Writer:Oumi

過去録

質問企画はじめました

ページはこちら
ちなみに八割ぐらい嘘つく予定です。
それも嘘です。

(1:11 追記)
改行を入れた質問がうまく反映されないミスがありましたが、無事修正いたしました。
いただいた質問はきちんと受け取れておりますので、ご安心ください。

2010年2月1日(月)

悪ふざけがすぎた

100問ぐらい重複除いて全部答えてみて、さすがにこれやってると他に何にも出来ないなということに気づいたので、今後は答えやすいのだけ適当に答えていくことになると思います。
何が答えやすいかは謎ですので、スルーされてもお気になさらず。
大体、単に考えていないことを聞かれただけだと思います。

2010年2月3日(水)

何というか

質問企画の回答書いててたまに「何書いてんだこいつ」と我に返る時がある。
あ、メールフォームで質問をいただくことがあるのですが、質問専用フォームからのものでないとご回答いたしかねますので、そちらからお願いいたします。

後はお問い合わせいただいたかもかての自動更新の件について。
ver1.24へのverupが出来ないとのことですが、どうなんだろう、妙なパッチが残ってしまっているのでしょうか。一応さきほど動作確認してみたところ、ver1.00→(自動更新・再起動)→ver1.24→(自動更新・再起動)→ver1.26で出来たのですが。
方法は二つあります。
・1.24を経由しなくてはならないのは自動更新のみなので、DLページがら1.26のパッチを落として手動更新する。この場合、patchフォルダに自動更新分のファイルが残っているとうまく作動しないので、patchフォルダの中のファイルを全消去してからパッチファイルをコピーしてください。
・本体の最新版を落として、savedataフォルダとextra.xp3(これが攻略支援パッチです)をコピーする
どちらかをよろしくお試しください。
また、出来ればお問い合わせの際には連絡先をいただければ直接ご返信できるので助かります。
ここに書いて読んでいただけているかどうか判然としないので。

2010年2月6日(土)

直さないバグについて

そういえば、まず言っておくべきことを忘れてました。
たくさんのご質問をいただき、ありがとうございます。嬉しいです。鋭意答えさせていただきます。
それにしてもまだ一週間か。ページが重くなりすぎやしないだろうか、これ。
しかし今から分けるのも……カテゴリの中でページ分けする上手い仕組みを思いついたらやるということで。

ゲームの方も、いただいたバグなどはその都度直してはいるのですが、verupする区切りがまだ見つからないなといったところ。
で、次のverup時にここで書こうかと思っていたのですが、何だか忘れそうな予感がしたので今のうちに書いておこうと。
ご指摘いただいたけれど、直していない箇所についての弁明。二つ。

まずは「王城・村に対して『●●な人』という表現は変だ」というご指摘。もっともなのですが、分けるの面倒……というのも一つの本音ではありますが、つまるところこの表現は王城・村という「場所」に対してのものではなく、その場所にいる「人々」に対してのものだと解釈してくだされば。つまり、王城の貴族・使用人たち、村の人々に対する印象ということですね。そういうことでよろしくお願いします。

あと一つは、主人公の最終結果について。
特に神殿関係の結果で、城に残ったりランテに隠棲したりした際の矛盾の件。
これは上級職業全般的に言えることなのですが、あくまでこれは「最終結果」であり、篭りが明けた後すぐにその職につく、というものではありません。
いきなり衛士長になったり、大神官長になったりは、常識的に無理です。ですので、そういう場合でも(少し有利といえども)一応平から始めて、人生の最終階梯でその役職についた、という意味になります。
ですから、例えば隠棲の場合は、リリアノ逝去後に神殿に入って大神官長になった、というような経緯が想像できます。
そんな感じでいかがでしょうか。

2010年2月8日(月)

エンド人気投票についてのお詫び

ここ数日、エンド人気投票が繋がらなかった様子で、ご迷惑をおかけいたしました&ご報告ありがとうございました。
先日より無事復旧しております。
原因としては単純なもので、自分のphpプログラムミスかと思われます。詳しく検証してはいないのですが、投票当時はちゃんと動いていたのでそのまま放置していたところ、何かのきっかけで無限ループが始まってしまったようです。二度とそんなことが起こらないように修正いたしました。
閲覧者さん&サーバさんに申し訳ないです。
しかしまあ、最悪ウィルスかDoS攻撃かと思っていたので、これ以上何か起こる訳ではない原因で良かった。
使用し終わった後は、ちゃんと閲覧用に修正しておかなきゃいけないなと反省。未熟なんだから。

2010年2月12日(金)

ハッピーバレンタイン!

