行方不明になる(?)話で、その原因が放射能で突然変異した貝を食べたから、というものだった……はず。その貝は確か《ゼロ》と呼ばれていたはず。序盤で、七輪で貝を焼いて食べるおばあさん、みたいな場面があったはず。
で、オチとか、食べた人が具体的にどうなったかとかの辺りがすっかり頭から抜けてるんですよね……。確か食べたらお腹が痛くなって、何か救急テントみたいなところに並んで、それで襲ってくる人々から逃げた、ような……でも、こういう時の定番の化け物になるとか、ゾンビになるみたいなショッキングな展開はなくて、当時の自分はある意味拍子抜けしたような。だから襲ってきたのは記憶ねつ造かも。でもそれだと貝を食べたらお腹痛くなったっていうだけで、それじゃ単なる食中毒じゃないか。ともやもやしてます。
やっぱり得体のしれないものを食べたら、ミミミミミとか甲状腺異常で目をぎらぎらさせて襲ってくるとか魚面になって海に帰っていくとか何かそういう展開が必要だよね。
どういうオチだったのかな……大したことなかったような気はするんだけどな……。

逆に(こう言ったら申し訳ないのだけれど)別段感銘も受けなかった、たわいのない内容の話であっても、やけに明確に覚えているものもあるのが不思議なものです。
自分にとってその代表が「魔王タコヤキの秘密」というジュニアノベル。
何かこれはタイトル勝ちのような気もしますが。何でこれ読んだんだろう。
調べてみたら、花丸レーベルだったみたいですが、その頃はBLレーベルじゃなかったはずだし、内容も別に普通のライトファンタジー系でした。主人公女の子だったし。確か。
ファンタジー異世界トリップもので、異世界の人間が現世に生まれると体重がないから計測不可能になる、という設定まで覚えている。でもやっぱりオチはぼんやりとしか覚えていない。悪の魔王も可哀想な奴だったんだよ、的なパターンだったと思う。
……となると、何故か自分は序盤の方が記憶に残りやすいのか?
記憶とは不思議なものです。

2011年3月3日(木)

あっさり解決した

昨日のもやもやした戯言に、早速複数の方から情報いただき、ありがとうございましたー!
いただいたものを調査したところ、無事解決いたしました。
まず間違いなくこれだ! 畑正憲「ゼロの怪物ヌル」!!!!
ムツゴロウ……さん……だったのか、作者。そして得体のしれない貝っぽいものの名前はゼロじゃなくてヌル(null)だったのですね。うろ覚えぶりを発揮してます。
そうそう、食べた人のコピーが出来るんだった。だからといって、そんなに怖くなかった覚えがあるので、そんなにショッキングな展開ではなかったのでしょう。というか、人間コピーとかの展開だと、その頃には既に手塚治虫でトラウマ植え付けられてたからな……。ミクロイドS……(最大トラウマ)。
後に改題されて「海から来たチフス」になってますが、自分の読んだものは古い方の題名だと思います、チープな印象からして。しかし発行年が古いな。学校に長く保存してあったのか、誰かからの寄付だったのか。
とりあえずやっぱりオチは思い出せないので、そのうち再読してみようと思います。他にいただいた情報の作品も違っていたとはいえ気になるのでそれもまた探してみます。
本当にありがとうございました。

そういえば、さらにうろ覚え系の話を続けるのですが、前からちらほら聞こえてきていた「俺屍」のリメイクがついに露出したそうですねー。
やったのは大分前なので一族の名前を覚えていないという大失態なのですが(勧めに反して自分の名字はちょっと、と思い使わなかった)、最初の方の子だけは覚えてるなあ。何故かというと、名前の法則があったので。
最初は女の子で「壱子」。茶髪ツインテ。
次も女の子で「双葉」。茶髪ショート、だったはず。
三番目からもはや覚えてません。当然「三」で(みよ、だったかな? いや、みな?)、緑髪男双子が生まれるまでずっと女系一族だったので、女子だったはず。四番目がお母さん系容姿で、それに見合ってたくさん生んだ覚えがあるかなー。確か七番目ぐらいで傍系に当主が移ったりして、数えるのがうまくいかなくなって名付けの法則は止めたような。
懐かしいな。交神も昼子までいったはず。氏神の昼子超えはしなかったか?
うん、楽しみですね、リメイク。

