Writer:Oumi

過去録

テストプレイヤーさん募集してみる

どれだけ酔狂な方いらっしゃるか分かりませんが、ADVツクール for mobileのサンプルとして作っている奴「BGN」のデバックやってくれる方募集をしてみます。おおっぴらにするものでもないので、ここだけで。
必要なのはメールアドレスと、ADVツクール本体が動く環境(PC)です。携帯はいりません。
以下からお願いします。
(募集終了しました)

お礼はできなくて申し訳ないですが、義務もあんまりないのでご了承ください。

仕様上、生データです。データを直接読んでもらっても全然構いません。
アレなイベントの組み方が赤裸々に! ってどうせRPGツクールも見えるし。

数日中に三話も上がります。これのデバックが急務です。
無駄に迂遠な組み方をしているせいで、容量が足りなくなって慌てて画像のサイズを減らして対処したりしてます。さて足りるかな……。
ADVツクールの一番の不満点は、変数に変数が代入できないところ。
二番の不満点は、行削除した時など、リンクの自動割付が行われないところです。もっともこれは逆に出来たら困る場面も出てくるだろうけど。

2006年9月2日(土)

ビックカメラのタダに当たったことがある。

千円ちょっとだったので、単に恥ずかしいばかりだったが。
万円単位ならともかくも……。

BGNの第三話を何とか一次終了。
容量との戦いだった。
文章だけなら、かなり入るけど、絵と曲はやっぱり食うね。

そしてPCは戻ってくる気配なし。
このままでは注文して一ヶ月ほど使えないってことになってしまうのでとほほ。

フォントを購入したので、冠のロゴを作り直してみた。

ちょっとかっちりしすぎかな。んー。

2006年9月6日(水)

夏も終わり

維新派見てた。やっぱり心地よいな。

ところでやばいことが発覚したのでちょっと高飛びをします。
一週間ぐらいしたら、顔と名前と中身が変わって戻ってきます。
急ぎの用事の方は後にしてください。

さよなら。

2006年9月11日(月)

帰ってきました

顔と名前と中身が変わってますが、ハンドルは変わらないので何ら問題ありません。

新PCも帰ってきました。手配ミスとか何とか。初期不良は仕方がないけど、それは仕方なくないのでNECの株を下げておきました。

ところで向こうの新聞に載っている法王の写真がどう見ても悪の大王にしか見えなくてたまらなかった。
何か「かっこいいポーズ(アンゴルモア@モテモテ王国)」だし。
元から悪役顔してますが。先代とのギャップがなあ。
この記事の写真がちょっと近いか。

2006年9月18日(月)

素材提供のこと

先般高飛びしていた時の写真、ゲーム素材として一般公開しようかなと考えてます。
自分も素材サイトにはお世話になって、やっぱり城とかの素材写真はなかなか見つけにくいことは身にしみてるし。
問題は、サイトの容量があんまりないことです。
年契約してしまってるから、次更新で増やすにしても来年四月頃になっちゃうんだよな。
うーん。

とりあえず、趣味でなんだか廃墟ばっかり巡ってきたので、ホラーものに使いやすそうな素材が多いかも。
こういったところが多い。ICO的な。

この辺りは普通にファンタジーで使い勝手が良さそうかな。

これが一番写真的な写真だった。

全般的に素人が適当に撮ったものなので、ろくでもないものが多い。
資料用とか言いつつろくでもないものしか撮ってないし。でも自分のゲームにはあまり使えそうにないな、今回のは。

2006年9月22日(金)

毎日無駄に更新する旅日記/1

せっかくだから、まっとうに旅行記らしきものを書いてみることにする。
それなりに色々なことがありました。

長い一日目/飛行機・エジンバラ

久しぶりの海外です。
英国は五回目です。今回の目的はあるようなないような感じです。
我ながら、何で五回も行っているか分かりません。欧州はイギリスしか行ったことないです。いや、色んな偶然があって。ドイツ行きたいな。
例えばヨーロッパの人が五回も日本に来てたら、「日本大好きなんだね!」と思うこと必至です。英国好きですけど、五回行くほどかどうかは謎。でも行ってしまったものは仕方がない。

