Writer:Oumi

過去録

なんとなく4/1分は削除してみた。

成人時に性別選択が可能な種族の場合、男女間の文化的差異はどれほどのものになるのか、改めて考えてみた。
小説中では、文化的差異は一応あるがさほどではない、ということにしたが(彼らの場合、性別固定種族との交流がかつてあったため、問題は複雑だ)、男女間の差異が逆に大きくなる、という可能性も考えられる。
彼らは意識的に性別を選び取る訳で、むしろ差をつけようとする力が働くことも充分にあると思う。その辺りは、時代などによって振幅する部分かな。

同性愛については、たぶん固定種族より少ないケースとなり、扱いはさらに非寛容になるだろうなあ。
性同一性障害というのは起こり得るかな。何らかの要因で望まない性別を選択せざるを得なかった場合にはあるだろうけれど。

なんてことを、エラ呼吸から肺呼吸に替わって、ぼへーっとしている半おたま半カエルを見て考えてみた。
それにしても、呼吸法が変わるってすごいことだよね。どんな気持ちなんだ。

2006年4月7日(金)

サミシさを伝える

文章でサミシイを伝えるのはかなり難しいと思う。
たぶん自分の考えるサミシさは、ぽかんと開いた空間みたいなものだからだ。
逆に過剰に語ることによって表現するやり方もあるけれど。

サミシイという感情は、笑いよりも怒りよりも恐れよりも、深くゆっくりと人を揺さぶるんだろうな。

とAMの「スミレの花」をやりながら。
もうすぐ「アジサイ光線」も幕開けだね。

2006年4月18日(火)

「信じる」という言葉の危うさ

とりあえず「神を信じなさい」と言われた時に、大体の人がキリスト教の神を思い浮かべると思うので、キリスト教前提に語る。

この「信じる」という言葉において、きっと絶対的な誤謬が存在している。
たぶん、「自分は無宗教だ」と思っている人間のほとんどが「神を信じる」という言葉を、「幽霊を信じる」と同じレベルで使っている。つまるところ、「神(の実在)を信じる」や否やってことだ。しかも擬人化された白ヒゲじいさんな神の実在を、って感じで。
自分もそのレベルで聞かれたら、間違いなく否定的立場だ。そんな神は存在しない。

しかしながら、エリアーデ曰く、聖なるものはつまり、絶対的な実在なのだ。
実在自体はすでに論じられる問題ではない。

こう言い換えれば感覚的に分かる人は多いと思う。
「カミはあるか?」
ない、ときっぱり答える日本人は少ないように感じる。

何かというと、「神を信じるか?」と問われた時に、信仰者と無信仰者の間には、気持ちとか偏見とか以前に意味上のすれ違いが起きているんだろうということ。
つまりは「神(の愛)を信じるか」(もしくは「神(の教えの正しさ)を信じるか」←でもこれを先に問うのはキリスト教としては間違ってないか、と勝手ながら思う)って問いが伝わってない。
そう問われたら自分は限定的肯定かなあ(キリスト教的愛はどうもいまいち。教えはもっといまいち。言葉は好きなところも多いけど)。絶対的肯定だったら入信してるわな。

まあそんなことはどうでもよく、明日はMOTHER3です。わーいわーい。

2006年4月19日(水)

MOTHER3

あの、今きっとラストバトルを終えたのですが。

正直言ってこれはFATHERだろう。

ゲームとしてはともかくとして、MOTHERという基準で見たら正直不満足でした。

……とか思ってたらこれ駄目エンドですか、ひょっとして。えー。
トゥルーあるのか。ドアノブか。

と思ったらやっぱりスタッフロール来た。何と言うか。ん……。

2006年4月23日(日)

MOTHER3についてのあれこれ

さて、語る。

プレイしながら、一つ禁句にしようと思っていた言葉があって。
それは、「これはMOTHERじゃない」という言葉。

プレイ前に自分が得ていた情報は、64版の時点のものだけ。ポリゴンで描かれた、幾つかのキャラ画像や画面写真、それのみ。
あと糸井重里の昔の発言。そんなとこ。
それだけでも、これまでとは違うテイストだろうことは窺えたし、上記の言葉を言われるだろうことは開発者たちも承知の上だろうから、ひねくれ者としてはその言葉だけは使いたくなかった。自分にとってのMOTHER像は自分だけのもので、それが裏切られたからといってMOTHERでないことにはならないと。

でも、これ、やっぱりMOTHERじゃない。

喉元から出かかるその言葉を、どうにか「MOTHERっぽいもの探し」で呑み込むも、最後に至って脱力してしまった。
別に、少年少女眼鏡+のパーティじゃないとか、セーブポイントが電話じゃないとか、父が出てきたとか、そういう細かいことを言いたい訳じゃなく。むしろ、そういう細かい部分で「これはMOTHERだ」という気持ちの確認をしていた。

問題は根本だ。
途中で気付いて不安になったけれど、最後には引っ繰り返してくれるだろうと期待していた根本。
これ、FATHERだ。

「どうしてこのゲームはMOTHERなのか?」
糸井重里自身がその疑問に1の攻略本で答えている。
父性原理に色濃く支配されたRPGの中で、母性原理によるゲームを作りたかった、と。
つまりこの題名を背負う以上、そこだけは崩しちゃいけない点なんだと思う。
けれど、少なくとも自分は、3のほとんどすべてにその母性原理を見つけられなかった。