2011年3月4日(金)

気がつけば

票数も二万を超えて、しかして投票期間もあとほぼ一週間。楽しい時は何とも早いものです。
コメントもイラストも票数もめいっぱい楽しませてもらってます。
相変わらずの上位二つのデッドヒートぶりですが、キャラ別で見るとヴァイルの票数はそんなに離れてる訳ではないんだなー、とか。
モグーラさんは回避したようだが、約半分が一位イベントへの投票なのか、とか。
割合で言えば上位二人もそんなもんか、とか。
となると、一番票が分散しているのはヴァイルなんだな。なるほど。
やっぱり愛情と憎悪がぱっきり分かれる作りのせいか。両雄並び立つ、的な。ちょっと意味が違う。

近況としては、昨年からたぶん発症したなと観念していた花粉症に案の定襲われ、ぐしぐししてます。いつかかかるとは思っていたけど。
そんな中、ぐしぐししながら、ナルガは倒して村クエ最終レベルだよ。何か火竜ばっかだな−。
でも相変わらず集会所のラオシャンロンは時間切れで倒せません。火力不足か……。ぼっちつらし。

2011年3月7日(月)

生存報告

ご心配のお問い合わせをいただいてしまいましたし(ありがとうございました!)、取り急ぎこちらでも。
こんなところに書き込んでいるぐらい、全くの無事です。
幸い、電車を使わない通勤方法のため、ごく普通に帰宅もできました。ガスは止まってしまってますが、電気は平気ですし、どういう気まぐれか昨日おかずを多めに作って「今日は温めればいいや」とかいう体勢にしていたために、ごはんも普通に食べました。変な悪運だけは強い。(あ、しかしこれは風呂に入れないフラグ)
物的被害も色々崩れやすいものだけ崩れてたぐらいで、PCのデータ類も何の影響もありません。

しかしさすがに「このまま収まらずに死ぬかもしれない」と思った。免震構造だから酔った。

まだ余震も続いていますし(書いている今まさに揺れている)、電車も全て止まって帰宅できない方も多いようですし、被災地の方は本当にお気をつけて。皆さんのご無事を祈ってます。

(追記3/12:羅伊紀は名古屋なんで、大した影響はないはずです。メールももらったので無事です。しかし同じく名古屋の弟が、ちょうど東京に出張に来ていて被災したらしい……何て間の悪い奴だ。彼も帰宅難民ですが無事です)

2011年3月11日(金)

人気投票は予定通り継続します。

こんな状況下ですし、節電のお願いも出ていますし、どうしようか迷ったのですが、このまま予定通りのスケジュールで締めたいと思います。
皆さんもきっとネットでの情報収集などする時間があるでしょうから、そのついでにちょこっと出来る方は参加していただければ。

どうしてそう決めたかですが、昨日あまりに気持ちがくさくさしてきたので、コンビニに甘いものを買いに出かけたのです。食糧はあらかた消えていましたが、まだケーキは残っていて、それを食べながら思いました。
自分は食事は普通に出来ているので栄養は足りているけれど、可能ならばこういうものを取るのもやっぱり必要なのだなと。
そして、体だけではなく、心にもケーキはきっと必要なんだなと。
こんなことが「ケーキ」に匹敵できるかどうかは分かりませんが、皆が日常に帰ってきた時に「こんな結果になったんだ」とか「このコメントやイラストは素敵だな」とか楽しんでもらえたら、それが何よりだと。

そんな訳で今日も含めてあと三日、何かの隙間にでもよろしくお願いいたします。

2011年3月13日(日)

人気投票本日最終日

本日が投票締切日です!
開始が14日だったので昨日までと思ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、今日までですのでお間違えなく。
色々ありましたが、最後は笑って締めましょう。
これまでと同じく、その後一週間は感想タイムですので、そちらにも宜しければご参加ください。

