過去録
世代
そういや人体の構成要素だけど、あれを知ったのはハガレンって人がやっぱり今は多いんだろか。授業とか科学館とかな人もいるだろうけど。
自分はドラえもんです。たぶんそれなりに仲間はいるだろう。
ハガレンは話が話なのでさらっと台詞で流されてるけど、ドラえもんは材料集めのパートが面白いんだよなあ。石けんとか鉛筆とか、人間って小学生が集められるほど単純なもので出来てるんだなと子ども心に深く印象に残ったものです。
ちなみにその回のタイトルは「人間製造機」というまんまな奴なので、興味があったら是非どうぞ。
本当に何でこんな道具を購入したんだ、ドラえもんさんよ。
2013年7月4日(木)
蒸気特売
ご無沙汰しています。
近頃は特に大して何かやっている訳でもなく、Steamのセールが始まったので、未入手の定番品を買い込んで順番にやっていこうかなと思っているところですが、そのセールで昨日。
前から惹かれていた手術シム「Surgeon Simulator 2013」が売りに出されていました。$3.39。
いやまあいくら60%OFFとはいえ、どう考えてもクソゲと分かっているものを買うのはね−、そのうちフリー配布とかされそうだしねー、と考えているうちに、気が迷って買いました。暑いからね。
さあ、患者の臓物を投げ捨てるか。
どんなゲームかは、検索してみるといいと思うよ。
とりあえず超絶難しいらしい。
製品ぺージのデモムービーが、デッキにビデオテープを入れるところから始まるんだけど、そこですらすんなりと挿入口に入れれてなかったからね。……ある意味誠実なデモムービーだけど……。
そういえば、「デンシャ」のVectorレビューは今日の夜辺りに載るんじゃないかな。分からないけど。
2013年7月19日(金)
有頂天早雲さん
アニメ「有頂天家族」の三話もおわり、さらに先が楽しみになってきたところですが、つい最近原作を再読して、ある人物のことがますます気になってきたんだよなあ。
誰かというと早雲さん。
以下、「有頂天家族」の大きなネタバレはないけど、作中で匂わされる親世代の関係などに触れていくので、嫌な人は読まない。
彼のしたことは擁護のしようもないからこそ、その心情が気になる。
兄弟の断絶の主因は疑いようもなく、四兄弟母(以下、母)を巡る恋の鞘当てで、母は曇りなく総一郎が好きだったんだろうし、総一郎も弟に恨まれても構わないほどには、母のことを愛してたんだろう。少しだけ載った二部は読んでないので、この辺りが掘り下げられたのかは分からない。話が続けば必ず触れられる部分のはず。
それで気になるのは、海星の許嫁問題だ。
「父の深い考え」で流されたけど、早雲の立場から考えるとこれはかなり難しい。どうして元々承諾したのかという問題だ。早雲からしてみれば、母を盗られた上に、一人娘までにっくき総一郎の息子にくれてやることになる。逆に自分の息子に母の娘を輿入れさせるというのなら、願ったりだろうけど。
それに、嫁ぎ先が三男というのもおかしい。長男に嫁がせるのなら、下鴨に再び影響力を及ぼすという意味で自尊心も満たされるだろうに。
以上踏まえて、可能性はどちらかじゃないかなと思う。
1.嫌だったが、兄の威光&娘の希望に逆らえなかった
2.生まれる前からの約束だった
1は、総一郎が海星の希望を汲んで提案を持ちかけたのだろう。後に矢二郎に相談を持ちかけられた総一郎はさぞ焦っただろうなあ。事件がその相談の後というのもきなくさい。何か古傷に触れるやり取りがあったかも。
2は、二人がたぶん同い年だろうから、お互いの奥さんが妊娠中に「生まれたのが男女だったら結婚させるか」みたいな軽いノリだったとか。早雲にしてみれば、母の娘を期待したものの結果は、という感じ。
