Writer:Oumi

過去録

体の中から暑い

そんなこの頃、皆様体調はいかがでしょうか。

そして第二部ラストエピソード破に入ったニンジャスレイヤーも熱い。
序の途中からリアルタイム観戦してますが、電脳空間で美女二人がテーブルテニヌでキャットファイトし、主人公とそのライバルがラスボスにドゲザして重要アイテムを差し出し「オメデトゴザイマス!」と叫んだ時には本当にどうしようかと思いました。ちなみに、どちらもすごくシリアスな状況です。
そういえば前回書いた諸々ですが、作品外のインタビュー記事など読んだところで「あ、別に全く隠す気ないな」と悟りました。あと確実にTRPG界隈の方々ですね。蓬莱残党って言われても納得できるんだよなー。ミイル・イリュージャイのある種の具現化だよなー。
しかし、そろそろそういう作者と読者の関係の蜜月も終わりそうな匂いもする。どちらの方面にも「冗談の通じない人」が出てきて。必然の流れとはいえ、切ない。

もう一つ熱いのが、昨日から始めたcaylus。同名のボードゲームのiPhoneアプリです。

他PLと競って資源を取り建築をして勝利点を稼いでいくゲームで、ルールも複雑で覚えるまでが大変だけど、色々な局面のジレンマがすごく楽しい。長い間楽しめそうだ。
ストラテジーがやりたいなー、と突然思い立ち、civ4の体験版を落としてはみたものの、その覚えることの多さにチュートリアルの途中で飽きた自分にとっては、これぐらいが最適です。

2012年8月1日(水)

心霊の話をしてみる

最初にいきなりぶちまけると、自分は全く幽霊とか心霊現象とかそういうものが存在するとは思っていない訳で、何故かというと人間の脳ってものがひどくいい加減なものだと認識しているからです。
その辺りがわかりやすくまとめられたものを読んだので、ご紹介。
逢魔が時に魔物に出会ってしまう理由(わけ)。人間の脳の不思議。

世界認識のブランク部分に、その人の心が投影されたものが「あやしきもの」になると。
漫画の「不安の種」はその辺りをうまく捉えた作品でしたね。ただ、あくまで作者の「怖いもの」なんで、続けて読むとどうしてもワンパターンになっていくのが惜しかったけれど(この作者さん、きっとヴァギナ・デンタータとか怖いだろうなーと思った)。
「恐怖」ってのは性と同じぐらい実は個々人にとってバリエーションがある代物なんですよね。エロスとタナトスは似たような深いところからやってくる。

で、上に紹介したまとめに話を戻すと、その中の体験話、自分にとってあれは「幽霊話」でない方がしみじみと良い話だなあと感じるのです。
幻を見た方にとって、お母さんとはそういう存在だったのだな、という信頼感を強く感じるから。そういう風に信じられる人のいる幸せ。
もちろん「母親が幽霊としてやってきた」という解釈の方に説得力と感動を覚える人もいるのだろうな。

2012年8月3日(金)

エビがやってきた

前々からイモリにタンクメイトなんか入れたいな−、でも食われるかなあと思いつつ大丈夫だったという体験談もあるみたいなので、エビ入れてみたりしてました。ヤマトヌマエビなので結構でかいけど、小さい個体はやっぱり食われるかもなー。さっき何か狙ってたし。
でもうちのイモリは八年間ぬくぬくと人工飼料だけで生きてきたので、かなりトロいから、エビの素早さにはついていけてない。エビが弱らなければ平気かも。
しかし、エビは結構突然死するそうなので、念のため多めに確保したせいで、十匹超水槽にうろうろしているのはさすがに多すぎる感じです。
仕方ないので、エビはエビで育てることにしようか。

アクアリウムの世界も踏み込むと獣道だなあ。あんまり踏み込む気ないけど。
羅伊紀さんは最近ベタを飼い始め、順調に道を踏み外してるみたいです。

2012年8月15日(水)

やっぱり食われた

昨晩、イモリのうちの一匹が今まで見たこともないすごく満足げな顔をして横たわっていたので、「これは……」と思い口元を見やると、透明のヒゲが出ていました。おいしかったですか。
しかし、食べたこいつは元々目があんまり見えていない様子で、餌も近くに持っていかないと反応しない感じだったから、近くで動くものに食いつくのは仕方ないかなー。というか良く食いつけたなあ。ちょうど良い位置にいてしまったのかエビ。
そして、今朝もイモリとエビどもがなんかに群がっているなあと思ったら、脱皮した皮だったので、もう一匹やられたのか……それとも脱皮成功して逃げおおせたのか。分からない。
適当に数えたところ11匹いたので、今朝の時点では最大二匹の犠牲のはず。
まだわらわらいる。