こちらの日常生活は特に大きく変わらずです。
いやまあ色々ごたごたしてますが、あまり影響のない生活形態をしていた。いつの間にか。
しかし、どうして人間は物資不足となるとトイレットペーパーを買い占めるのだろうか……。それが人間の業なのか……。
自分は焦らず済みました。何故なら災害二日前に新しいのを買ってあったから(変に悪運が以下略
でも花粉症が悪化して、週末はあんなだったので医者に行くのもためらわれるうちに、変な目やにで目が開かない状態になったりして困ったけど大したことはない。今思えば気が弱っていたのだな。あ、今日医者行ったのでもう平気です。

それにしても節電ピーク時には、狩りがはかどります。
相変わらずキリン乱獲期に入りましたが。
倒せない倒せないと行っていた老山龍は、威力の強い武器を作成して何とか撃退しました。
が、雌火竜の逆鱗のレアっぷりに涙目。仲良し仲間がいれば確実に手に入る……だと……? 泣けますね。花粉症で。

2011年3月15日(火)

たくさんのご参加、ありがとうございました!

これにてイベント人気投票、終了とさせていただきます。
数の多く面倒な中、たくさんの票をいただき、ありがとうございました。
それにしても相変わらずの首位争い……これまでは中盤辺りでタナッセが一馬身飛び出て、その後リーチを伸ばしていくみたいな感じでしたが、今回はほぼ最後までつばぜり合いでしたね。
次があれば逆転があるかも。
今回、色々な事情で参加できなかった、しきれなかった方、また絶対何かやりますので、その時にはどうかご参加ください! お待ちしています!

で、恒例の感想戦が一週間あります。
自分もいつも通りに書くつもりですが、明日から週末までちょっと名古屋に顔見せに帰る予定でばたばたするので、遅れるかも。機を見て更新はするつもりですが。
とか思っていたら、さっきの静岡……。うーん、微妙ですが、たぶんそんな感じです。

2011年3月16日(水)

今回の災害にまつわることで思うこと

無事名古屋についてます。
で、本来なら今回から人気投票についての感想を書くつもりで、さらにいえばここではなるべく災害のことについては触れずに行こうかなと思っていたのですが、今回だけ少し書かせてください。言いたいことは一つ。

放射線で人が即死することはないが、パニックとデマは簡単に人を殺すだろう。

ということです。もちろん死の原因にならないというのは、現場で作業している方々を除きます。今回のことで放射線の影響について改めて調べてみましたが、自分の出した結論は「最悪の事態でも癌の確率が数パーセント上がる程度、普通の人間はその前に他の関係ない原因で死ぬだろう」というものでした。この辺りは個々の感覚にも寄ると思うので、自分で調べてみてください。ネット上にいくらでも比較検討できる資料は提示されています。
それよりも怖いのは、不安を煽るために構成しているとしか思えない情報の垂れ流しと、それによって浮き足立つ人々です。

今回の記事を書くにあたってのきっかけが、新幹線のリアルな運行状況が分からないかなと、Twitterを「新幹線」で検索してきたときに出てきた幾つかの呟きです。
曰くそこには「東京を脱出している人が多い」「スーツケースを持つ人の数が異様」「子ども連ればかり」「帰省ラッシュ時よりも混んでいる」「グリーン車まで埋まっている」……。
昨日乗ってきた者から言えば、これはまったくのデマです。はっきり言って、がらがらとは言わないものの空席の方が目立つ状態で、ごく普通の平日夜の新幹線風景だと思われます。もちろんこれも個人の感覚で、ツイートした人が見た時はそんな状態だったかもしれないので、客観的に見られる資料を。JR CYBER STATIONで新幹線空席案内を見てみてもらえば、どの列車にも十分な余裕があることが一目で分かるはずです。(帰省ラッシュ時は、発売と同時に予約しないと席がなくなることも珍しくありません)
スーツケースを持つ人の数は目立ちました。でも、今の時期を考えれば何も不自然ではない。大きなものを持っているのは大体海外旅行帰りらしき人たちでした。
子ども連れは確かに多かった。一時退避の人もきっと多いでしょうが、元から帰省の予定だった人もそれなりにいるはず。今の状況の東京から妻子を遠ざけるのは理解できます。余震も続いていますし、不便な思いをするよりは田舎に置いておいた方が安心です。
ちなみに折り返す新幹線からは、乗る人間と同数ぐらいの人間が東京駅へ降りてきました。半数ぐらいがスーツケースを引いて。
つまるところ「東京脱出ラッシュ」なんて現象はまったく起きていないのです。これから学生の皆さんが休みに入り、三連休もあって少し新幹線は混むかもしれませんが、それはそれだけ。変な情報に煽られると、あのばかばかしい買占めのようになりかねません。
(東京のスーパーやコンビニからは確かにものは消えてますが、普通に飲食店はやってますし、コンビニで弁当やおにぎりも売ってます。今の状態で飢えることはありえません)