という、微妙な気持ちのまま空港へ。先日のテロ騒ぎのためか、チェックインカウンタの列がここだけ長く、待つ間にも職員のおじさんが紙と共に説明にやって来る。自分だけトランクも開けられる。同行者が入れた電池のせいだった。罠だ。
手荷物検査は簡単にスルー。前に経験があったので、てっきり全部開けて検査されると思ったら、ビデオカメラもスルー。これは英国内の空港でも全て同じ。靴は脱がされたけど、全般的にそんなに厳重とは思わなかった。

搭乗時間まで空港をぶらつき、新しくできたnakamiseとやらも見にいってみる。
……出発の時期が時期とはいえ、人がいない。暇な店員が客引きに目を光らせている。怖い。

空港の思い出→ハーゲンダッツの自販機の抹茶の写真が、アメリカ人が好むようなショッキング水色の発色をしていた。日に焼けて色褪せたならともかく、新しめの自販機だったのに。

ロンドンまでの飛行機に特筆すべきこと特になし。
座席のライトが壊れていたのか点かず、涙したことくらい。

ロンドン→エジンバラの国内線への乗り換え時間が少ないので、焦って入国審査その他をパス。しかしゲートに着くと、二時間遅れの表示。暇をこく。
エジンバラまでの便でも軽食が出た。デザートのカップに入ったケーキは、気圧の関係でぱんぱんに膨れていて、開けると破裂したようなすごい音がする。テロだ。

ロンドンは暑い。エジンバラは肌寒い。
無事ホテルに着いて眠りこける。が、同行者の腹の音がうるさい。
飛行機中でちゃんとそれなりには食べておけ。

2006年9月23日(土)

毎日無駄に更新する旅日記/2

二日目/エジンバラ市内

外は雨模様。今回はほとんどこんな日和だった。
よたよたと出かける。
ここのホテルだけは朝ごはんがついてないので、ご飯がてらウェーバリー駅へ。出勤風景を見ながらサンドイッチを食す。
エジンバラ城の開城時間にはちょっと早かったので聖ジャイルズ大聖堂へ先に。しかし今回は聖堂と廃墟の旅だった気がする。ここはやたら小部屋が多い印象。あとステンドグラスが荘厳なクラシックスタイルというか、写実的なものが多い。1£払うと内部の写真撮影が出来るのだが、係の人がいない。待ってもこない。仕方がないので、募金箱にお金を入れて、数枚だけ撮らせてもらう。

次、エジンバラ城へ。
入り口辺りに重機が並んでおり、さながら工事現場のような状況。
補修中?と思ったが、回りを囲むプラスチック椅子を見て理解する。
ミリタリー・タトゥーの観客席の撤去中だ!
ある意味貴重かもしれない。
組まれたイントレをくぐって入城。
遠目から見た時も思ったけど、城っぽさが低い城。館っぽい。個人的にはあんまり。建物の複雑な立ち並び方は好き。

一通り見た後、ホリールード宮殿へと向かう。
歩くはロイヤル・マイル。
店を覗きながら、ぼけーと歩いていたら、ミニシャベルカーが目の前で突然仕切り板にシャベルをぶつけるのでびびる。操縦者に笑われる。罠だ。
あと、道を現地小学生が集団で歩いているのも罠だと思います。男女とも色違いのキルトで非常に可愛い。

さて、ホリールード宮殿。
女王様は帰ってしまったので見学可。
今回の旅行で、実際使われている宮殿を見たのはこれだけだなあ。あとは廃墟。
中はさすがに見ごたえがあったが、イヤホンガイドに合わせて動くと長すぎて疲れ果てる。途中で飛ばしまくった。イヤホンガイドも罠だな。日本語がわざわざ用意されているのも罠だ。
ちなみに一番気に入ったのは、付属していた修道院の廃墟でした。
結局廃墟か。

途中、ベンチで休憩していたら、何も食べていないのに鳩の群れに囲まれたりした。
そういえばこちらのベンチには例外なくプレートがついていて、寄付者の名前とその寄付目的が書いてある。まあ大体RIP。このシステムは良いと思うけど、日本でやると座りにくいか。
《吉原権蔵の思い出に。妻・百合子 南無阿弥陀仏》とか。

この夜は同行者の知人に会う予定だったので、ホテルのロビーで待機していたら、日本人団体の到着に遭遇して、その中にまみれる。
当の知人には急用で会えず、仕方なく夜ご飯に出るも、店が全然開いてない。まだ七時を回ったくらいなのに。……日本の常識で測ってはいけなかった。六時にはほとんどが閉まってしまうのでした。