さて、実際はどうなのか。続編で触れられるかなあ。
しかし母は弁天と同じぐらいモテモテだなあ。って教授かぶってるじゃないか。
そういえば、深くツッコむところじゃないけど、ここの狸は基本一子なんだろか……。たくさん産まないの。
2013年7月22日(月)
デンシャの他言語への翻訳について
デンシャの他言語への翻訳の申し出について、ちょっと書いておきます。
近頃そういう流れがフリーゲーム界隈にあるのは知っていましたが、わざわざ予め注意書きも自意識過剰かなと保留しておいたものの、既に数件お申し出をいただいてお断りしているので。
同じようにその都度お断りするつもりでしたけど、現在の状況からして数が増えたら辛いから一応ここで方針だけは表明しておきます。
基本的には他言語に翻訳するつもりはありません。
多くの言葉遊び(掛詞など)を含んでいること、日本の近現代史をメインに据えていること、などから、他言語に翻訳して広めることが必ずしも最良のこととは思えないからです。
翻訳される方の能力とかそういう問題以前の話で。
そこが表現したいところではないので、政治思想などについては、作品から慎重に取り除きました。それでも人は、自分の読みたいものをそこから読み取るものです。
あけすけに言ってしまえば、表現してもいないことで責められるのは避けたいのです。大方の人はそんなことはしないでしょうが、母数が増えればどうしてもそういう人が出現するのは世の真理です。その際、日本語でも面倒くさいのに、慣れない外国語でのやり取りとか絶対したくありません。
なので、もしお話を受けるとすれば、万一そういった事態が発生した時に矢面に立つ仕組みが存在している場合だけだと思います。そして、そんなところから話は来ないだろうと確信している。
そんな考え方なので、そこのところどうぞよろしくお願いします。
2013年7月26日(金)
王者舘以外の元ネタとか
何度も言ってるような気がしますが、「デンシャ」は王者舘の表面的なオマージュに過ぎないので、本家は100倍ぐらいすごいですよ。
そんな訳で本公演も近づいてきたので、何となくTwitterで王者舘を検索してみたところ、岸田メルさんの呟きが引っかかって笑った。名古屋人だもんなー。サブカル界隈でそっち方面の友人がいれば、まあ観たことあるよね。
そして、他の方の数日前の呟きで、まだ脚本一ページも出来ていないらしいという、通常運行であることを知る。
それは置いておいて、デンシャにおいて王者舘以外で影響を受けた作品とかについて触れてみる。とはいっても、どっちも王者舘界隈なんだけど。
まず、南方貿易という設定になった原因のひとつが、維新派の20世紀三部作#3です。
正確な題名は「〈彼〉と旅をする20世紀三部作#3 台湾の、灰色の牛が背伸びをしたとき」。下のが公式動画(何で維新派の公式動画はぷつっと途切れるんだろう)。
瀬戸内芸術祭2010「維新派 犬島公演2010」
犬島で観たかったよなー。三部作はどれも好きだけど、これが一番好きかな。
人形劇「ミス・タナカ」も南方の真珠貿易の話だったな。
あと、題名からして、これを連想した方もいるかな。
たまの「電車かもしれない」。
知久寿焼「電車かもしれない」/ミュージック・エア FEASTONE #5 ※7/28 動画追加
直接なんかが関係している訳ではないけど、頭の片隅には流れてました。
さすがにたまが出演していた頃の王者舘は観てない人です。
2013年7月27日(土)
小劇場の歩き方 1
さて、こちらの思惑通り「ちょっとお芝居見てみたいなー」と思ってしまったが、どうにも小劇場なんて怪しそうで二の足を踏んでいる貴方に送る簡単な観劇ガイド。
これで貴方も小劇場マスター(にならない方が人生にはいい気はするが)。
■そもそも小劇場って何?