浮き足立っている地域にいる方々はくれぐれもパニックに巻き込まれないようご用心を。気をつけるべきはまずそこです。
例えば、人だかりにはなるべく近づかない。ニュースを見ている人山辺りが一番危ないかと。気になるでしょうが、今の状況はたとえ五分情報を早く知ったからといって、何ができるというものではありません。それよりも、何か事態が起こった時に恐慌に駆られた人たちに巻き込まれてドミノ倒し、という命の危険の方が絶対に高いと思われます。
人だかりがあったら、まず離れて状況を観察した方がいいです。

後、もう一つだけ。
これは即効性のある話ではないのですが、歴史の流れ的に。
間違いなく、この危機の後に新興宗教が流行ります。彼らは不安を煽り、救済を説くでしょう。用心してください。彼らから得られるものはなく、奪われるばかりです。
もちろん「正しい宗教」というものは難しいです。古い新しいでは測れないし、時代によって変容するし、個々によっても感じるところは違います。
でも、自分がいくらか宗教をかじってきてたどりついた結論は一つ。
自分で考えることを否定する宗教に、ろくなものはないということ。
宗教はむしろ考えること、疑うことを肯定するもの。日本人ならば、禅が分かりやすいでしょう。キリスト教でも仏教でも、ひとかどの宗教者はとことん悩み苦しみ疑い、それでも信仰を捨てられなかった人たちです。宗教者じゃない私たちはそこまでする必要はないですけれど、「従っていればいい」という姿勢の教えには眉に唾をつけてほしいのです。

不安を煽るのは実はとても簡単で、責任を取らずにすむような方法です。
不安を煽って何か起きる→やっぱり言った通りだ
不安を煽って何も起きない→自分の注意で回避された/今回は助かったが用心するのはよいとこだ
もちろんその姿勢は大切なものですけれど、それは冷静な視点を与えるためで、奪うためにすることではないはず。そして、今の状況では皆が十分に危機感を持っています。
自分の不安を他人に押し付けようとしている輩に踊らされないよう、私も気をつけたいと思ってます。うまくいくかは分かりませんが。

2011年3月17日(木)

結果所感 その1

今見てみたら、お絵かき掲示板の期限が修正しそこねてますね。
感想期間と同じく、3/22までです。すぐには直せる環境にないのですみません。
では、予告通りに簡単ながらに結果への感想を。
上から順番に、一〜三位。

一位 神の業、人の業/タナッセ
相変わらず呆れんばかりの強さのへなちょこ王子。
ある意味このイベントはへなちょこのへなちょこ具合が全開で大変分かりやすいと思います。
前半は何か調子乗ってぺらぽら喋ってるし。あんな台詞、アドリブで言える訳ないですから、練習したんでしょうね。モル相手にでも。それを想像すると、何か物悲しいですね。いや、楽しいのかな。
そういえば、見殺しパターンは案外見つけられていなかったのですね。まあ大体が折れちゃうからなー、この王子。

