Writer:Oumi

過去録

全治三ヶ月ぐらい

そんなこんなで雑文を更新せずに、外伝を更新したり、羅伊紀さんの含みがある素敵絵を更新したりしていた訳です。
イラスト大好きだけど、あれHAPPYじゃないよね、どう見ても。
外伝は後二回。最終節に関してはある法則によって筋が構成されているので、次回はあの人の登場です。それにしてもファジルの節少ないな。

指の方は化膿することもなく全然痛くないので心配無用なのですが、指が一回り大きくなっているせいでやっぱりキータッチがしにくいというか、たまに二つ押してしまうので微妙に鬱陶しい限りです。例を挙げると「冠を持つ神のたて」とかになる。つまりこの題名は変更すべきだということですね。響き的に「冠を持つ神の毛」で頑張ってる感を出すか、「冠を持つ神のね」で落ち着かない感を出すかどっちにしようか。
そういえば「かな入力なんですか」とご質問をいただきましたが、かな入力です。英数もタッチタイピングできます。無為に指バイリンガルです。たまに他人の端末を使う時のみローマ字入力も使いますが、ローマ字変換脳が搭載されていないため、ワンテンポ遅れます。

最近は……自分はあまりアニメを観ない人間なのですが、その理由の大きなところが決まった時間に待機するのが面倒、というもので。録画機器ないし。それ以前にテレビもうないし。まあだから、昨今ネット配信が盛んになったため、いくつか観たりしています。で、今はfate/zeroが面白いなあ。型月作品はやったことないのですが、長くオタクをやっているためfateのネタバレは大体食らっているから前提知識はまああるし(あと昔体験版だけはやったし。鬼改造吉里吉里を体験すべく)。一時期、弟がコミケにfateの小説を買いに赴いていたことがあったのだけど、たぶんこれだったんだろうな、とか今更どうでもいい発見をしました。
その弟からシュタゲを借りたので、そろそろ手をつけようか。指を噛まれたり指を噛まれたりしていたのでまだプロローグなのです。

2011年11月2日(水)

次で外伝おわり

どうにか外皮がふさがったらしく、指が通常の細さになりました。
が、そのためにガードが減って、キータッチの時微妙に痛い。
くそういたちくそう。
……別に自分でガーゼでも巻いておけばいいか。

昨日、外伝を更新いたしましたが、次回エピローグで最終回です。
特に驚くようなこともなく淡々と終わります。
しかしこれ、各エピソードごと順番に読んで訳が分かるのだろうか、という今更ながらの心配が。
まあいいや。

やっとシュタゲを開始した。

2011年11月8日(火)

寒くなってきた

そういえばイタチに噛まれた噛まれた騒いでいますが、あれは噛むつもりで噛んだ訳でなく事故なので別にイタチを恨んでません。
自分八割(興奮している時に手を出した)奴二割(ポリ袋を咬み引き裂いて遊んでいた)ぐらいの過失で。
むしろ牙が指に食い込んだ後に、パニックを起こしてピーピー鳴かれて焦った。牙の外し方が分からんかったらしい。口を開け。
でも奴は今やすっかりそんな出来事を忘れていると思われて腹立たしいので、今後顔を合わせる度に薬指一本でいたぶってやる所存です。
イタチは可愛いですよ、腹が立つほどに。
どうして、してほしくないことへの突破策に関してだけは恐ろしいまでの賢さを発揮するんだ。
飼うの自体は楽だし、病気のことさえなければもっと気軽にお勧めできるのですが。

シュタゲはfateと違ってほぼネタバレを食らってないので、ごく真っ当に楽しみつつ進めています。今Chapter2。
前提知識としては多世界解釈ものらしいということと、携帯で分岐選択ということぐらい。まだゲームの構造とか良く分かってないので、後者は返信とかがどのぐらい影響するのか良く分かってない。説明書読んでないし。重要部分はアイコン出るとこだけかな? それとも返信の積み重ねで変化するのかな。評価は聞いていたけど、この選択肢仕様はスマートで素敵なアイデアですね。結局少しばかり選択タイミングに幅がある時間制選択肢みたいなものだから、制御自体はそんなに難しくなさそうだし。
登場タイミングといい、細かく撒かれた違和感といい、明らかにタイターぽい人が出てきたなあ。
あと幼なじみは確実に「存在しない」展開が来るよなー。

2011年11月10日(木)

外伝2終わりました

近頃、更新ぎりぎりまで書いているせいでこちらを同時に更新できなくなってましたが、外伝2は昨日の更新で完結いたしました。たぶんね。
長々のおつきあい、ありがとうございました。
あの部分は書かなきゃいかんなあと思って始めた外伝ですが、余計な謎を増やしただけかもしれない。

シュタゲはようやくいわゆるループ的展開ができる素地が整ったところまでやってきたかなあという進行具合。
同時に「発狂した宇宙」を読んでいたりするので、たまに変な部分で記憶が混同する。
ミシンが「発狂した宇宙」で、レンジが「シュタゲ」。良し。

指は順調に表面がふさがり、もう押しても痛くないぐらい。
後は中がくっつくのを気長に待つぐらいか。奴の牙は細くて深い。
血の色が鮮やかだったし、絆創膏で漏れてこなかったとはいえ十時間以上経っても出血してたから動脈だったのかなあ。指先だから折り返し地点?