ちなみにエジンバラ市街にはやたらと銅像が立っているのですが、この時さ迷っている最中に見た銅像の手にはパイナップルがありました。聖女らしき人の手にパイナップル(のたぶん作り物)。
……悪戯か? エジンバラ・フェスティバルの置き土産か? 暗かったので確かめなかったけど。

2006年9月24日(日)

毎日無駄に更新する旅日記/3

三日目/リンリスゴーと世界の車窓から

今日は移動日。
ウェーバリー駅で一旦荷物を預け、カールトンヒルをぶらついた後、リンリスゴーへと向かう。
駅構内で試供品のジュースを配っていたのでもらう。マンゴー&アプリコット味。普通においしい。イギリスでもこうやって試供品をマネキンが配るんだな。

イギリスの列車は改札がなく、アナウンスもほとんどなく、微妙に立派な電車だったので、指定席じゃないよなー、とドキドキしながら乗り込む。平気でした。
ところで、切符の自販機はほとんどがクレジット仕様となり、現金では不便になっている。どこに行ってもそう。特に紙幣は使えない。すっかりカード社会だなあ。突っ込んで引き出すタイプはともかく、呑み込まれるタイプは冷や冷やする。

無事リンリスゴーへ到着。
目的は城です。廃墟だけど。
よたよた歩いてすぐに着く。
ここはどんな場所といえば、燃えた廃墟です。湖もあります。

その燃えっぷりを楽しみつつ、四隅の塔にくまなく登って疲れる。
階段や通路の狭いっぷりが昔の城らしくて好きだ。

側の教会のステンドグラスは現代芸術的な幾何学調の装いで美しい。
余談だけど、トイレに行きたかったので、案内役のおじいさんに(同行者が)聞いたら、内部の人用のを使わせてくれた。
少しながらもちゃんと会話をしていた(同行者が)効果だろう。ありがとう。
通常、一回ぐらいはすごく汚いトイレに当たったりするのだが、今回はその点恵まれていてどこも綺麗だった。汚いトイレって気力を奪うからなあ。

またエジンバラへ帰還。次はヨークへ移動。
帰ってもまだジュースは配っていた。今回はスルーするつもりだったのに、同行者が目を合わせてしまい、またもらう。目を合わせたら寄ってくるのも日本と同じ。鳩みたい。

日本で切符は予約してあり、FastTicketの自販機ですぐ発行。便利。
すでに予約済の席にはレシートのような紙が挟まっていて、それ以外は自由席として着席可能の様子。
少し遅れた以外はトラブルもなく、出発進行。テープもあまり気味だったので、ビデオカメラを窓に固定して、世界の車窓からを撮ることにする。
でも反対側の窓の方が海あり、ダラムの大聖堂ありでサービス旺盛だった。罠だ。

ヨークに到着、ホテルに荷物を置いて、とりあえず市壁を歩いてみる。おお市壁。何度も小説内では書いたけど、初めての市壁。
いや、単なる壁ですけどね。

2006年9月25日(月)

毎日無駄に更新する旅日記/4

四日目/Fountains Abbeyと大嵐

やっぱり空は雨模様。BBCのKeywordもGenerally cloudyなので仕方ない。でも傘がいるほどの雨はほぼなく、止んだり曇ったりという感じ。
ホテルのレストランへ朝食のために降りていくも、七時すぎなのに人っ子一人いない。フロントにも人いない。仕方がないので勝手に食べていたら、徐々に人が来た。
そういえば、かつては全然コーヒーの種類がなかった英国、ここ数年でイタリアンコーヒーの進出すさまじく、どこでもラテやエスプレッソが売っている。ここでもカフェマシンがあって、色々選べた。日本と似たような状況と言えるか。

今日は交通の便が少ない、Fountains Abbeyへ。意地でバス乗り継ぎで行きました。まずYorkからRiponへ。RiponからFountains Abbeyへ。同じ行程を辿る金髪女性二人組と微妙なアイコンタクトで同朋意識を高めつつ辿りつく。アメリカ人らしかったがシャイな様子で、会話は発生せず。