ニ位 父と名乗る男/トッズ
で、一位とは逆に、まず間違いなくアドリブでかっこつけたイベントがここにランクイン。最後近くまでのデッドヒートぶりに、「今度こそ一位奪取か?」と思っていましたが、残念ながら王子の底力はすごかった。
このイベントは三部構成の結構面倒くさいものになっています。それぞれにフラグを立てていかないと、最後まで行き着かないという。つまり、トッズの好感度、ローニカの好感度、トッズへの印象度、ですね。
最初にトッズを殺してしまう人が多いのは計算の内で、ある意味死亡描写に力を入れています。

三位 湖上の約束/ヴァイル
オープニングからも察せられるように、ある意味このゲームのメインイベントです。唯一挿入歌入り。前にもどこかに書いたと思いますが、最初は屋上イベントだったのですが、quayの歌詞を聴いた時に「これは漕ぎ出すしかないだろう」とこんな感じに。
夜の城という珍しい背景も使用されてます。ヴァイルは結構、特殊背景も多いですね。
今までのイベントは、全て二部以上構成というか、途中で音楽が変わるものばかり(四位もそうですね)。やはり曲の力というのは偉大だと感じます。

2011年3月19日(土)

帰還報告と17日雑文補足とか

無事、東京に戻ってきました。
テレビのない我が家で、ぽぽぽぽーんの呪縛からやっと解放された気分です。
帰りの新幹線は東京上りはモニタで見る限り午後の便は全て指定席全滅状態、自分の乗った夕方発も指定席グリーン合わせて満席、自由席の通路は埋もれたらしくデッキに人が立っていました。下りは全部の便が空いてました。ごく普通の連休明けの光景ですね。一応前の補足として。

それと蛇足とは思いますが、17日の文を読み返すと言葉足らずのところがあったので。自分は「東京から避難するな」とは全く思ってません。個々の判断で良いと思う方法をとればいいと思います。ただ、それを「東京から脱出ラッシュが起こっている!」と煽るのはどうかと思う訳です。それが万一広まった場合の悪影響は分かるはず。
また、買い占めに関しても、必要なものを必要なだけ買うのはもちろん該当せず、懐中電灯や非常食などを買うことに対しては「まあ仕方ないよね」という感じです。ただ、トイレットペーパーや生鮮食品に関しては何だかな、と。何故それを買うべきなのか、全く考えていない行為にしか見えないために。
あと、自分が見たり直接感じた範囲のことしか書いてないので、前の文に関しては都内についての話だけです。それを明確に書いてないのはちょっとまずかったかなと思いました。伝聞情報はデマを生みやすいので、もしまた何か書くことがあっても、同じように自分の行動範囲内だけの話になるでしょう。
ちなみに名古屋は前と変わらぬ生活が営まれてました。それについては、やっぱり人間、生活に響かないと本当に真剣には考えないだろうなとも感じてしまう。誰もがそう。

結果所感 その2も今回一緒に書こうかなと思ったけれど、時間切れだし混ぜるのは何なので明日にでも。

2011年3月22日(火)

結果所感 その2

これにて感想も締切にてイベント人気投票を終わらせていただきます。
皆様、ありがとうございました。

そして、予告通り所感その2。

四位 玉座を巡る決闘/ヴァイル
一位二位の差がちょっと開いていた最終日、一番苛烈なラストスパートを繰り広げていたのはこの四位争いだったのでは。
自分が夕方見た時には、グレオニーが逆転してましたが、いつの間にか再逆転。これがヴァイル憎悪派の底力か。
ということで、ヴァイルが愛情憎悪でスリーフォーフィニッシュ。票を真っ二つに分けてもこの位置につけるというのはある意味すごい。
予告を見て分かるように、このイベントも最初期から決まっていたものです。というか、上位に入っているのは大体ほぼ最初に決まっていたものということで、キーイベントが人気があるのは嬉しいことですね。
イベント関係の裏話的なことに触れると、ヴァイルの強さを設定するのが難しかったです。あっさり負けても何だし、強すぎても何だし。試合の能力値については、固定値の人と主人公の能力に比例している人がいて、ヴァイルは後者です。さらに好感でもろもろの修正値つき。

