Writer:Oumi

過去録

そういえばオシチヤ

先日のかもかてバージョンアップと共に、こっそりオシチヤもちょっとしたバグ修正をしてバージョンを上げたのですが、その時同梱したツクール実行君の設定ファイルを書き換えそこねていて、Start.exeでは立ち上がらなくなってました。
今は、当サイトでのDLは修正して差し変わってます。
Vectorは申請したけど、反映は週半ばぐらいかな。

先回触れた「Anna」は攻略を見ながらも一応クリアしました。
本当、雰囲気はいいんだけどなー。
そして物足りない気分を補うように、「Amnesia」に挑戦中。
暗い中、散々迷いながらどうにか進めてます。そんなに怖くはないけど(グロ系表現はせいぜい死体ぐらいだし)、暗い中追われるのはやっぱり緊張するなー。

2012年12月3日(月)

下準備

何となく家系図をカラーで作ってみたら、当然ながらこっちの方がわかりやすいね。
本編のもカラーのにしようかな。

前回書いた「Amnesia: The Dark Descent」(と書かないと乙女ゲーの波に呑み込まれてしまう)は、先日無事クリアして、ホラー成分を十分に補給しました。
Twitterの方で実況していて、その中でずっとアメリカのデベロッパ扱いをし続けていたのですが、調べてみるとどうやらスウェーデンらしいですね。そうなのか。スウェーデンっぽい名前のスタッフっていたっけか。たぶんちゃんと読めていないだけ。
インディーズらしい荒削りなところと、予算のなさが垣間見えながら(実際、予算不足で何度も頓挫しかけたらしい)、それでも「プレイヤーを怖がらせること」ただ一つに心血を注いだことが伺える素晴らしいゲームでした。でも最後のところで全ての記憶が上書きされました。粗末……。いや何でもないです。
ベルギーのTale of talesといい、Steamはコンピュータゲーム後進国の意欲ある人にとっては福音だったんだろうなあ。また新たなこういうゲームが生み出されてくれたら嬉しい。

で、どうも元ネタになったのは「Outsider」という掌編らしく。
なるほど「狂っているのは内か外か」っていう部分かな。
この掌編はさほどクトゥルフらしさはなくて、民話とか教訓話とかの香りがするんだけど、確かに印象深いものだった。ラブクラフト全集、結構読んだ端から忘れていくんだけど、これと死体安置所はかなり昔に読んだのにずっと覚えてたからなー。

2012年12月8日(土)

そろそろ何かやろうと思う

すっかりたいした更新もしなくなった今日この頃ですが、前にも「何かやろうか」と思いつつ特に思いつかなかったのでやらなかったため、さすがに何かやろうかと思います。
やっぱり順番からして、質問企画あたりだろうか。
前と同じ感じになっちゃうと思いますが。
どちらにしろ、年明けぐらいにお知らせしたいと思います。

2012年12月16日(日)

やっぱり質問企画だろう

正直なところ、あまり答えることも残っていないような気がしてなりませんが、二年も経ったし、やっぱり質問企画でいいか。
前みたいにリアルタイムでできるかどうか分からないので、一週間ぐらいで質問を受け付けて、その後二週間ぐらいかけて答えきるみたいな感じになるかと思います。
時期はどの辺りが良いだろう、一月下旬から二月初旬ぐらいかな。
質問フォーム何かは前のものの流用すればいいので、やろうと思えばすぐ出来る。

話変わって、前から心の「いつかやろうフォルダ」に入っていた「LIMBO」がSteamのフラッシュセールに出てたので、早速買ってクリアしました。
アクション部分はすごく楽しいってほどではないけど(比較対象がPortalなので分が悪い)、世界の雰囲気が抜群にいいよね。
しかし、最初見た時から似てるとは思っていたけど、これ作った方々って「時計塔のひみつ」を知ってたりしないだろうか。フォッグ背景・影絵はともかく、終盤のステージ回転ギミックの部分があまりにも想起させられて。パクリとか言いたい訳じゃなくて、影響してたとしたら面白いなと。
パズルとしての純粋な面白さとしては、ステージ回転という一つのギミックで統一された「時計塔のひみつ」の方が上かなー。「LIMBO」は色々忙しい。そりゃ物理演算の細やかさとか演出とかの総合力では「LIMBO」なんだろうけど。

2012年12月26日(水)

ホビット

という訳で、満を持して「ホビット」観てきた。
一言で表せば、すごく贅沢な作品だった。大満足。
LotRに不満がある人でも、これは認めるって人多そうだなあ。LotRの前日譚としての色が強すぎて、児童書の雰囲気じゃないよ、という点での文句はあるにせよ。
けれどそう位置づけたことで、原作での児童書ならではの突っ込みどころをうまくかわした構成になってる。
例えば、ガンダルフ黙っていなくなりすぎなのにきちんと納得できる理由が示されるし、ビルボが調子に乗ってトロルから財布をとることでドワーフを危機に陥れるんじゃなくて子馬を救う妥当な行為に。直前のりんごあげるシーンからしても、ビヨルンのところで再会だろうなー。良かった、ゴブリンに食べられた子馬はいなかったんだ。
何より原作では掘り下げが少なすぎて、「こいつら救う必要ないんじゃね」と思ってしまう調子がよくて文句たれのドワーフ達への手助けの動機付けが今作ではっきりしたのが素晴らしい。これでトーリンのあの態度が、「魅入られる」ということの恐ろしさとして立ち現れるはず。
ガラドリエルとガンダルフの会話といい、LotRとのリンクはすごく強く張ってありましたね。楽しい。
そしてラダガスト無双。LotRで一切の出番を奪われたラダガストさんが今ここに出陣じゃー! LotRで出来なかったことも今なら出来る! ヒロインなんていなくてもいい、髭祭りでもいい!
なくても話に問題はない石の巨人とかカットしないし。やはり金が確保できるのは強いな……。ただし、日本での興業成功は……客席1/3ぐらいしかいなかった。濃いファン向けだものなあ。次回からは冷遇されるだろうな。公開さえされればいいや。まずはSpecialExtendedEdition待ってます。