の割には何の特別な更新もない我がサイトですが、それに加えて外伝の最終話が始まったと思いきやあんなスタートかましてもはやお詫びのしようもない状態であり、しかし別にわざとこの日にぶつけた訳でもなく前々からそれこそ本体完成前からこの話を書くならこのエピソードから始めるというのは決まっていたことでこの日にぶつかったのもいやそもそもこの日が更新日だったというのも嫌な偶然でしかないということでつまり結局全部タナッセが悪い。
よし、全てが丸く収まった。

という訳で魔の十五歳(性てryとはつまるところ男子中学生状態に他ならないということで大変ですね。本人だけは。

2010年2月14日(日)

しめやかなる死

毎日回答を書いているせいか、こちらをおろそかにしているような気もしないでもないけれど、まあそんなに書くこともないしいいかと思う今日この頃です。

そんな中、以前ここにて触れたベルギーのゲーム会社、Tale of Talesの新作iPhoneアプリ、VanitasをDLしてみたよ。
どんなゲームかというと、iPhoneを箱に見立てて、そのスライドする蓋を開け閉めすると、三つの意味ありげなオブジェクトがごとんと中に入ってくるというものです。それだけです。たまに蓋に象徴的な詩句が引用されているよ。
……ゲーム?
まあ、こういう象徴占い的なものもゲームと訳すのならば。
オブジェクトはかなりの種類があり、指でぐにぐに動かせます。

まあ、それ以上のことはありませんが。ちなみに生魚は入ったことがすぐ分かる。蓋閉めたままでもぴちぴちうるさいから。
このアプリの興味深いところは、「入る」という感触があるところかな。結構生々しくごとん、と鳴る。バイブはしないけど。そして、その一点こそがここの代え難いセンスだと思うのです。

2010年2月17日(水)

こちらにて回答す

重ね重ね、たくさんの質問ありがとうございます。あと一週間強、出来るかぎり答えていきたいと思います。

さて、いただいた質問の中で、答えたいけどどうしようか迷って保留にしている質問が一つありまして。
迷いの理由は誤解を招かないようにまともに答えると長くなりすぎるということです。
なので、例外ながらこちらにて回答しようと思います。こちらを見ていただいてるかは不明ですが、まあそこのところは考えない方向で。

Q:シナリオ制作や世界観構築にあたって影響を受けた書籍などがありましたら教えてください。
A:
まず、かもかてを作成するにあたって、直接的なイメージソースとなったものはないということを述べておきます。いわゆる「こういうゲーム・物語を作りたい」というオマージュ的なお手本がある訳ではないということですね。基本的には、今まで自分の中に蓄積してきたものから少しずつ引っ張り出して作った形となります。そういう意味では、簡単には答えられないものだと思っていただければ幸いです。

それを踏まえて、シナリオ制作については難しいので、いわゆる「中世西洋風ファンタジー」世界を作成するにあたって、参考になりそうな事物をご紹介したいかと思います。

●小説
日本のものも悪くはないですが、海外のファンタジー小説読むと良いです。児童文学じゃないやつ。指輪は必須として、コナンとかザンスとかドラゴンランスとかファファード&グレイマウザーとかその辺り。参考にするというよりは、カルチャーショックを受けるという意味で。どれもこれもすっごく泥臭いというか、端的に言えば愉快に不潔です。これが西洋の中世世界(すなわちあちらのリアルな感触か)と、日本のゲーム的無味無臭世界に慣れていると遠い目になれます。翻訳文体の癖や感覚の違いで読みにくいケースが多いので注意は必要ですが。
そんな中で最近のお勧めを上げると「氷と炎の歌」シリーズですね。10ページに10回レイプされるようなそんなアレな世界でやっぱり公衆衛生もアレな世界ではありますが、登場人物たちが誰も彼も立ってて展開も激しくて大変面白いです。ちなみに、貴方のお気に入りキャラは必ず死ぬと思うよ! あと、まだ完結してないので生殺し状態にされるから気をつけて。
とはいえ、自分はごく最近、ゲームがほぼ完成した頃に読んだので、かもかてについては影響された本とは言えないけど。

●テーブルトークRPG
ゲーム製作カテゴリで質問いただいたので、ゲーム製作者さん寄りな回答にはなりますが、テーブルトークRPGはかじっておいて損はないと思います。実際セッションをやるかどうかは置いておいて。特殊なコミュニティではあるし、メンツ次第で面白さはものすごく変動するものなので、一度プレイしてみてとは安易にお勧めできない。ちなみに自分は旧世代の人間なので、きっと今の演出重視なプレイにはついていけない(卓上ゲーム板を覗いてみたら、PC1〜6とかハンドアウトとかPL経験点とか聞き慣れぬ概念が横行していて驚愕した思い出)。閑話休題。
では、プレイなしで何が得られるかというと、「ゲームにおけるルールというものが、どのように構築されているのか」という裏方の部分がはっきりと見えるからです。
コンピュータゲームはそこのところが目に見えません。「攻撃」コマンドを選んだら、裏でどのような処理がされて成功/失敗が決まるのか、そしてダメージが決まるのかなんてことは、分からない。ADVにおいても「選択肢を選んだら話が分岐」ぐらいは分かっても、例えばシステム的に何かを判定させたい時にどういう判定ルールを作ればうまく運用できるってことは分からない。テーブルトークRPGは、そういう判定ルールを人間が行える形で構築し、バランスをとっています。それもかなりの範囲に適用できる幅広いものを。対人間ゲームですから。
つまり「自分がやりたい仕様を再現するルールの参考書」になりうる訳です。
個性的で尖ったルールもたくさんあるので、そこから既存のコンピュータゲームの再生産に留まらないアイデアをいただくことは可能なはずです。