五位 最後の試合/グレオニー
そして、惜しかった五位。健闘賞をさしあげよう。
エンド投票は殺害が多かったけれど、今回は愛情で良かったね。やっぱり騎士(みたいなもの)たるもの、想い人の手袋(に準ずるもの)を持って決闘に挑むのが様式美。
それにしてもこのゲームで一番予想外だったのは、グレオニーの愛情ルートがいつの間にか複雑怪奇な構成になってしまったことに尽きる。試合ルートと護衛ルートをもうちょっとぱきっと分けられればこんなことにはならなかったはずだけど、どうにも分離しにくかったです。
さすがにもう組み直しは無理だろうしなー。

六位 生殺し/タナッセ
ホイミ!
……前から思ってたけど、青いから? 青いからなの?
これは最初期から……別に決まってなかったような気がする。たぶん。思いつき。
タナッセ愛情ルート=ギャグルートの一因となっているこのイベントですが、まあお笑いでは確かにあるものの、実はこの現象はかなり世界設定の深いところまで踏み込んでいる部分だったりします。かもかての範囲じゃこれ以上触れませんが。

2011年3月23日(水)

結果所感 その3

予告通り所感その3は7から10位です。
どうしようどこまで書いたものか。もぐら勢も考えて、25位か30位くらいでしょうか。

七位 継がれゆく世代/モゼーラ
おお、モグ……モゼーラさん、こんなところでお会いできるとは。
リタントという国の流れを考える上では、ある意味最重要イベントですね。イベント条件もややこしく、かなり苦労した人も多いのでは。
自分も苦労しました。このイベント、どちら側で起こしたかによって、シナリオファイルがあっち飛んでこっち戻ってとするんだよなあ。
正しさとは難しいものです。何故なら、人間は皆、己にとって「正しい行動」しかしないのですから。それが他人にとっても正しい行動かどうかは分かりませんが(大抵違う)。

八位 ただ一つの期待/ティントア
そして、このイベントがここにつけますか。そうですね、どちらかというと、これはティントア寄りの印象が強い感じでしょうね。
これもまた、出すまで大変苦労した方が多かったと思われます。お疲れ様でした。確か配布初期はイベント条件がさらに厳しかったので(というかちょっと間違えてた)、緩めたような微かな記憶が……。
やっぱりこういうキャラ達を出した以上、和解EDは必須だと理解していましたが、ティントアがどういう結論に至るか、果たしてそれでルージョンを引き止められるかは書いてみるまで分からないぼんやりとした状態でした。最悪、決別したままになるかもしれないと思いましたが(というか途中結構危なかった)、仲直りして良かったです。

九位 雨の中の遭遇/タナッセ
おしゃれ布の活用方法。正直、あんな吸水性の悪そうな布で拭かれても……と思わなくもないですが、まあ置いておいてやろう。
雨の日のタナッセイベントは変則的な出方をするので(しかも元々雨がランダムだし)、これも見るのちょっと面倒くさいですね。そう思えば、上位は見るの苦労するのがほとんどか。
愛情と友情、二つのぱっきり分かれたバージョンがあるこのイベントですが……別イベントにすべきところを、無理矢理同じ名前のイベントにまとめた感は否めない。だって雨イベント一人三つまでだったから……。

十位 甘さと幸せ/ルージョン
これが一番意外な結果でした。ルージョンのトップが特に必須でもないこれで、この順位に入ってくるとは。今までは(タナッセ恥ずかし系は置いておいて)重要イベントばかりだったからなあ。
まあ、ご存知の通り、ルージョンの必須系は鬱々とした系統ばっかなせいか……。最重要があれだし。皆、幸せ系を欲していたのですね。それに別集計というシステム上の問題で、「ただ一つは〜」はティントアが投票初期からリードしていたので、そっちに票を集めたという部分もあるのでしょう。
このイベントはルージョン=甘党の設定が出来たと同時に決まっていたものでした。確か。集中辺りが。

2011年3月26日(土)

結果所感 その4

では、11〜15位まで。

十一位 神様の間違い/サニャ
サニャの一位がこれで二位が二十四位……ううむ。ううううむ。
まあ、一番インパクトのある憎悪集大成とも言えるものか。
イベントの構成は、最初に思いついた台詞群を書きつけておいて、それを膨らませる、という感じで進めていきましたが(それが大体予告に使った台詞。だからうまく膨らませられずなくなったものもある)、イベント名になっているサニャの罵りもそんなうちの一つでした。