以下、長くなるけど、思い起こせるだけ感想書いていこうかと。ネタバレありです。
・LotRと同じ時間から始まる物語、スプーンの会話からして、ラストは原作ままが期待できる。
・エレボール! きちんと健在の時も見せてくれる! これで廃墟との対比が映える。
・ドワーフとエルフの対立の心情も分かりやすい。
・スランドゥイルは人物紹介であまりに眉毛だったので、意外と目立たなくて逆に笑えた やっぱり黒いけど。
・怒ると早口になるガンダルフ 相変わらずめんどくさい人だ。
・パイプ芸は控えめだった。
・ドワーフの宴会芸は野卑だが繊細で種族の特徴をうまく出してる 陽気で悲哀に満ちた放浪者たち。
・最初は小人ばかりだから、いやにでかいガンダルフ。
・指輪の初手から繰り出される挫折ポイント、ゴルフの由来でた。
・ガンダルフの発破がないから、ハンカチを手に入れられなかったビルボ。
・アクマイヌじゃなくて、オークを投入して敵役の統一感を出したのはうまい。
・ラダガストさんの寄り目芸は多発しすぎだ。ハリネズミ可愛いよハリネズミ。ウサギ早いよウサギ。クモは次回のお楽しみ。
・ドワーフが裂け谷に入る心情の流れがすごく自然になった。必要以上に馴れ合わなかったのも今後を考えるといい。
・しかしサウロンの話長い。キャストもいるし、原作の裏話的な部分がどれだけ登場するのかな。
・ガラドリエルが「どうしてホビットを?」と聞くところ、halflingって言ってたから、ニュアンス的には「取るに足らない小さな者を?」って感じか。
・石巨人は完全に趣味。
・ゴブリン王国もエレボールと印象かぶるよね。
・ゴラムはちゃんとLotRの独自解釈な二重人格設定なんだ。魚の謎掛けはなかったな。
・ビルボのボタンのもぎれ理由、細かく変更。確かに合流が都合良すぎたもんね。
・オークとの決着は五軍の戦いだろうな。
・ワシの王との会話と歓待カットだったので、一緒に観にいった人が「あんなところに降ろすのは嫌がらせか」と突っ込んでた。あそこは見張り台で階段あるから、と教えた。
・あとスマウグの埋もれっぷりに突っ込んでた。それは同感。見せずに引きだからといってあれは面白すぎる。
・しかし、闇の森のエルフまでは行くかな、いやこのペースだとビヨルンかなと思いきや、そこまでも行かない贅沢な時間配分。次回のクライマックスはスマウグ倒すところだと思ってたけど、それだとドワーフたちの見せ場がなー。
・バルドは正統派イケメンの予感。
・ED曲まで完璧だった。

さてもう一回はいくか。

2012年12月30日(日)

作品の二次創作(動画含む)等についてぶっちゃけた話

さて、今年最後の日、今まで明確には言ってこなかったのですが、はっきりしておいたほうがいいかなと感じたこともあったので、表明しておこうかと思います。商業とかじゃないので、憚るものがある訳じゃないしねー。

こんな風にいきなり始めたので、何か重大なお知らせかと思われるかもしれませんが、別に今までと変わる訳ではないです。態度としてはこれまで通り。それがどういう考えの下に行われているか、というお話。
つまり当サイトの作品に関する二次創作や動画に関しては当然ある程度感知はしてますが、紹介や感想などはこれからも一切しない方針を続けます。特に実況関係で「やってもいいですか」と問い合わせがありますが、こちらからは認可という形は与えません。好きにやってください。

と、公式が積極的にそういったものの紹介をするのも珍しくない中、冷たい感じになってしまうのにも一応理由があります。
そういうものを嫌っているが仕方なく許可しているととられたら嫌だなと。当サイトの作品から何かを作ろうと思っていただけたのはすごく嬉しく有難いことで、大歓迎なのですから。
ただ、正直に言うと、人間ですので好みがあるのです。それはどうしようもないことです。もしこちらが言及するとなると、好きなものや出来が良いと「私が」思うもの、になってしまうでしょう。そして、そうでないものは多分肩身が狭くなる。作者としての影響力ってのは馬鹿にできないものです。
それは嫌なのですよね。私が苦手なものでもどんどん作ってほしい。そういう広がりこそが大事だと感じてます。

同人界隈を知ってから長いので(二次にはあまり関わってないのですが)、作者の不用意な介入によりファンコミュニティが崩壊していく様は何度も見てきました。作者の寵愛合戦になって息詰まる空間になったり、作者の主張する創作範囲を外れたら攻撃をされたり……。そういうのはご免です。
なので知らんぷりが一番良い、というのが結論ということで。
作者は空気のようなものと思ってお楽しみいただければ幸いです。

ただ一つ例外は、本体に関わるものを作成する場合でしょうか。
その時はお知らせください。
例えば、他言語OSを使用している際に吉里吉里がエラーになるのを対処するパッチを作成したいというお申し出をお受けしたことがあります。
ご一報くだされば、検討いたしますので。

では、今年も本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

2012年12月31日(月)

Akiary v.0.51