さて、Fountains Abbeyとは何かというと、スタッドリー国立公園内にあるイギリスで一番大きい修道院の廃墟です。そう、廃墟です。毎日廃墟。
でも大きいよ。やっぱり大きい。
公園の向こうにむっくり現れる様子は雰囲気十分。
廃墟オブ廃墟の貫禄。素晴らしい。
(ワンダっぽさ高め)

同行者は、小部屋に入った途端、鳥が一斉に飛び立ってびっくりという、ベタなことをやらかしてました。巣なんだよね。
人もほどほどで堪能。

その後、スタッドリー国立公園を散策。
天候のせいもあってか人いない。
ざくざく歩く。これがイギリスっぽい風景って奴かと堪能。

その後、茶を嗜んだ後、中世シカ公園にてシカを遠目で見物、バス亭へと戻る。迎えにきたのはバスではなくミニバン。……そうだよ、イギリスってこういうところが怖いんだ。たぶん行きと同じ運転手さんが乗れ乗れ言うので乗る。無事リポンに着く。
昔、リーズ城で似たような状況で怖気づいて乗れなかった思い出。

ヨークまでの帰りのバスまでの短い時間に、リポン大聖堂へ。ここはルイス・キャロルの父親の赴任地。白ウサギのモデルと言われている彫刻があるのは知っていたけど「ここだっけ? どうだっけ?」という非常に曖昧な感じで見学したので、見つけられず。グリフォンは見た。
ちなみに町の広場では生活雑貨の市が開かれていて冷やかしもする。今回はこういった市に何度も遭遇した。

ヨークまでのバス。これはミニバンということはなく、普通の路線バス。安心。だが困ったことが一つ。行きは小柄なバスだったのだ。そして、それが二台もすれ違えない道を果敢に進んでいったのだ。帰りはルートが違うのかな?と考えたのは甘かった。そのままだった。豪快だな。枝を折り、羊と牛たまに馬の光景を横目に、途中、幼稚園のお迎えっぽい路上駐車に引っかかりつつ無事ヨークへ。
と思ったら。
ヨーク直前で、突如叩きつけるような雨、雷鳴。イギリスでは珍しい大嵐。到着は駅だったので、ある意味ラッキーなのかも、と止むまで雨宿りをすることにする。白人の女の子がお父さんにしがみついて泣き喚いてたよ。
後日、BBCで倒れた木の映像とかやってたので、結構ひどかったらしい。

何とかやり過ごし、ホテルへ。
また日本人団体の到着に遭遇し、まみれる。そういう星の巡り合わせだろうか。
しかもフロントにまた人がいない。
そういう巡り合わせだな。

2006年9月26日(火)

毎日無駄に更新する旅日記/5

五日目/ヨークとトラブルの侵入

今日はヨーク観光とロンドンへの移動。
珍しく晴天らしいので、同行者の誘いで日の出を見に市壁上へ。残念ながら雲に隠れて日の出は見れず。犬の散歩を見やりつつ歩く。
昨日と違ってほぼ満員に賑わっているホテルのレストランで朝食をとり、市内へ移動。

市内の観光地を大体フォローするヨークパスを入手、また市壁を通勤者に混じってとことこ歩き、まずはヨーク・ミンスターへ。
毎日廃墟と大聖堂。
ここもさすがの広さと壮麗さ。撮影は自由らしい。

観光客に混じって、何やら忙しい雰囲気の人々が。花とか飾っている。何かの準備だろうか? しかも警察が警備の打ち合わせ中。明日辺り偉い人来るんかな。
イヤホンガイドの罠を喰らいつつ地下も見物。イヤホンガイドはスルーしようとしたら「日本人? 持ってけ持ってけ」という雰囲気になったのだった。やはり飛ばしまくる。

大聖堂からBarley Hallやシャンブルズやら、またやってた市など冷やかしながら、Cliffords Towerへ。壁が残っているだけの準廃墟なので中の感想は特になし。見張り塔だった歴史的意義って奴です。
しかしこの写真だととても街中にあるとは思えないなあ。博物館やらヒルトンホテルやらショッピングモールやらに囲まれてるのですよ。

次はYorkshire Castle Museum。再現ジオラマとかが多い。楽しい。でも一つ一つじっくり見る気力がなくなり気味。
次がYorkBoat。わーいボートボート。乗る。
次がYork Dungeon。まあいわゆる歴史的味付けお化け屋敷。ここはコスプレコンパニオンが要所で案内する形式。しかし反応の薄い自分ら。いや、言ってること所々の単語しか分からんし……アングロサクソン関係ないし……。疲れる。London Dungeonの方が気楽に観れて好きだな。拷問展示を気楽に観るのも何ですが。