以下、大きくネタバレを含むため白文字。

それはいきなり母親が死ぬとか、村がおかしくなるとか、そういったことが原因ではないと思う。物語の要素を形作るものが原因なのだ。それらに母性原理が嗅ぎ取れない。

じゃあ母性原理って何だろう?と考える。
思うに、絶対に必要なものが二つある。
一つは「安息地」。
もう一つは「ぼくの冒険であること」。

「安息地」については、1ではマジカントが、2では家がその役割を担っていたと思う。そこは何度も舞い戻る聖域であり、自分と世界をつなぐ場所だ。
けれど3では、そんな場所は存在しない。自分たちの家は最初から家族がそろうことのない見知らぬ場所で、祖父の家もすぐに破壊されて戻らず、村も同様だ。拠り所のない放浪は母の論理ではない。

そして「ぼくの冒険」。
1でも2でも必要とされるものは、敵が奪いに来るようなものじゃなかった。重要なのは、ぼくにとってだけ。「ぼくの場所」。皆にとっては別に重要でも何でもなかったのだ。そういった価値から切り離されたものを集めることによって、主人公は世界とつながっていく。そしてそれが最後に世界を揺り動かす。

リダの語りで少しは期待した。
「つまりここはマジカントに相当する空間で、これからマジカントの崩壊を追体験できる怒涛のようなイベントが起きるのかな」と。
ラスト辺りの意図がそうなのかもしれないけど、語りは語りだけで終わった印象。何の気持ちもついていかなかった。

あと、やっぱりパーティに「おんなのこ」は必要だろう。
男勝りはダメとかそういう意味じゃなく、「おとこのこ」とは別の生き物であるところの「おんなのこ」がいるのが重要。
クマトラの論理は「おとこのこ」の論理。ほとんどのゲームに出てくる女性キャラがそうであるように。

と、理屈づけるのはここまでにしておいて。
ぶちまけると、ラスト近辺の面白くなさといったら、どうしてくれようという心境でした。
何ですか、あの盛り上がりのなさは。
だらだらとビルが続いたあげく、だらだらとゲームをさせられ、怖くもなんともないポーキーを殴り、ただ耐えてるだけの自動進行ラストバトル。しかも思い入れをする時間も与えられなかった兄相手。母の呼び掛けも憤懣もの。ちっとも自分の戦いじゃない。
今までのように、何か目の覚めるような発見が訪れると思っていた自分に拍子抜け。

細かいところを言い出すと、きりがない。マップせますぎとか、戻りたいところに戻れないとか、テレポートどうしたとか、操っていたドラコはどうしたとか、たまごどうしたとか。花火とか顔だけ煤とか、好きな細かいところも多いけどね。

そして何より、自分がMOTHERに期待していたものの中で「こう来るか!」という驚きはかなりウェイトが大きいのだけど、それはほとんどありませんでした。2では満載だったのになあ。ダンジョン職人しかり、ムーンサイドしかり、恐竜しかり、マジカントしかり、名前入力しかり。
元々、既存のRPGのアンチテーゼとして出発した作品だから、もはや壊すべきテーゼがほぼ存在しない現在において、その姿勢は難しいとは思うけれど。
正直、MOTHERという題名じゃなかったら、買わなかったな。
冒険したかったです。

ついさっき初めて知った「みんなの地図」の方がMOTHERっぽさを感じるよ。ただの地図ソフトなのに。

2006年4月24日(月)

だんだんめんどくなってきた

マヨヒガが新聞にて紹介されることになったらしいです。
朝日新聞の土曜別刷版だとか。調べてみるとこれですね。5/20だそうです。

嬉しいは嬉しいのですが、じわじわと不安になってきました。過去分を調べてみると、紹介されているゲームはプログラム作品ばかりで、ツクールのものはないみたいですし(というか、一般向けのばっかりのような)。
アナログメディアでの紹介って普通気にするほどの影響はないのですが、新聞って実は意外と反応があったりしちゃうからなあ。桁違いの購読者数考えれば当たり前ですが。
当然、フリーゲームのお約束(中でもツクールのお約束)なんて通じる訳もなく、それに甘えてごく適当に配信している現状で平気か?と。

……とりあえず、Vectorに上げてあるのをRTP同梱版にするか、もしくは不要版に修正して、readmeをもう少し丁寧にしとこうかと。
備えあれば憂いなし。
影響なければそれはそれで構わないし。

そういえばマヨヒガは今までも幾つかの雑誌にご紹介いただいております。
基本的に見本誌をいただけるのであれば、ご返事をさせていただいてます。一応掲載記事は見ておきたいので。
見本誌条件が書いてない場合は、申し訳ないながらご返事してないのが現状ですが、別に未許可で載せていただいても全然構わなかったりはします。素材使用者様たちに迷惑のかかることがなければ、ですがもちろん。
ネット上での掲載も同様で、不許可ってことはまずないです。あ、一つだけ、会員制のサイトのコンテンツとやらのケースで、返事をしませんでしたが。会員にならなくても出来るものをコンテンツにされてもな、ということで。

そんな感じの判断基準です。

2006年4月28日(金)

Akiary v.0.51