2011年11月15日(火)

ループの功罪

ちょっとしたお知らせ。羅伊紀に了承をもらって、らいき部屋の位置を先頭に変えました。あとは内部仕様の改造なので、見る方にはあまり関係ないかな……。あ、らいき部屋だけ上限枚数なしになってますが、どれだけ表示するかは羅伊紀さんの胸三寸です。

最近はこの改造と、相変わらずじりじりシュタゲ進め。
現在、タイムマシン修理中。
しかしオフ会の時から怪しんでいたけど、さすがに狭すぎるし全く反応ないしと一時保留にしていた案件が、本名を知らないなどの詳細情報開示並びに(たぶん)初めての立ち絵横並べで確信に変った。髪の毛の癖(特に毛先の処理)同じですね。このタイミングで並べたの明らかにわざとですね。あとあれはどう見ても全員の名字ですね。数字はまだ分からん。

そしてシュタゲとは直接関係ない話だけれど、前から思っていたことを改めて実感したりもする。
何かというと「物語を書き始めて間もない人は、ループものに手を出すべきではない」ということ。
確かにループものには色々傑作がある。そんなのに触れていると、まずそれらの作品のifを考えだしだり、自分でも同じような作品を作ってみたくなる。でも、ループものにはかなり深い落とし穴がある。
それに触れる前に、まずループものの利点について。
まず何より、主人公とプレイヤー(読者)の感情の一体化が容易なこと。最初に理不尽な結末を突きつけられた主人公がそれを覆すという構図は、着地点がはっきりしているだけにモチベーションの維持が容易だ。
そしてショッキングな展開がいくらでも可能。どんな魅力的なキャラだろうと舞台だろうとあっさりぶち壊せるカタルシス。悲惨であれば悲惨であるほど良いぐらい。何だかんだ言ってえぐい展開は受ける。そしてそれが功であり罪。
露悪趣味だ、とか言いたい訳ではなく、あまりにも代償なくそれらが出来てしまうので、書き手にとって一番得難い「切り捨てる訓練」ができなくなってしまうのではないか、という話。
魅力的なキャラを退場させる時の書き手の葛藤や、たくさんの筋書きの中から「これこそがこの物語に相応しい」というものを選び出す難しさ、そういう大切な部分を(安易な)ループものはスポイルしちゃうんではないかな、という怖さがある。それでいて展開だけは派手に出来るから、それにごまかされてしまう部分が出てくる。
結局のところ、きちんと構造を練り上げたループものを書くのは難しい、てことか。多重構造なんだから、まず一つの構造をきちんと書ける力量を持ってから挑戦するべきもの。
なので、最初のうちはループものは止めておいた方がいいよ、と自分は思うのでした。それだけ。

2011年11月18日(金)

しようもない一言

AscensionのTemple Librarianがモゼーラさんすぎて辛い。
デッキ構築系のゲームはてんで駄目でしたが、しばらくやって何とかルールを覚えました。うん面白い。
どうもTCG系は性に合わなくて。ドミニオン一応持ってるけどやってなかった。
MTGに乗れなくてアナログゲームから離脱したよくあるパターンの人です。

あとシュタゲの雷ネットがガイスターすぎて辛い。
いや、それは知っていたわずかな前知識の一つなので今更なのですが。
鈴羽エンドとフェイリスエンドが終わりました。
エンド6つだから、各女の子に一つずつ用意されてる感じなのでしょうね。

2011年11月20日(日)

終わったよ

シュタゲ、トゥルー終了。うん、面白かった!
ちなみに前々回書いた「たぶん初めて」は初めてじゃないことを周回で確認しましたので訂正します。それ以前に並んでいる画面あった。

構成が見事ですね。ネタバレなしでプレイできて良かった。
特に面白いのは三種類のタイムトラベル方法の使い分け。その中でもいわゆる「ループ」的な手段のタイムリープによって改変はできないってところがなかなか手強い。一番ギミックとして興味深いのはDメールですが。ループによって、主人公(並びにプレイヤー)が知識をたくわえ、他キャラとの知識格差によりすれていくのがループもののちょっとした問題点ですが、これだとむしろ「何が変ったか」という前提知識を探らないといけないので、新鮮味を失わずに済むなあ、と。まあこの作品中ではそういう機能はあんまり関係ないけど。

