過去録
グロです。
Southwardばっかりも何ですので、ストック分の原稿用紙10枚程度の短編を上げてみました。でもホラーとはいえ、すごく嫌な内容です。元ネタありです(そういう縛りつきで書いたもの)。一時期有名になったので見たことある方もいるかもしれません。自分はこの元ネタを見た時(とはいってもオリジナルを見た訳ではなく、フォロワーのを見た)すごく嫌な気分になりましたので、お裾分けに。
というか、もっと爽やかな短編とか書けよ、と自分に突っ込みたいです。
一応ストックの中にはもうちょっと爽やかテイストなのがありますので、またの機会に。
2006年3月3日(金)
コノキシャハ ヒトリデススム
マヨヒガの当サイトからのDL数がもうすぐ三万を超えます。
Vectorも大体似たような数ですので、合わせて六万。うーむ、もちろん落としては消してまた落とす、とか、そのまま捨てるとか、諸々あるのでこれが述べプレイ人数とはいきませんが、それでもすごい数だなと思います。興味を持って遊んでくれた方々に感謝です。
さて、何となくオシチヤの前に中断していたゲームの画面を載せてみる。デンシヤ。
うん、電車だ。
劇団・少年王者舘ラブでそれ的なゲーム(あの世界を再現など恐れ多いので無理)を作りたいなという動機の大変間口の狭いものなので、作るかどうかは不明。
物語を当初の予定とがらりと変えたので、作り直しだし。物語の方向性としてはコンデンスからマバタキノ棺への転換。うん、この時点で理解できる人がいない予感。大体後者は自分だって公演観てないし。
昨日も「王者舘の新しい公演を観る」という夢を見てしまった自分に呆れています。よく見ます、この夢。昨日のは影絵とカルタが駆使されていて綺麗だったなあ。そんな舞台はないのだが。
コノキシャは
ユレナガラ
コロゲながら
ぶつかりながら
たおれながら
よろけながら
コケながら
もんどりうって
ひざまずき
なきながら
さけびながら
わらいながら
かなしそうに
うれしそうに
くるしそうに
たのしそうに
さみしそうに
フルエながら
チドリアシでススム
ボクラはヤマオのぼった
三合目
谷深クシテ ミチモナシ
コノキシャは
サミシイコドモオ のせてユク
(少年王者舘/コンデンスより)
ホラーについて思うことを簡単に書こうと思っていたけど、引用だけで縦に長くなってしまったので次回。
2006年3月6日(月)
ちなみにマヨヒガはホラーではないと思う(妖怪モノ)
ホラーもの話。
私は幽霊の実在を欠片も信じていない人間で(心理的・文化的装置としては興味深々)、裏が墓の家でも平気で暮らしていけますが、昔からホラーものは怖いから苦手です。でもそれなりに小説とかゲームとかは読んだり遊んだりします。首尾一貫してませんが、人間なのでそんなもんです。
思うのは、そういった作品や都市伝説などに出てくる超自然的存在が、肉肉しくなってるような気がするなあということ。目に見えない精神準拠の幽霊よりは、肉体準拠の化け物の要素が強くなってきているというか。映像文化のせいもあるかもしれない。
加えて近頃は、ホラー=恐怖=死という構図には限界がないか?ということを考えてます。確かに死ぬのは怖い。誰にも先が分からないから怖い。でも分からないからこそ、本当に怖くはないんじゃないか、と反転できそうな。
登場人物が出てきて、うわぁぁっと何かに殺されてはいおしまい、って構図が基本で、その殺す相手のバリエーションで話を作ってるだけではそりゃ行き詰るよなあ、と。
死は恐怖だろうか?
「本当に怖いのは生きている人間」というのはあまりに陳腐に使い古された言葉だけれど、もうちょっと突き詰めて考えれば。
本当に怖いのは生ではないだろうか?
おわってしまうのもこわいけどいつまでもおわらないのはもっとこわい
(少年王者舘KUDAN Project/くだんの件より)
きちんと怖い話を作りたいな。うん。
2006年3月9日(木)
経過報告とか
オシチヤver2.02をそろそろ上げたい気もしますが、大きなバグもないし、もう少し細かくドット絵描いて動きとか増やしたいところもあるし、まだいいかなー、と思っているこの頃です。
でも細々いじって不具合出てると困るし、それは後回しにして上げようかな……。
四月上旬頃までにもう一度コンパクに修正分として提出すれば、差し替え効くのでしょうか。試してみようか。
こんな文だけでは詰まらないので、またデンシヤ没画面を載せてみる。
こんな感じでした。
どんな感じだろう。
自分の抱く王者舘のひとつのイメージこんなの。と静止画見せても分からない。
リスペクトゲームだから大変歪んだ愛しかそこにはない。
小説は12話までUP終了。
12-5.6は元々一つの節だったけど、長くなったので分けたら短すぎた。
15話まで書けてるので、このペースでとろとろ上げていけます。良かった良かった。
にしても時間は有限なのに、やるべきことから逃避している気がする今日この頃です。ダメだ。
2006年3月21日(火)