そもそも「小劇場」という単語を初めて聞いた方も多そうだ。
音楽にクラシックやロックや民謡があるように、演劇にも分類がある訳なのですが、実は演目の中身で分類されている訳ではないです。
簡単に言えば、商業演劇(宝塚やら四季やら松竹やら)でなければ、小劇場です。大体。まあ劇団単位で公演しているところ。他に一応、新劇とか大衆演劇とかあるけど。
大きさはあまり関係なく、何百人も入れる立派なホールでやろうが小劇場。
とはいえ、大体が50〜200人ぐらいの、小さな劇場でやってます。
そしてぶっちゃけた話、まあ小さいところは観客も身内まみれだったり、サブカルゾンビめいたものがうろついていたりして居心地悪かったりしますが、気にしない! 別に何の危険もないので。
客席が三人だった時はさすがにきびしかったけど……芝居の内容は面白かったけど……。
ともかく、無事劇場に入れるところまで、ここで一通りの流れをお教えします。
■チケットの取り方
本当はこの前に「どうやって見る芝居を決めるか」という難問が入りますが、今回は「見たい芝居は決まっている」のを前提にそこはすっ飛ばします。
さて、チケットの入手方法です。これは大体二つ。
1.各種プレイガイド(e+やぴあ)で購入
2.劇団に直接予約
1は該当ページで調べてください。コンビニで発券できますが、手数料が色々かかります。そして、全ての劇団が1を実施している訳ではありません。
そこで2。こっちは普通手数料もかからないです。今だと劇団のサイトがあるだろうし、そこにチケットフォームも用意されていることが多いです(※)。そこで必要事項を入力して予約します。事前に振り込み&チケット郵送のところもありますが、大体が「当日精算」の扱いになると思います。
これでチケットの確保は終了です。
もしくは「予約なしで当日券をとる」というのもありです。よっぽど人気のところでない限りは、大体当日券は出ます。
ちなみに王者舘は微妙なラインです。いつも満員ですが、よっぽど定員オーバーにならない限りは何とか入れてくれようとはするから。ぎゅうぎゅう詰めて。
さて、とりあえずここまでが公演日までにやっておくこと。
次は公演当日の手順にいきます。
(※)今でこそ手軽にフォーム予約とかできますが、昔はチラシに書かれている誰のものだかよく分からない個人宅もしくは個人携帯に時間を気にしながら電話して、予約をお願いしなくちゃならない敷居の高さがあったもんです。事務所なんて大抵の劇団は持ってないので。当日、本当に予約が入ってるかどうかも怪しいものだったなー。
2013年7月30日(火)
デンシャについて幾つか
「小劇場の歩き方」書いてたら4ぐらいまで必要だったので、さっさと続けて更新しようかと思ったのですが、ちょっと「デンシャ」についてお知らせしたいことが出来たので、先にそっちを。
まず、前に書いた通り、他言語への翻訳依頼は全てお断りしています。
どうやら英語版が配布されているようですが、つまり無許可の代物です。
そういうのに手間かけたくないので放置しますが、公認も黙認もしていません。という態度だけは表明しておきます。
次に、Macでもプレイしたいという声があったので、先日サービスインしたばかりの
共有ゲームサイト Plicy [プリシー]
を試してみました。
結果、初っぱなからバグでまともに動かなかったので諦めました。
難しいことは何もしてないんだけど、文字表示すらコモンとデータベース使用の変則仕様だからなー。
オープニングのあそこまで行き着く前に止めたんだけど、たぶん処理落ちするような気もするし。
ということで、Macの方はエミュとかで頑張ってください。何とかなる。
最後に、ついでだから「デンシャ」というゲームの構造について。
前に「オシチヤ」のチュートリアル部分について書きましたが、「デンシャ」というゲームはちょっと構造が違います。何が違うかというと、「ルールを説明する」のではなく、「世界のルールを発見してもらう」ことが前半の目的だからです。
想定プレイ時間はそれを前提としているので、最初の手探り状態があらかじめ解消されていると、大幅に縮小されると思われます。
まあ、そんな感じ。
それにしてもホラーじゃないってあれだけ書いてもまだホラーと言われる。
プレイしているだけの方は別に良いんだけども(その人の感じ方だし)、配信している人はダウンロードページもreadmeも何も全くチェックせずにやってるんだなー。
2013年7月31日(水)