でも、エビもエビだからな−。
イモリに餌をやると、奪おうとして口元に群がってくるし。実際奪って抱えて逃げていく強欲さよ。一歩間違えて食われても仕方がない。
しかし、餌を水に入れた途端にうわーっと寄ってくるので、あの餌結構おいしい匂いなりなんなりするんだな。イモリは鈍いから良く分からなかった。
それはともかく、エビどもの性悪さをさらに告発すると、寝ているイモリの顔に二匹がかりでダイレクトアタックかましていたり、しっぽにとりつかれ泡を食ってイモリが逃げ出したりと、さすが小魚を食べることもある凶暴な奴らだと昨晩だけで実感した。
これ実はイモリの方がストレスなんじゃないか。さすがにイモリは傷を負ったりはしないだろうけど。

とりあえずさっきエビ用小型水槽をセットしたので、水が落ち着くまで一週間ほど、イモリにもエビにも我慢してもらおう。
緊張感あふるるアクアライフ。

2012年8月17日(金)

他人を人でなくすること

ゲームとか関係ない一般的な面倒くさい話をちょっとします。
色々な論争・諍い・罵り合いを見てきた上で、ますます思いを新たにしたこと。
どの意見を容れるかを考える時の一つの判断基準の話です。

それはごく単純な基準で、「対立相手に蔑称を使用する人間の言うことを耳に入れる必要はない」ということ。
その意見がどんなに自分の論理や心情に沿ったものだったとしても、いやそうだったら尚更支持してはいけない。
それが本当に真っ当な意見ならば、他の真っ当な人間がそれを表明しているはずで、そちらに耳を傾ければいい。

そう言うと「口は悪いけれど言ってることは正しいから……」「お前だって内心で相手を罵倒してるんじゃないか」みたいな擁護意見が出てくるものですが。
有り体に言ってしまえば、人間なんて偏見からどうしても逃れられない訳で、対立する属性のことをどうしても蔑んだり・馬鹿にしたり・排除したりしてしまうものではあります。
でもそれを口に出してしまうという時点で、何というか超えてはならない一線を踏み越えている状態なのですよね。
そしてそれは確実にエスカレートしていく。
だから、もう「蔑称で呼ばわる」時点で論理は感情に呑み込まれている状態。そこに与するのは非常に危うい。
相手をカテゴリに押し込めて総体的に扱う先に行きつくところは「非人間化」だから。
たくさんの歴史が私たちに教えてくれるように。
私は妖怪が大好きだけれど、それが背負ってきた重く暗い部分を考える時にはちょっと辛い気持ちになります。鬼、天狗、土蜘蛛……。

前からこの話をしようかどうしようか迷いつつ、ここはそんな場所じゃないかなと結局取り止めてきていたのですが、やっぱりしようかと思い直したのは、先日のシリアの女性記者さんの最後の映像を見たからです。
戦場ジャーナリストの重要な役割は、その脅威に曝されているのが私たちと何一つ変わらない「人間」なのだと突きつけてくれることなんだろうなと。
それだけのお話でした。

2012年8月23日(木)

暑さがこわい

このところは水槽の環境を整えようと頑張っている次第ですが、こんな時に限って真夏日が続いているので、外出していると煮えて死んでないかいつも落ち着きません。
追加した小型水槽にメダカとタニシを入れて、すっかり日本の小川の体をなしている感じです。
とりあえず今のところほとんど脱落していないので良しとします。
一番怖いのはエビで、煮えるorイモリの餌でいつ脱落していくか……。
見かけたら数えていて、大体10匹ぐらい見つけられるのであれ以来大丈夫かなと思ってますが、イモリはまだ狙っているし、さっき5匹ぐらいしか視認できなかったからなあ。隠れているだけだといいけど。
イモリはとろいので、弱ってなければ食べられないと思う。たぶん。
前に見ているときにイモリがガブッといって、何かくわえたのでああやられたか、と思ったら、その瞬間に脱皮した抜け殻だったという離れ業を見せてくれたエビがいました。
ニンジャだ。全てはニンジャだったのだ。

2012年8月27日(月)

Akiary v.0.51