十二位 エンディング・愛情/ヴァイル
エンドがこんな高順位につくことも結構予想外でした。前にエンド投票はしたし。
何故これがここにつけたかと思うと、そういえば湖上の約束は別に愛情確定イベントではなかったせいか。あそこから憎悪分岐も定番でした。そういう意味では愛情一位か。
そして唯一の背景「屋上3」が出るイベント。あれは城の全景で使っているモデルの屋上にそのままずずいっと侵入してカメラアングル替えたものです。

十三位 求めるただ一つは/トッズ
意外にもトッズの二位はここまでなし。憎悪系が入るのは予想内でしたが。
うーん、そう考えるとタナッセのランクイン率が異常なのか。層が厚いのな。トッズの逆転一位は難しいかもしれない。
イベントとしては、トッズの憎悪は確かあまり決めていなかった覚えが。で、愛情から憎悪に反転させるにはこいつ相手にはどうすればいいかなあと考えて、たどり着いた答えがこれでした。確か。

十四位 ささやかな儀式/タナッセ
これは愛情イベントですが、どっちかというとランテ全体の友情イベント的な雰囲気があるかもなー、と思う。とはいえ、ヴァイルに嫌われているバージョンなどもあるので、色々ですが。
これも地味に面倒くさいですね。ヴァイルで出してると出せないし。

十四位 与えられるべき報い/タナッセ
あ、同率だ。この順位で珍しい。怒濤のタナッセ続き。
神業と続き物のイベントなので、どっちに入れるかは迷うところだったかと思われます。
ちなみに反転位置は、システム的な処理の問題もありますが……まああんなところじゃないか、とも思ってます。

2011年3月28日(月)

結果所感 その5

十六位〜二十位。
やっぱり二十五位まで、つまり次回が最後かな。

十六位 想い人の正体/ローニカ
ローニカTOPは愛情EDきっかけのこれか。とはいえ、トッズ票もいくらか入っている感じがする。髭vs髭の集大成。
何でよりにもよってこの二人の大岡裁きにしたのか……何だか気がつくとそうなってました。ローニカを奮起させるためには仕方ないね。

十七位 嫉妬/トッズ
投票開始直後、しばらくはこのイベントがトッズのトップになっていてこのまま行くのか?と思いましたが、順当に父の方が上がって良かったのか惜しかったのか。
しかし嫉妬なんていう共通イベントが食い込むとはこれまた愉快。嫉妬イベントは当時の雑文にちょうど進行状況とか書いてありますが、行き当たりばったり順に書いていきました。さすがに数が多いのでバリエーションが枯渇した。

十八位 エンディング・憎悪/ヴァイル
まだ登場したエンド無双ヴァイルさん。やっぱり愛情と憎悪の支持がぱきりと分かれているんだなと実感します。愛情と憎悪は別腹派というか。

十九位 衣裳選び/ヴァイル
それにしても上とのギャップのすごさよ。
ヴァイル乙女化イベントの代表格か。自ら魔物の穴に飛び込むほど煮え詰まっていたらしいヴァイルさんの頭に乾杯。
ところでがしゃんの効果音大きくてうるさいよね。分かってる。

十九位 継がれゆく世代/リリアノ
リリアノは今回振るいませんでしたね。自分でも思い返してみると、どのルートもきっかけイベントというものが明確でない造りになっているから仕方がないか。基本的に立場としてオブザーバーになりがちで、あまり派手な展開は望めなかったのが原因。
ということで、モゼーラさんに譲りながらも同イベントでのトップ。リリアノを切り崩すためにはどんな言葉を投げかければいいかは悩みました。一番簡単なのは弟関係なのですが……弟イベントはもういない人だけあって入れ損ねた部分が多いなあ。語り部が限られるから難しい。ここだけは何かでちょっと補完したいところです。

2011年3月31日(木)

Akiary v.0.51