もうひとつ。魅力的な世界。
いわゆるありがちファンタジー世界(現在世界−科学技術+魔法&剣&モンスター)な舞台もありますが、それよりはかなり癖のある世界が多く、ファンがたくさんつくほど練り込まれた世界も珍しくはありません。というか、「世界設定読むの大好き」という人には宝の山ですよ、本当。何しろゲームに必要だから、魔法モンスター神話地理生活習慣etc.が詳しく詳しく解説されているのですから。
個人的にお気に入りの世界は、カルト(信仰)が全ての生活を決める、そしてエルフは野菜グローランサ(ルーンクエスト他)、日本製ながらも非常に幻想的なハイファンタジーの趣を持つユルセルーム(ローズ・トゥ・ロードシリーズ)辺りでしょうか。他にも東洋的世界なブルーフォレストや魔法ロボ・ワースブレイド、変わり種だけどTORGもいい。蓬莱学園はバイブル。パラノイアはコンピュータ様。
今思えば、もっとルールブック揃えておけば良かったなあ。買い逃したものがたくさんあるよ。Fローズとか深淵とかその他たくさん。高価だから仕方がないとはいえ、入手できるうちに確保しておくべきだったか。とか思いつつ、ふらふらと本屋に足を向けた自分の手には、いつの間にか「クトゥルフ神話TRPG」が。これがSANチェック失敗時の一時的狂気の実例で……ああ! 窓に! 窓に!

●専門書
基本的に歴史民俗の人(西洋中世→日本民俗の変遷)なので、興味を惹かれた専門書は読みあさってます。ある程度のリアルさが欲しいなら、やはり現実世界から取ってくるのが一番ですし、洋の東西問わずに「決まった形」というのは存在するので、それを押さえておくと生活習慣などはぐっと本物ぽくなります。
以下、自分が読んできた中で、読みやすめなものをご紹介。

阿部謹也「中世の窓から」
基本の阿部先生。著作集も出てるので、見つけやすいかと。ただ、文庫も出ていて一番手に入りやすい1巻(ハーメルンの笛吹き男/中世の星の下で)の範囲は、個人的にはいまいち読みやすくないと思うので、これを。オイレンシュピーゲル絡みの話も面白いです。

石井美樹子「中世の食卓から」
食べ物をざっと抑えたいならこれで。エッセイですし、読みやすく分かりやすいです。

オットー・ボルスト「中世ヨーロッパ生活誌」
これはかなりのお勧めですが、入手困難な上に上記二つより読みにくいです。図書館などで見かけたら是非。
他の本が洩らしているようなことを、かなり拾ってくれている印象です。

あとは世界全体の俯瞰のために、フレイザー「金枝篇」やエリアーデ「聖と俗」あたりは一読しておくと良いです。


以上、駆け足で全然紹介したりてないのですが、きりがないのでこの辺りで。
あー、書いていて、テーブルトークRPGの愉快な世界紹介とかしたいなあという心がむくむく湧いてきました。
本当、ゲーム製作者にとって金脈なのですよ。かのRuinaもやっていることはごくスタンダードな部分の流用だしなあ(作者さんが改造ルールで使用してたのSWだったし)。

2010年2月21日(日)

風邪引き中

明日は更新できないかもしれないので、今日更新しておきます。

それにしてもうっかり雑文の更新機会を逃して、一週間経ってしまうところでした。
危ない危ない。
引き続きテーブルトーク関係のくだ巻きか、好きな小説(国内篇)の話でもしようかと思っていたのですが、今日も時間が足りないので、予告的な感じで。
遅ればせながら海堂尊のバチスタシリーズを読んだので(メディカル・エンターテイメントシリーズって言うらしいけど)、それを端緒に何をもって「書く」かって感じのそういう適当な話を。
古田日出男とか森見登美彦とか恩田陸とか池上永一とか出てくるかもしれないし出てこないかもしれない。

そういえば、森見登美彦の「四畳半神話大系」はもうすぐアニメ化でしたっけ。もう始まってるのかな。どんな感じになるのかな、と思い描いてみたら、どうにも押井守風しか浮かばない我が想像力の貧困さ。

2010年2月27日(土)

Akiary v.0.51