こうして疲れた我々を最期に待ち受ける罠の数々。
電車に乗ったはいいものの、指定された客車がありませんでした。G号車なのに、FからKへ飛ぶ客車番号。時刻間違いはない。どうやら変更があったらしく、車内カフェの人に聞くと席はB号車らしい。新幹線の二分の一くらいの幅の通路を苦労して通り、B号車へ……が、座ってるよ人が。たぶん勝手に座っているだけなんだろうけど、自分らの切符もG号車表記なだけに交渉の気力失せる。荷物もF号車に置き去りで心配だし。結局、次の駅に着いた時に外を走りぬけ、F号車へ戻り、やっと来た車掌さんに訳を話して席を確保してもらった。疲れ果てた。

ロンドンへ到着。久しぶりのTube。人の雰囲気が違い、都会は怖いなあと思う。前まではロンドン基点にうろうろしていたので気づかなかったが。
ホテルへたどり着くも……ホテルがない。位置は絶対間違いないのにない。
名前が変わっておりましたよ。罠すぎる。
新規お洒落スポットらしきセント・キャサリンズ・ドックをおろおろ歩いた思い出をゲット。「なんか向こうから人がいっぱい来るなー、あースタバだスタバだ」とか思いながら。
部屋は、窓からタワー・ブリッジが見えるロケーション。しかしこれも罠だった! 人が風呂に入っている間に、タワー・ブリッジが跳ね橋上げたのだった。罠だ!
しかし珍しいかと思ったら、特に珍しくなかったらしく、その後飽きるほど見ました。タワー・ブリッジのサイトに時刻表もあるんだね。

あと、よろよろ散歩に出たら、テムズ川沿いに舞台があって無料で芝居を公開している。
その側では何故か日本の写真家の日本風景写真パネル展示が。
どうやらThames Festivalとやらのお祭り中らしい。おやおや。

それにしてもこの辺りは変わりすぎて怖い。
未来都市みたいな前衛的なビルが立ち並んでいる。ヨークから来た自分らにはサイケすぎる光景。

2006年9月27日(水)

毎日無駄に更新する旅日記/6

六日目/The Great river raceとThames Festival

力尽きたのか、ロンドンの写真はほぼなかったため、ビデオからのキャプチャ映像で以後お送りします。画質が悪いのはそのせいです。

朝から開く橋やこれまた周囲が激変したロンドン塔を横目に見つつ、まずリッチモンドへ出発。目的は特になかった。何となく。
ところが、着いて川へと出ると、人が皆集まって川を見てる。何だ?と思っていると、次々ボートが。拍手と歓声。
あれ。ボートレースやってるよ。皆、手に冊子持ってる。大掛かりな奴なのか?
とか思いつつ、しばらく見学。色々な舟があって面白い。メイド船とか。いやほんとに。先頭に乗ってる方は男に見まがうばかりのごつい方でしたが……男だったのかも。漕いでいるのは一応女だったような。


横目で他人の冊子を窺うと、これはThe Great river raceらしい。Greatというからには大掛かりなんだなと納得する。
近くに立ったFarmer's Marketのタルトが美味しそうながら、売り買いの準備がまだ出来ていなかったので買うのは諦めて、キュー・ガーデンへ。

が、わざわざバスに、しかも慌てて乗ったのが間違いだった。
ルートこそ合ってたものの、逆方面だった。
しばらく乗って、おかしいことに気づき、引き返す。何とかキュー・ガーデンへと到着。降りるバス停を焦り、裏口くさい入り口だったが(バスはアナウンスもなければ、バス停にも次のバス停の案内もないため、怖い)。
公園は広すぎて疲れ果てる。しかも出口が分からない。裏口から入ったから。
さんざん放浪したあげく、何とか発見して出る。
ちなみにリスを釣ろうとナッツを持ち歩いていましたが、今はどんぐりの季節、別に人間様のお恵みをいただかなくてもご馳走いっぱいで奴らは見もしませんでした。
知ったこと→ロンドン中心部の公園でないとリスは釣れない。

