Writer:Oumi

過去録

赤ちゃんはどこからくるの

久しぶりにかもかて世界についての話でもしようかと思います。
七夕なのでそういう話を。
つまり星とかのロマンチックな話ではなく、男女の営みの話を。
七夕だいなし。

何の話をするかというと、子どもを作ることとかその逆とか。
産みの繋がりがある以上、その辺りは男女共に死活問題になりうる訳で、どう対処しているかというその辺り。
さて、まず人々がその辺りをどう認識しているかといえば、子どもが出来るかどうかは男女ともの精神状態が大きく影響すると考えられています。
つまり、それをコントロールするための手段として、薬やお香の効用が伝えられてます。有り体に言ってしまえば、作りたい時にはアッパー系、防ぎたい時にはダウナー系な感じ。だから娼館を識別する方法として、気怠い感じの甘い匂いが漂っている、とかがあります。
まあ、実際それで大きく左右できるほど簡単な話でもないんですが。一応効能はあるかなー、ぐらいな。

ぶっちゃけてしまうと、ここら辺りの設定は生物学的なものじゃなくて、いかにもファンタジーな部分なので、あまり気にしないでください。
あ、娼館は男女どっち用もあるよ。

2012年7月7日(土)

今いじっているところ

先日から性懲りもなくソース整理とかしている訳で、次verup時にへたすると不具合が見込まれます。テストはしてますが。
実際ろくでもない構造のソースが多い。

そして、次回からこうします。

最終日の選択に「あの人に会う」というものが増えて、最後の日イベントは場所じゃなくてキャラを選択してもらう形式にします。
どうしてこうするかというと、攻略キャラ人数より場所の数が少ないので、場所がかぶっているキャラが両方出現する際にずらすようになってるのですが。ですが、前々からそれが上手く働いているかいまいち自信が持てないままだったり。
なら、どうせ最終日は最後の日イベントしか発生しないので切り離すことで解決を図ります。
そんな感じで。

2012年7月8日(日)

◆忍 殺◆

ずいぶん更新の間が開いてしまいましたが、おおむねだらだら生きてました。いたちにルンバをけしかけたりして。
そんな日々の中、一年前ぐらいから存在に気づいて気になってはいたものの、その特殊な形態から手を出しあぐねていたニンジャスレイヤーをちまちま読み進め、ようやく現行連載分に追いつきました。ヤッター。
実際面白いので皆に勧めたい。そんな思いで、適当に紹介文を書きます。

まず粗筋。
舞台は重金属酸性雨が降り注ぐサイバー都市・ネオサイタマ。ぶっちゃけブレードランナーめいたサイバーパンクな。
ごく普通のサラリマンであった主人公・フジキドはニンジャの抗争に巻き込まれ、妻子を失う。彼もまた命を落とすところであったが、何の運命かニンジャ・ソウルが憑依し、ニンジャとして蘇る。こうしてニンジャを殺すニンジャ、ニンジャスレイヤーは誕生した。フジキドは謎のニンジャ・ソウルに導かれ、妻子の仇をとるためにニンジャを皆殺しにするのだ。
ニンジャ殺すべし。慈悲はない。

まあ、話的にはこんな重苦しい雰囲気の、筋にしてしまえば単純なものなのですが。
そこに狂ったジャポニズムと狂った日本語が組み合わさったことにより、マッポーめいたアトモスフィアが漂う。
ちなみに登場人物はかなりの確率で狂人。あと出てくる人はほぼ全員死ぬ。
そんな感じの明るい狂気めいた素敵で癖になります。なるよ。
登場人物のほとんどが三十代超えてるだろうというのも、好きな人にはたまらないかも。一応十代のキャラもいるけど少数派。キャラの年齢ははっきりしてないけど、若くても二十代後半からがメイン年齢層な感じ。

どの陣営も魅力的なキャラが茶目っ(狂)気を漂わせてるので好きなのですが、特にお気に入りはサヴァイヴァー・ドージョーとシンゴ&タバタのデッカーコンビかな。
前者は愉快な仲間たちだし、後者は超常能力を持たない一般人が頑張るポジが元々好みなので。

と、お勧めしましたが、実際検索をかけても「どこで読めるの?」みたいに戸惑う人は少なくないだろうなあとも思う。
twitter上で連載する形をとっているので、まとめられているのはtogetterになります。公式ファンサイトやwikiからリンクが張られてはいるけど、とっつきにくいだろうなー。自分もそれでなかなか読まなかったし。
とはいえ、書籍版も今秋発売ということで、ちょうど先ほど予約開始されたところ。ちょっと待ってそちらに手を出すも良いかと。読み終わった勢いで自分も予約しました。
しかしちょうど今、第二部のラストエピソードが連載中だから、今から読み始めると切りがよいかもしれないです。
興味を持たれたら、どちらからでもどうぞ。

2012年7月21日(土)

◆忍 殺◆つづき

昨日のが長くなってしまったので書かなかったことを、ちょっと追加。
自分にとっては重要な、作者&翻訳チームについて。
まあその関係性は「アラビアの夜の種族」パターンか、「かたわ少女」パターンのどっちかだろうなとは思っているのですが、それはともかくとして。

調べてみたところ、似たような感想を抱いている人がやっぱりいくらかいるようですが、どうにもアナログゲーム界隈出身の香りがするんだよなあ。
Ruinaの感想の時も書きましたが、ネタのチョイスというか、通底している「基礎教養」の偏りがどうもそれらしき。その形式には、PBMのリアクション的な空気も感じる。
SF-CONという原作の出自(とされている)場所も場所だし、先ほどのSFセミナーのインタビュアーも冒険企画局だし。
舞台についても、まず連想したのがTORGの「ニッポンテック」やら、「ゲイシャガールズ・ウィズ・カタナ」やらだったのは……まあこちらの知識の偏りか。でも後者の発想から作られた世界のような気もする。

あまり詳しくはないのですが、海外のTRPGではこういう「怪しい日本」舞台にしたものがそれなりの数あったようで。それが日本に入ってこなかったのは、無遠慮に部落差別について触れられていたからだ、みたいな文面をどこかで見ました。実際、システム名は忘れたけれど、初期のRPGマガジンで海外TRPGの翻訳記事が打ち切りになったりしてた記憶はあります。その理由が「土蜘蛛=被差別者」としてモンスター扱いして登場させていたからだったはず。他国の文化を扱うということは、色々と難しいものです。
「周縁の者」に対する異能者扱いは洋の東西を問わずにあって、狼男なんてその一例だし、日本の近代ですら「池袋の女」が有名ですよね。
なんだか話がずれてきたので、この辺りの話はたぶんまた今度。

2012年7月22日(日)

ver1.47

一昨日のことですが、1.47にverupしましたので、一応こちらでもお知らせ。
前に書いたように最終日の選択を少し変えたのと、あとサニャ憎悪周りでいくつかミスがあったのでそれを修正しました。あと、最終日に憎悪へ反転したのにそのままプロポーズ→愛情EDも何なので、その場合は憎悪になるようにしたり。
正直なところ、反転系のフォローはしきれないので特例みたいなものですが。

夏も来たし、そろそろ何かやろうかなと思うも、やれることといったらまた質問ぐらい……?
でもそれはそれであまり新鮮味がないので考えます。
思いつかなかったら諦めます。

2012年7月24日(火)

Akiary v.0.51