グラドネーラ事典
[自然]


グラドネーラにおける雨は、局地的に発生した雨雲が降らせるものであり、アネキウスの恵みとして捉えられている。

【関連】 アネキウス

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グラドネーラを取り囲む水の総称。
魔の領域にして死の象徴であり、ここより先に出ることは禁忌とされている。
従って、この世界における漁業は川や湖のみで行われる。

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聖山

ホリーラ最南西端、リタント最南東端に位置する、グラドネーラで最も高い山。
かつてアネキウスがその山頂から天へ戻ったとされ、最大の聖地と目される。巡礼の最終目的地。
ホリーラ最古の神殿があり、リーラスの大神殿とは格の問題で反目しあっている。
リタントにおいても、古神殿と呼ばれるダリューラ時代より続く神殿があり、王権を牽制していたが、神官家系出身の王が続いたために最近は取り込まれ気味である。

【関連】 ホリーラ リタント 神殿

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大森林

ホリーラ中央部にその座を占める広大な森。これによってホリーラは半ば分断されている。
人々に恵みをもたらしてくれる存在である一方、その奥には魔物が棲んでおり、侵入すればただではすまないとの噂がまことしやかに囁かれている。
実際、大森林中央部を縦断する道は敷かれた試しがなく、人々は周辺部に集落を作って暮らしている。

【関連】 ホリーラ ムディカ=トゥカ村

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太陽

アネキウスの化身にして恵みをもたらす聖なる存在。
グラドネーラの上方中央に位置し、そこから動くことはなく、光の強さだけが変化する。

【関連】 アネキウス

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夜に入り、太陽の光が弱まった状態を指す。
正確に訳するなら「夜の太陽」とするのが正しいが、便宜上月と称することにする。
約六十日周期でわずかに光の色を変え、その六色(白緑青赤黄黒)が月・週を表す言葉の元となっている。

【関連】 太陽

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熱地

ホリーラ中央東部に位置する不毛の土地。
温暖な気候を保つ他の土地と違い、高温で雨も降らず、地面は砂漠化している。
かつてここで火の魔物とアネキウスが戦った跡だとされている。
その伝承のため、住みにくい土地にも関わらず、聖山・王都に続く三番目の格の神殿が建てられている。

【関連】 ホリーラ サレッタ

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魔の草原

聖山山脈を越えた先に広がる、呪われた土地。魔物が跳梁跋扈し、足を踏み入れた者は生きて帰らないとされる。
かつて、その向こうには魔法使いの治める魔法王国テラーソーが存在していたが、神の怒りによって滅ぼされた。その時の魔法王が死ぬ間際に呼び出した魔物が棲みついたのだと伝えられており、アネキウスの加護のために、魔物たちは草原から北へは出てこれないともされている。

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