そういえばトゥルーに収束する前は、ひょっとして最後はメタ的な展開になるかなあと思ってました。
どうしてかというと、あまりに舞台が箱庭感溢れていたので。その原因は、ひとえにSERNの存在感……のなさ、というか。何というか狭い。
で、終わっていかにもなメタはこなかったなと思いつつも、良く考えてみたら観測問題を取り扱った以上、メタ要素は含まれずにはいられないというか、つまるところこれ全体が唐突感がないメタ話ということでいいのかという結論に今。
というかもろキャッチコピーで言ってるし。世界=お前。収束するのは観測者が観測したものだけである。
それでようやくSERNのしょぼさに納得がいきます。出てきて「柄の悪い男たち」どまりのエージェントや、あの意義のよく分からない脅迫メールは、小市民なオカリンの認識の限界なんだな。リーディング・シュタイナー以外に特殊能力を持ち得ないのも、結局いつものポーズは「設定」でしかないことを本人が認識しているからなんだろう。
そうそう、そういえばプレイ途中にどうにも腑に落ちなかったのが「現在のメールデータを消すことでどうして世界線移動するのか(もう捕捉されてるんじゃないの)」ということだったけど、これは捕捉されるのは未来であり、未来のSERNが過去に指示している、という解釈でいいのかな。この辺り読み飛ばしたかも。そこが納得いかなかったのも「未来のSERNが過去に干渉している」という大がかりな黒幕感が全然なかったからなんだろうと。

ちょっと残念なところは選択肢かな。
フォーントリガーは前に書いた通り面白い仕様だと思うのですが、それを生かしたギミックは特になかったし。それに選択肢の正解が全然分からん、これ。「レポート」と「サイエンティスト」とか、「交通費」と「深夜バス」とか、これ正解を事前に推理できる要素は与えられてないよね。選んだ後に長く続く方が正解かな、みたいな……。
そういう意味では、ゲーム的な楽しさはないなー。選択肢を選ぶだけADVでも、頭使う要素があればゲーム的だと感じるのですが。
媒体的にはこの形は感情移入の点で素敵なので文句はないけれど、やっぱりノベルとADVはもっと分離させて確立できないかなとも思う。このタイプは無理無理選択肢つけなくてもいいかなあと。電子書籍的な。「ゲームはやらない」層を引き込めるといいのですけど。

さて、次はダンガンロンパか、俺屍リメイクのどっちかかなあと思ってて、試しに品切れ中のダンガンロンパを注文入れてみたら早まって届くみたいなので、前者みたいです。

2011年11月26日(土)

かもかて ver1.40

長い沈黙を破って、バグ修正いたしました。たいした直しは入れておらず、大体が矛盾点の修正です。取り立ててチェックするようなものでもないです。
これからも年二回ぐらいの修正になるかとは思いますが、何か気になるところがあったらばしばしお寄せくだされば幸いです。
で、更新時に一つ気づいてしまったのですが、本体ファイルver1.39に上げ損ねてました……(正確にはリネーム忘れ)。二つのサーバに分散してDLするようにしてあって、その片方だけですが。古い方が落ちてくる確立50%。五ヶ月……。
すみません。今後気をつけます。

さて、ゲームはダンガンロンパが届いたのでとりあえず1章おわり。
良い感じの悪趣味っぷりが素敵な一品。
しかし体験版の頃から思っていたけど、裁判パートがバラエティに富ませすぎててむしろ煩雑さが。特に音ゲー。はい苦手なだけです。すみません。
舞台や演出は好きだから頑張るよ。微妙にはらむディストピアSFものの香り。
で、まあ、ダンガンロンパとは直接関係ないのですが、いわゆるゼロサム殺し合いものに触れた時いつも思うことがあるのです。
つまり「殺す側に回らせてくれないかなー」というあまり公言できない願望が。こう陥れたり罠仕掛けたり信頼させといて突き落としたりとかでさー。
「皆良い人だったのに、どうしてこんなことに……くっ」とか言うのも良いけど、特にゲームの場合はそっち側にも回らせてくれてもいいじゃないかと。そういうゲームはあるのでしょうか。
確か「クラキミ」はそういうルートがあると小耳に挟んだ記憶が。後、犯人側に回れる金田一少年のゲームもあったか。でももうちょっとこうシミュレーション的にやりたいなあ。詳しくないけどエロゲにはありそう。でもエロゲは殺し合いじゃなくてエロになっちゃうか。それはちょっと違う。
オンラインというのが一番創意工夫があるのかもしれないけど、でも単なる泥臭い正面対決殺し合いになって終わりな気もする。葛藤なんてしないだろうし。元々設定がゲーム的なんだから、ゲームでやっちゃうとくどいだけなのかもなあ。
となると、プレイヤーが潜入者(ゲームマスター側)になって引っかき回す、人間関係SLG辺りが妥当……ってまたどす黒いものを。

2011年11月28日(月)

Akiary v.0.51