ホテルに戻ってしばしくたばった後、週末は深夜まで開いているテート・モダンへと赴く。やけに人が多い……と思ったら、その辺りがThames Festivalの大本だった。屋台と芸人たちがうろつく混み合う空間。この日はホテルの近くでもFrenchMarketが出ていて、屋台ばっかり見たな。
必ずフランス風屋台でクレープを売っていたのが印象的。
あまり芸人で目を惹く人はいなかった。パフォーマーならコヴェントガーデンの方がいいな。

テート・モダンの無料部分をぶらぶら見る。テート・ギャラリーから移されたダリのエビ電話と再会。やっぱりダリは好きだな。
そんなことばかりしていたので、疲れ切ってしまい、ホテルでまたくたばる。

2006年9月28日(木)

毎日無駄に更新する旅日記/7(完)

七日目/グリニッジと帰国

帰国日。
空港には早めに着いておいた方がいいので、手早くグリニッジを見に行くことにする。
初めてのドッグランズ鉄道へと乗り込み、出発。TowerHill駅の入り口には、ヨーロッパの国旗類に混じって、唯一アジアで日本の旗が。そういう場面は多く、微妙な気持ちになる。
投下する観光資本の問題だわな。

鉄道の途中の風景は、何というかお台場だ。ゆりかもめだ。
ここは日本ですと言われても疑わない。
先日までのエジンバラやヨークを思い返すと、やっぱり微妙な気持ちになったりもする。
良くも悪くも都会だ。

グリニッジに着いたはいいが時間がない。
しかも同行者と、天文台に行くか行かないかで意思の疎通ができていなかったらしく、余計に時間がない。場所は知らないし、天文台という単語が分からなかったが、丘の上だと覚えていたので、案内板で見当をつけて当たり。それにしても高いところにあるので辛い。
ぱっぱと見て、ロンドン中心部に戻りヒースローへ。
特に問題なく搭乗。
平たいイギリスの大地を見下ろしつつ、別れを告げる。本当に平たすぎるぞ、イギリス。

ちなみに日本に戻ってきて、喫茶店で新作だとお勧めされたケーキを食べてみたら、外側のフィルムがどうやっても剥がれず(接着剤の加減を間違えた様子だ)、何だか無料サービスされたりした。
最後まで色々だった。

まとめ→
Ruins&Catedrals。
前半は安定、後半は良きにしろ悪しきにしろサプライズまみれの旅行だった。
イギリスなら田舎に行け、というのは良く分かったが、しかしロンドンを離れると食べるものが本当にない。今までは言われるほどイギリスで食べ物に不自由しなかったのだけど、それはロンドンだったからなんだな。

長々と続いたが終了。

2006年9月29日(金)

フリー素材として公開

ということで、予告通り、適当に撮った写真をフリー素材として公開します。
フリー素材ページへ

報告不要・配布元明記不要・加工自由、その他何もかんも自由。
真のフリー素材。まあ著作権放棄ですか。
他人様に迷惑かけないかぎりは好きにどうぞ。
でも写真配布で他人様にかける迷惑というものはあるのか……ああ、例えば、うちが適当だからといって、他の素材サイトさんの規約を無視するとかですね。それは駄目です。ちゃんと気概を持っているところと、うちを一緒にしてはいけません。

なお、リサイズ以外加工してないので、微妙に斜めの写真が多かったりしますが、その辺りは各自直してください。
我ながら、何の感情も入ってない単なる風景写しですので、背景にはうるさくないんじゃないかと。
撮影という言葉も使うに値しない。しかし改めて考えると、撮影って良い言葉ですね。そうだよなあ、いかに影を撮るかだよなあ。と感心した後に、いや別に影って陰の意味じゃなくて、「物の形」って意味だなということに気づく。

何だかテンション上がっているのか、無駄に語りたい写真もありますが。
例えば、

ユニコーンをその細部まで作らんでもいいだろうということ以上に、王冠の上にいるきゅうりくん(自分命名)が何者か気になるとか。(後で良く良く考えてみたら、これグリフォンだな。グリフォンだ)


たぶん天使なんだろうけど、どう見ても悪魔にしか見えないとか。


塔の上に伝説の剣が刺さっているように見えなくもないとか(実際はマストを模したものだと思われる)。

そんなくだらないことを。

2006年9月30日(土)

Akiary v.0.51